- 2015/8 キューバ旅行記(24) バラデロ(Varadero)到着、地元の方の親切を受けつつレンタカーも返却っと -



いやぁ来ちゃいましたねぇ、われわれにあまりにもお似合いな本格リゾートにっ!(苦笑)。



バラデロまでは約90kmちょいしかありません。このルノー車ともラストランというわけですが、思えば瀕死の一歩手前まで追い込んだわけなのによく頑張ったね。というわけでしんみりというわけではないですがじんわりと走ります。こういう光景もごく普通に見てきましたが、今日でおしまいかぁ。



これ、1頭の馬で引く重量としては相当重いと思います。草の重さをなめちゃいけないです。頑張れ馬くん。

そんなわけでバラデロにはすぐに着いちゃったわけですが、いきなり道が幅広になり、広い中央分離帯や信号は出てくるわで一気に「ここはどこ?」的な感覚に。車も増えてきたし、最後の最後で事故など起こさぬよう気持ちを引き締めました。



ただ、スマホのGPSナビは宿の住所や電話番号で目的地を検索しているわけでもないので「最後は自分の判断」です。おまけに当たり前ですが初めての場所なので「え、ここ曲がれって?」と勢いあまって手前を曲がってしまいとんでもないところに入り込んだりもします(左上画像は「なぜか本来進行すべき橋梁の下をくぐっているフルーエンス号」だったりします)。

で、このあとは完全に迷いました。まずは歩道を歩いていたおばさまに、英語は通じないだろうと思いつつも「地図はあるんだし」というわけでいろいろ聞いてみました。しかしどうも要領を得ない‥といったタイミングですぐ前の家から上半身マッパーのおじさまが「何だどうした?」と出てきてくれました。

さいわいこの方は英語OKだったので「あーあそこを左折して、ええっと右折なのね」と何となく理解はできましたが、「こいつはあぶなっかしいか?」とお思いになったのか?





おかげさまで無事到着できたわけです。というわけで「ちょっと待っていて下さい、道はわかりましたのでお宅までお送りします」と申し上げたわけですが‥



ひゃー、何と神様っ!(激感謝)。

そんなわけでこの日のカサパルティクラルにチェックイン!といきたいところですが、そうは問屋が卸さないのがずどどんキューバはっぱふみふみなのでありました。宿の方(若奥さん?)が出てきておっしゃるには‥



い、いや、それに対して何も苦言を呈すつもりなどございません。というか状況的には間違いなくその方がありがたいです!というわけで若奥さんにご同乗を願いそちらのカサへと向かいました。すぐ近くだったわけなのですが‥





そんなわけでこちらでお世話になることに。エアコンも静かなやつだしちゃんと冷蔵庫もあるし(TVはないけれどどうせ見たってわからないので)、これぞ結果オーライってやつですね(笑)。ということで、ここまでの流れを車載カメラで見ていただきましょう。



無事チェックインを完了したあとは、いよいよフルーエンス号のラストランでレンタカー会社のオフィスへと向かいます。あれーどこなんだと若干迷いつつ「あ、あそこにあった!」と、最後はおしんこどんのアナログ案内で到着しました。



ということで無事レンタカー返却です。何だか名残惜しいなぁフルーエンス号!ちなみに今回のレンタカー走行距離は‥



約1800kmでした。借り出し時にトリップメーターをリセットしていなかったので(やり方がわからなかった=そんな作りなんだよなぁルノーって≒その意味で外車は面倒くさいし意味なき自己満足ステータスで大背伸びしてローンで買うこともないでしょう@おっと話がそれた)、とにかく上記走行距離は最初に記録したメーター表示から計算しただけなのですが、まぁそこそこ走ったかなぁと思います。

レンタカーオフィスから宿までは2kmくらいなので2人で歩いて帰ることに。途中の旅行会社で「明日の移動に関する情報」を聞いてみたのですが、かえって地元系のダイヤグラムは全然把握していなかったことがかえって斬新でした(苦笑)。まぁ何とかなるでしょ。

しかし何ともならないのがこの日のクソ暑さです。毎日がこの暑さなのですが、何だかこの日は特に暑いような‥



ということで途中にあったカフェ(エアコン付き)でひと休み。しかしやっぱり冷たいものが飲みたいよねというわけで、いつもの通りモヒートとフローズンダイキリを注文です。あ、お昼ごはんまだだったというわけでホットサンドも注文。



ここでじんわりとくつろいだ上で再びカサ・パルティクラルへと戻ります。



屋根付きバス停後方の壁には、いろいろな廃品を利用したバスのオブジェ?が(左上画像マウスオン)。こういう遊び心、なかなかです。宿の近くまでやってくると、広い庭を持つ中華料理店「来来」がありました。さすが観光地だなぁ。そのほかにもあちこちにレストランがあり、バラデロで食事難民になることはまずありません(お金さえあればね)。

このあとは、バラデロ到着時にわざわざ車に乗り込んでカサまで案内して下さり、帰りは自ら歩いて帰ったあのおじさまにお礼を言いに行くことに(ついでに、「どなたかにお世話になる機会があれば差し上げよう」と持ってきたいくつかの品をお渡ししようと考えました。もうキューバも終盤戦だしねぇ=持って帰るのも意味がないし)。



家はすぐにわかりましたがあいにく外出中とのこと。まぁ、モノをお渡ししておけば家人の方が「さっきチーノの夫婦がこれどうぞって持ってきたよ」と伝達して下さるだろうと。食べきれなかった日本のお菓子もありましたが、家の中には子どもの姿も見えたのでちょうどよかったかな(食べたらちゃんと歯を磨くんだよ!)。

なお、このお宅の隣家の木陰には、先ほど最初に道を聞いた女性が座っていました。Gracias!」と声をかけるとすぐにわかってもらえ、「これ、今収穫したばかりだから持っていきなさい」と、グァバの実をいただいちゃいました。これがまた美味しかった!



近隣のホテル前にはキューバのカーレンタル大手「CUBACAR」のオフィスがありました。レンタルスクーターがホテル前に並んでいましたが、しまったこれを借りるというのも1つの手だったか?

いや、でもバイクなんぞはいつでも乗れるんです(特にスクーターはちょっと苦手だし=本音)。それに‥



というわけで、「海まで歩いて」いくことにしました。貧乏くさいように思えますがすぐ近くなんです。というわけでその詳細は次ページにて。

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