- 2019夏、ジョージア編(20) トビリシの硫黄泉に浸かり、ジョージア料理タンノーのあと駅へ - トビリシは温泉首都でもあります。建物の上部には「SULFUR BATH」の文字が。 |
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さてジップライン終点は植物園内にあり、ここからは植物園内を歩いていくことになるのですが、何と途中に思いがけず「日本庭園」があってびっくり。 |
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説明書きを見るに、なるほど日本とジョージアの友好のあかしとして云々はわかりますが、まさかの1970年大阪エキスポファンドとは!さらにはさりげなく「and JTI」とありますが、ロゴデザインを見るに、これは間違いなくJTインターナショナルでしょう。自分は現在も喫煙者ですが、これまで払ってきたタバコ代の数千万分の一くらいはこの庭園整備費用に回ったのかも知れません(笑)。となれば中を見学させてもらってもバチは当たるまい(笑)。 |
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うーむ、要塞及び教会と鳥居、さらには左上画像のてんこ盛りはおそらく富士山をイメージしたものなのでしょう、かつての要塞の裏側に神域が‥何だかシュールだ(笑)。なおジップライン利用者は植物園内に着地ゆえ訪問無料ですが(多分料金に入園料も含まれていると思われます)、植物園入場料は4ラリのようです(1ラリは訪問当時40円弱見当)。 |
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さすが植物園地内、小笹も植えられていました。しかしこれ、どんどん地下茎を延ばしていくので要注意ですよ。 |
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この植物園をじっくり見てみたい気もしましたが(植物には全然詳しくないですが案外好きです)、渡辺さんを待たせるわけにもいかないので園内のメインロードを下っていきます。す、すると? |
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いったいあの方々はどういう‥しかも、あの方々が歩いてきたのは上り坂で、かなり手前からずっと登ってきたはずなのに‥歌声の息が切れてない?不思議でした。でも何だかほのぼのしました。 |
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この界隈はアルメニアやアゼルバイジャン出身の方々が多く住んでおられるそうです。もちろん自分としては全くわかりませんが、渡辺さんが話しかけていたのはアルメニア語で?というわけで生ジュース絞りたてをいただきました(購入ね)。 |
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このお宅のブドウの木にかける情熱、自分たちも見習わねば。わが家にも巨峰の鉢植えがあるんで。 |
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さて再びシャルワさんと合流し、いざ向かうのは「温泉」です!ジョージアの首都トビリシには温泉(単純硫黄泉系)があちこちに湧き出ておりまして、そもそも「トリビシ」という名前からして現地語の「あたたかい」に由来しているのだそうな。間違いなく温泉由来の都市名なのです! |
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いいですイイデス、是非ともですしそのほうが嬉しい!というわけで、キエフ通りにある「キエフ温泉(通称)」へ! |
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普通の公衆浴場なのですが、外観は劇場と見まごうばかりの立派さです。 |
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料金は10リラから40リラ。400円から1600円というところでしょうか。しっかりカード払いもできるというのはいいですねぇ。そしてこれは大浴場ではなく個室(家族)風呂の料金なのです!そして階段を下りていく‥ということは! |
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という「温泉の法則」ともばっちりフィットするではありませんか!これは期待できます。そもそもトビリシ各所の湯は硫黄泉ということだし。そしていざお風呂へ。 |
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まるでため湯のようにも見えますが、右側からの常時排湯がありしっかりかけ流しです。透明湯なのですが、浴槽内投入湯口手前にフィルターがあり(青いやつです)、おそらく各室給湯の手前にもあると思われる大型フィルターと合わせてこの透明湯をキープしていると思われます。それでもその「結界」を通り抜けた黒い湯花が僅かに漂っておりました。 |
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お隣には源泉シャワーもありしっかり硫黄臭、これはもうサイコーです! 浴槽直入の源泉ゆえ、湯温はご覧のとおりまさに適温! 外のバルブからだとご覧の温度。ベストの湯温ですね。各室はそこそこ空いていたようです。 |
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ところでわれわれが湯室に向かう時に上がってきた東洋人がお一人。向こうから「こんにちは」と声を掛けて下さったので「はいどうも」とお返事申し上げたわけですが、このときはまさかこのあと夕食をご一緒することになるとは思ってもみませんでしたよ(大笑)。というわけで、トリビシのキエフ温泉(地元民用の浴場ですがたぶん一番料金が高い浴室?)の浴槽動画です。 |
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いやぁ、当然ながら気持ちよかったわぁ。ほんわか香る硫黄臭♪ |
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さて約1h後に湯から上がってみると、渡辺さんと先ほどの日本人の方(以下Fさんと記載します)が談笑中。聞けば「○○の歩き方」の取材ライターとしてお越しなのだとか。 |
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日本の銭湯との大きな違いは湯上がりにビールやワインも楽しめるところ。もちろんジュースもね。 実によきかなキエフ温泉浴場。安価な温泉もっと安価な個室浴場も見た感じかなりいい感じでした。 |
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湯上がりにわれわれもビールをいただきつつ4人で談笑しばし。で、そのまま夕ごはんレストランになだれ込むことに。ジョージア最後の食事なので、もちろんジョージア料理をいただきますよ。 |
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ワイン発祥の地といわれるジョージアだからというわけでもないですが、いやぁ今回はホントによく飲んだなぁワイン(この時は人数が増えたこともありピッチャーおかわりも。とにかく安くて美味しいので)。ちなみにFさんは単独で取材していることもあり料理写真があまり多く撮れず(自分で食べる分だけですからねえ)、ここぞとばかりに撮影なさっておりました。 |
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しかし、もっと頼んだはずなのに、自分が撮った料理画像はこの2枚きりでしたが。 |
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Fさんからは昨今の出版不況にまつわるお話を伺いました。ガイド本って、もはやホテル情報などを書いても誰も読まないので必然的に食べ物やお土産情報に内容をシフトさせざるを得ないこと(出版予定のジョージア編もシリーズ本編ではなく女性をターゲットとした別シリーズの予定なのだとか)、また取材ライターの不足も顕著で、Fさん(偶然ですが私と同い年でした)の跡を継ぐ世代がいないことなど。 |
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ありがとうございました。ホントに安全運転でした(たぶん自分のほうが荒い運転かと)。 |
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さて、アルメニアの首都エレバンまでは国際夜行列車で向かいます。トビリシ-エレバンは通年運行ですが、夏期はトビリシから黒海沿岸の保養地バトゥミまで延長運行されており、ゆえにわれわれもバトゥミからやってくる列車を待っての乗車となります。 |
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とりあえずザックを置いて待機。ちなみにどちらも30年以上使い込んでいる「歴戦の勇士」です。 |
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駅は人が集まるため何かと物騒な場所でもあるわけですが、警察の方々もいて(でも丸腰っぽい?)アブナイ雰囲気はありませんでした。。発着情報を記した電光掲示板、ジョージア語表記だとご覧のようにお手上げですが、ちゃんと英語表記モードもあるので安心です。われわれが乗る列車は22:16発ですが、時間通り来るかな-(来ました)。 |
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ちなみにジョージア国内の鉄道網はそこそこ各方面に張り巡らされています。かつての貨物(鉱石)輸送の関係もあるのでしょうし、軍事的な側面(兵站や物資の輸送)も関係しているのかも知れません。列車が到着すると、相当数のお客さんが乗り降りしていました。利用率も高そうです(夏のバカンス時期だったことも関係するかも?)。 |
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停車中の電気機関車は二連で、力がありそうです。デザインはソビエト的無骨さあり。 |
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さて間もなくやってくる列車で深夜の国境越えとなりますが、この続きは次ページにて。まさかまさかの出入国トラブルって?(汗)。なお次ページからはアルメニア編となります(短いですが)。 |
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