(あまり意味はありませんが上ロゴマウスオンで英語表記に変わります)

− 2013 カムチャッカ旅行記その24 カイニラン村で投げ縄&お昼ごはん −



コリャークスキー山とカイニラン村の牧場。さっきまで曇りでしたが気がつけば晴れてたのさ!(上画像マウスオン)。

さてテントの外から出てみたら上画像のようにとてつもない快晴になってました。カムチャッカの天気変化ってどうなってるの?(基本的に海洋性気候だとは思うのですが、ちょっと内陸にいくと全然読めません。高山もあるしね)。

で、先ほどまで説明をしてくれていた男性が外に出るやいなや‥



こちらの村(といっても1軒だけですが)は少なくともこの時期は「観光村」と思われるので、これは見学ツアー定番の流れなのでしょう(もっとも、観光をメインとした商売っ気は全然ありません。そもそもお土産を売ろうという気配すらありませんでしたし)。

えー、でもですね、わたくしTakemaは子どもの頃から鉄棒とか球技とかが結構苦手の「体育大嫌い少年」だったんですよ。要は下手くそ。でも持久力はそこそこあったのか高3の受験勉強云々により体力的にだらけた時期でも1500m走では4分台で走り、体育の先生をして「お前を見直した」と言わしめた記憶があります(というか、それまでの体育では全部だらけてましたから)。

しかし勝手気ままな自慢はここまで。今この時のタスクはまさに「投げ縄=テクニカルタスク」なんですよね。何だか全然うまく飛ばなくて恥かきそうだなーと思っていたわけなんですが‥



そんなわけでまずはお手本から。ほほーウマイですね。え、このあと有無をいわさず一式を渡されちゃったぞ‥





そんなわけでTakemaの投げ縄は‥何と、目標物であるトナカイの角に一発でストライーク!(自分でも驚いた)。いやホントなんですよ、左上が投げた瞬間の画像で、へっぴり腰というか腰を全然使ってないのがバレバレなんですが結果オーライということで!

さてそうなるともうこれは余裕でおしんこどんの投げ縄を見学できます(現金)。で、いまあらためて右上画像を見て大笑いしたのですが、おしんこどんが投げる瞬間‥



残念ながらおしんこどんの縄ループはトナカイ角をゲットできませんでしたが、まぁこういうこともあるでしょう(うふふ優越感)



このあとは屋外でもちょこっと踊りを披露してくださったのですが、この時になぜだか動画を撮っていなかったというのは今となってはかなり残念です。

で、このあとはいよいよこの村でランチとなったわけですが、その前に食堂棟の裏手にある池の畔に造られたテラス見学。あーここ、何だかいいです癒やされます(右上画像マウスオン)。水辺なのに蚊も少なく(ただし皆無というわけではない)、カムチャッカの蚊は「今年は裏作」なのでしょうかと思うほどでした(笑)。



さてそんなわけでランチです。村の訪問前には「トナカイ肉のステーキとかだったら嬉しいなウフフ」と結構期待していたのですが、最初に橇の引き犬のところで「この犬たちはカムチャッカ生まれですから肉ではなく鮭を与えています」という文言を聞いたところで「むむ、ということはもしかしてもしかするのか?」と「とある予感」が頭をよぎったのですが‥


(右上画像マウスオンでスープ画像に変わります)

ひぇーやっぱり!もうそろそろ勘弁してくださいモードです(もう笑うしかない)。拙ページをご覧いただいている皆さま、いつかカムチャッカに行かれる際にもし一定のリクエストが可能であるならば食事のバリエーションについて「あまり鮭ばかりにならないよう」お願いしてみるのも手かも知れません(日本発の団体ツアーの場合は難しいかも知れませんが)。あと、全体的に薄味なので小分けミニパックの醤油を持参すると重宝すると思います。カムチャッカの方々、あの薄塩で厳しい冬を乗り切れるのか?(あ、ウォッカがあるのか(笑))。



食事後庭先をうろうろしていたらゴマフアザラシの皮が干されているのを発見。なぜわかったかというと最初に裏側から見たからです(左上画像マウスオン)。

で、右上画像を見るとまだ脂が残っています。「ここを早くこそぎ落とせば仕事も早いんじゃないか?」と思ったりもしますが、ここにはカムチャッカなりのやり方があるんでしょうね。この日は太陽が出てきたので油脂も溶けてますがこんな日はそうそうないはず、いったいいつまで干す目論見なのでしょう?(何だか「ちゃんと乾くまでですよー」と簡単に言われそうな気がしますが)。

あ、もちろんお約束の目出し画像はおしんこどんです。こちらが何を言わずとも自ら歩み進んでここで目を出す、それが彼女の基本ポリシーなのであります(笑)。でもね、そろそろ疲れてきたみたいなところも(大笑)。



このあとは裏の沢に。しっかりイワナがうろうろ泳いでます。嗚呼これの塩焼きも食べたいなぁと思いつつ‥でもやっぱりお肉が恋しい今日この頃だったりしたのでありました。そう考えるに、日本人の食生活はあまりにもワールドワイドなのでありますね(それがいいかどうかはともかくとして)。



すっかりいいお天気の中、花や犬とたわむれるおしんこどん‥ん?放し飼いの犬がいるって?みんなつながれていたのに?

実はこの犬は「主人に何かあったときにその危急を周囲の人に知らせる」連絡役として育てられているそうなのです。だからわれわれがここに来た最初から(ご主人たる女性とともに)われわれと行動を共にしていたわけです。

で、いよいよ最後にこの村を離れるときになって記念写真をというときに、この犬が「あまりにもハマった芸」を披露してくれました!それは‥





いや間違いなく犬ですって。実は偶然その後ろに木の枝が立てられていて、それとピンポイントどんぴしゃだったというわけです。それにしてもかなりいい絵だこと(自画自賛)。



こんな感じですおわかりですね、それにしてもいいお天気で気持ちいいっ!



そして最後はこのお犬さまが駐車場までわれわれを誘導してくれました。団体で来る場合と印象は違うと思いますが、われわれだけで訪問したカイニラン村はなかなかよかったです。

このあとPカムまで戻る道沿いで、何とか撮りたいと思っていた「スイカの直売所」を撮影成功(右上画像マウスオン)。でもカムチャッカでスイカが実るはずもなく、このスイカの多くはCIS諸国の1つであるベラルーシ共和国などから空輸されているのだとか。でもカムチャッカの人たちにとっては「短い夏を実感できる貴重なフルーツ」なんでしょうね。だから露天売りの商売が成り立っているわけですから。




宿に戻って夕ごはん。ハイ予想通り上中央画像のメインディッシュはしっかり鮭でした。もう当分食べたくないぞ‥シャケ(笑)。

そんなわけで次ページでいよいよ帰国します!(笑)。
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