－ 2015/8 キューバ旅行記(34) 出国後のトロント@カナダ編(5) 帰り道で買い物をしたりしながらのんびり。そしていよいよ帰国－



こういう遊び心のあるオブジェが日本には少ないんですよね。変に抽象化するばかりが能じゃないと思うのですが。
さて球場を出たあとは再びユニオン駅へと戻るわけですが、球場周辺はまだまだ人並みでごった返しており、中にはドラムセットを持ち込んでパフォーマンスに励む人も。


いやぁ、これはこれでいい感じですねぇ。日本だと公道＝当局、敷地内＝管理者の許可うんたらがそれぞれ厳しすぎるんですよね。しかもチップ云々が絡むととたんに「収益事業に該当しますので」とさらにハードルが高くなるし。それは同時に、道行く人＝一部市民とやらの意識が「苦笑系高すぎ」であることの証左でもあります。個人主義の根がないところにその理念だけを持ち込んでも独善にしかならないというわけですね。

さてユニオン駅に戻り、ここからは寄り道しながら宿まで歩いて戻りましょう。お金を払えば現地通信網WiFiも利用し放題ですが、ここはケチってキューバと同じくGPSナビでね。だってもう明日帰るし。



そんなわけでまずは駅からそこそこ近いところにあるイートンセンター（Eaton Centre）へ。いわゆるショッピングモールなのですが、ここにはおしんこどん御用達のヨガのお店「lelelemon」があるもので訪問したわけです（右上画像マウスオン）。バンクーバーでもそうだったなぁ（その時のページはこちら）。ただしTakemaは基本的にヒマなんですが（一応見て回りましたが惹かれるお店はなし。こういうモールにアウトドアショップって入店していないんですよね、こういうお店のような＝MEC）.

おしんこどんはお気に入りの品を購入。この日は日曜日ゆえスーパーも早々閉店してしまうので（しかも郊外じゃなくてダウンタウンなのでミニスーパーしかない）、とりあえずデリカ系で買えるものを買って宿へ。で、食べたわけですが‥その味はともかくとして、


というわけで飲みに行きました(笑）。数軒先の大通り沿いにパブがあるのはわかってましたし。


デカンタのワインをいただきました。週末ゆえ車の通りも少なく、でもたまに路面電車が通ったりするわけで旅情はなかなかです。明日は帰っちゃうわけだしなぁ。というわけでおやすみなさい。


明けて翌朝の天気予報、この日もトロントの予想最高気温は32度！この日は日本ではすでにお盆明けの8/16ですから、ある意味「夏の最後のあだ花days」だったのかと。そう考えればロジャースタジアムでの野球観戦は「年間を通してベスト」の感じだったのかな。


さて朝ごはん。テーブル上のパンや果物はフリーですし準備や清掃も行き届いているのですが、何だかこのお宿はビジネスホテルみたいで面白くなかったなぁ、結局宿の管理者さんの「顔」が見えなかったので。それならある意味バックパッカーズのほうが感覚的によかったのかな。とにかくこちらの「B&B」のイメージはイギリスやNZのそれとは全然違いました。


チェックアウト、前日と同じく地下鉄経由でユニオン駅へ。何でこんなにと思うほどガラガラの電車。さてユニオン駅からトロント空港へ向かいます。


昨日下見に来ていたこともあって迷うことなくUPエキスプレスのホームへ。切符もカードで購入し、見れば発車まであと3分！というわけで急いで列車の先頭を撮影しに行きましたが‥


あれま残念、ガラス越しにしか撮れませんでした。安全上の問題というよりも冬の寒さ対策なのでしょう。列車はガラガラ、まだ開業2ヶ月であまり知られていないからなのか、それともお値段が高いから？（C$27.50/人）。

でも荷物置き場は広いですし、各席にコンセントは付いているし、それに車内には無料WiFiの電波も飛んでるし、なかなか悪くないよなぁと。


空港までは途中2駅停車で25分です。で、ここで車両番号のあたりをよく見ると（右上画像マウスオン）、おおーっ、日本車じゃありませんか！外国の各車両メーカーをおしのけてここには日本製車両が入り込めたというわけですね。よーし何より（笑）。


右手に競馬場を見ながら（残念ながらビール工場はなかった）進み、やがて新規開通部分へと進みますが‥何だかあんまり速くないのが気になるところ。これで所定のスピードなのかなぁ？まぁそんなわけでピアソン国際空港ターミナルへと到着です。


さてここで最後の「一服」（右上画像マウスオン）。また12時間以上吸えなくなりますからね。チェックインを済ませ出国手続きを終えて搭乗ロビーへ。お店はいくつもあるんですがあんまりそそられる店もなく、やや時間もてあまし気味‥なのですが、


出ましたピアソン空港の太っ腹！左上画像にあるように、搭乗客はロビーに設置されているiPadを無料で使っていいのです！しかも個人情報等の登録も一切不要ですし、数もふんだんにありますから混んでいて使えないこともなさそうです。

ついでに、空港内にはフリーWiFiの電波が飛んでいますから個人のスマホも使い放題。iPadのあるテーブルにはコンセントもふんだんにありますから充電だってやり放題（右上画像マウスオン）。このあたりは日本の空港もとことん見習ってほしいところです。

何だか小腹が空いたので近くの売店で巻き寿司（左上画像マウスオン）を購入しておしんこどんとシェアしましたが、いやぁホントにカナダの「SUSHI」レベルは高くなったなぁ。


そして機内へ。往路と同じく例の「足もと広々エコノミー」です。この快適さを知っちゃったら、もう長距離線はこういう席じゃないと我慢できなくなるのかも（笑）。まぁ席を確保できなきゃしょうがないんですけれどね。


このフライトのアテンダントさん（女性）も大変うれしい接客で、最初にワインを「2本下さい」と言ったらおしんこどんまで2本配給になりました（笑）。その後も「ワインの追加は？」と声をかけてくれるありがたさ、はい、たくさんいただきました（苦笑）。


コーヒーを頼むと「こちらのリキュールを入れると美味しいですよ」とサーブしてくれるし、うーんやっぱりエアカナダはいいなぁ（昔は結構ひどかったけど）。あ、夜食のカップラーメンですが、なぜかおしんこどんが啜っておりました。

そんなわけで無事帰国。最後にトロントで観光した関係で何だかキューバ色が薄れてしまったような気もしますがそれはそれ。いずれにせよ内容の濃い旅でありました。それこそ少しスペイン語を勉強して「南米」を目指すというのもありなのかな？（大笑）。
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