(あまり意味はありませんが上ロゴマウスオンで英語表記に変わります)

− 2013 カムチャッカ旅行記その6 「ユーラシア大陸最大の間欠泉地帯」ゲイゼル渓谷へはヘリコプターで! −



カムチャッカ最初の訪問地にはいきなりヘリで向かうのであります。しかしここに至るまでがね(以下後述)。

さて翌朝は9:00朝食で9:30出発とのことですが、ターニャさんは毎日自宅から出勤してくるので朝食はわれわれが勝手に食べればいいと考えて8:30過ぎに朝食会場@ホテルのレストランへ。ホテルの規模を考えればずいぶん狭いんですが、まぁ何とかなっていたみたい?

夕朝食付きのお客はわれわれのような外国人しかいないらしく、圧倒的多数を占めるロシア人の皆さんはメニューを見て頼んでました。うーん自分たちもそっちの方がと思うものの、ロシア語のメニューしかないんで実質的に無理なんです。このことは特に夕食時に「もっといろんなもん食べたいなー」というフラストレーションに移行したわけですが、この時はまだそのことに気付いていませんでした(笑)。


なおこの朝だけは、ウェイトレスさんもわれわれが個人ツアー客であることに気付いていなかったわけでメニューから選べました。とはいえ「この3つから選んでね」というわけですが、読めないのでロシアンルーレット状態(苦笑)。しかし厚切りハムorイクラ、そしてパンケーキまたは目玉焼きというわけで、これはヨカッタなぁ!ちなみに目玉焼きにはカニ肉が入れられていてGood!まずは美味しくいただきました。

で、部屋に戻り、そういえば昨日撮り忘れたお山の画像をパチリ。カムチャッカ富士の1つであるビリュチンスキー山(2173m)はアバチャ湾を挟んだ向こう側にあり、数日後にはその山麓にも向かう予定なのであります。

で、出発前準備&トイレタイムなのですが、ここPカムチャッキー市内のホテルには(アバチャホテルだけじゃなくてね)、あるローカルルールがあるんです。それは‥

ま、それ自体は日本の山小屋と同じシステムですからそれほど抵抗感がありません。ただしこちらは当然水洗トイレですから「たぶん排水管が細いんだろうな」という理解だったわけですが、あとでターニャさんに聞くとどうやら集合住宅では紙も普通に流せるらしい?なのになぜホテルだけ?

他のホテルに泊まらなかったので比較できないところが残念ではありますが、このアバチャホテルは室内等のリフォームをしてあるとはいえ建築時期はかなり古いようなのでそのせいなのか?でもターニャさんは「市内のホテルはみんなそうです」と言っていたような気がしますし。

ただそれだけならともかくとして、一番気になったのは「室内のゴミ箱はトイレ内のその1個しかない」ということでした。分別という発想がないのか全てのゴミをそこに捨てざるを得ないわけで、これには抵抗感があったなー。ペットボトルも缶も‥われわれはそれらを部屋の隅に集積させておきましたが、当然ルームキーパーの方はそれを同じ廃棄物として処理していたはずですし。うーん(掛詞)。

ハイこの話はこのあたりでおしまいということにして、いよいよ準備万端でロビーに降りていくとターニャさんが待機中。そのまま車に乗り込んで‥ターニャさん「はいそれでは今日は間欠泉の谷に向かいます」。ん?ええ?

まだホテル敷地内を走り始めたばかりの車を止めてもらい「どうしよう」としばし思案。その結果「今日のわれわれの装備はある種過剰ではあるけれど、そのためにかえって不足品はない」というわけでそのまま行くことにしました。あとでスケジュール表を調べてみたら、何箇所か行程にズレがあり、さらに最後の一日は「オプショナル」というわけで計画が何も入っていないことが判明。(株)カムチャッカ開発さん、話が違うよ!(苦笑)。

でもまぁそれは何とかすることにして、えぇっと、とにかくこの日は「間欠泉の谷=ゲイゼル渓谷」に向かうことになったのでした。しかしここを訪問するか否かについてはかなり迷ったんです。というのもメールでの打ち合わせ途中にこんなやりとりがあったんです。(株)カムチャッカ開発のご担当者いわく‥

ええっと!(大困笑)。US$1100って、この時のレートでほぼピッタシ「じゅういちまんえん」、2人ですから「にじゅうにまんえん」ですよね!しかも日帰りでこんなツアーってアリですか?聞けば「ヘリ片道で1時間25分くらいかかる距離にある」というらしく、ただしヘリ運航の費用を考えたらボッタクられているというわけではないのでしょう。でもこの料金たるや!

ちなみにネット上の記録によると7-8年前はもっとはるかに安かったみたい。となると‥料金をつり上げたのはインツーリストなのかヘリ会社なのか?(たぶんあそこなんだろうなー(謎笑))。

そんなわけでおしんこどんと家族会議。しかしおしんこどんの「もう次に来る機会がなさそうだったら行っていいんじゃないの?」という発言にTakemaの心は決まり、そしてこの日を迎えたわけなのです。

そんなわけで定時に出発、空港のあるエリゾボ市郊外のヘリポートには存外に早く到着することとなり、しばし退屈な待ち時間。混乗ゆえ他のお客さんが全員到着するのを待つことになったわけです。



退屈なので駐車場の車をチェック。この三菱デリカには旅行中何度もお世話になりました。



洋物かと思ったピックアップトラックも。泥よけカバーには「宝塚市」の文字が。盛岡市の標章も。7-8台の全てが日本の中古車でした。



ちなみに白樺(含ダケカンバ)の実であるブルンキ(右上画像)を材料として作るウォッカもあるんだとか。いずれにせよキツそう(笑)。



そんなわけでターニャさんと3人で記念写真。あれ、Takemaより背が高い?(今気付いた)。

さてそうこうしているうちに、ようやく後続のツアー客@複数も到着したようです。ちなみにターニャさんはヘリに乗らず(他のツアーガイドも同様)、ここからはこのヘリツアーガイドのマルガリータさんにバトンタッチとなりました。ちなみにこの日のお客は総勢22名、そのうちロシア語を解さないのはわれわれのみということで「まず他の皆さんにロシア語で説明したあと、お2人に英語で説明することになります」とのこと。なんの問題もないですよ!

ようやく最初のゲートが開き、ずいずいと進んでいくとヘリポートへのゲートが。ここでターニャさんとはしばしお別れです。ただしここでのパスポート及びチケットのチェックはなく(そもそもチケットも渡されてないし)、このゲートにはあまり意味はない?(でもちゃんと係員さんがいるところがロシアだなぁと)。

そんなわけで何機も停まっているヘリポートを進み、われわれが乗り込むヘリは‥たぶんロシア空軍から払い下げられた機材でしょうか(両上画像マウスオン)。実はロシアはヘリコプターに関してかなり先進的で大量に機材を開発投入しており、その古くなった機材が民間に払い下げられているというのです。

ということは機長以下の皆さんももともと軍で‥しかしそのことを聞けそうなタイミングにマルガリータさんがいなかったので‥あ、でも英語でトライしてみるべきだった!(東西冷戦時カムチャッカは最前線だったはずなので英語教育も軍としては間違いなくやっていたはず)。

まぁそれはともかくとしていよいよ出発です。

ヘリポートからしばらくはエリゾボ市を眺めつつ上昇することになります。その時の機内は右上画像のような感じでありまして、われわれは一番遅くに乗り込んだこともあり席は最後尾でした。この日は22人のお客(乗員及びガイド除く)ということで、最後尾は悲しいなぁという感じだったわけなのです。しかし!



ホントの最後尾はこんな感じでしたし、足元にはしっかり隙間が(笑)。ただし実際の席は右上画像マウスオン、ここにいきなり僥倖が!



詳しくいえば、最後尾の両サイド丸窓のみ開閉可能な造りになっていて、最初向かいの家族連れの旦那さんが開け始めたので「あー、気持ちはわかるけれどそりゃいけないんじゃないの?しかもすでに飛んでるんだし」と思っていたら、Takemaの隣に座っていた若者が開け始めようと(笑)。はいはいそりゃやっぱりもちろん手伝いましたよ(笑)。でもそれを見ていたマルガリータさんは‥止めない?(出発前に「飛び立ったら席を立たないでください」と言っていたはずなのに)。

そんなわけで、この最後部の両窓だけがオープンに。ということで「窓の外に手を出して」の撮影もちょこっとしましたよ。



向かいの席でも、1つだけ丸窓が上がってますよね。あ、それはともかくたぶん右上画像の湖も噴火口だったのかなと。



そんなわけで気持ちよくゲイゼル渓谷のヘリポートに到着です!そんなわけでここまでのルートを動画にてご覧下さい。


長いですがやっぱりヘリはすごい!動画の真ん中あたりで火山の上を周回。

そんなわけでヘリを降りて立派な施設へ。どうもロシアのイメージとはぴったり来ないおしゃれな造りなんですが、内部をちらりと見た限りでは「細部の造りはやや荒いな」という感じでもありました(笑)。ではこのあと、このゲイゼル渓谷を探訪いたしましょう。すごいな&ちくしょーっ!(苦笑)。
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