- 2017夏 キルギス旅行編 その17 つかの間のカラコルまったり -



こちらではまだご健在のレーニン像。あ、新郎新婦さんおめでとうございます♪



さてカラコルまで戻ってきました。まだ日は高いのですが、カラコルの観光は明日の午前中にまとめてあるのでこの日は到着後フリーとなるわけです(だから旧サナトリウムに云々‥)。

というわけで商店に立ち寄りお宿のんびり用ビールを購入し(左上画像マウスオンで店内画像に変わります。ご覧のとおり商品は豊富)、インフォメーションでカラコル周辺の地図を(おみやげとして)購入しましたが、ここではなぜか使い古しの地図を売りつけられましたよ。まぁ実用上問題ない(=キルギス出国後はほぼ使わない)ので気にしないというか、おしんこどんに指摘されるまで気づいてもいなかったTakemaですが(苦笑)。でもインフォメーションのあり方としてはダメダメですよね。促猛省。

その上で、3日前にも泊まっていたカラコルの宿へ。あれ、あれれ?








(もう煙草と灰皿を置いてますね。なお右上画像マウスオンで乾杯画像に変わります)。

道路側の部屋ということもあり展望も良く、モスクの塔も見えていましたっけ(左上画像マウスオン)。ははぁ、前回は団体さんが宿泊していたので部屋の余裕がなかったけれど、この日は余裕あり&一応二度目のお客さんということでグレードアップしてくれたのかな?

さてしばしくつろぎましたが、まだ夕ごはんまでには時間もあるしということで宿周辺をお散歩しようということに(でもなぜかモスクへ行こうという発想にはならなかったのが不思議)。



最初は普通の歩道を(あまり整備されてはいない)、そして途中からは歩きやすさのこともあり両側にそれぞれ一方通行の車道を持つ、いわゆる「参道」的な歩道を進んでいきます。治安についてはまったく問題なしという感じで子ども連れの家族ものんびり寛いでおりました。

キルギスの西部(ウズベキスタンと国境を接しているエリア)はISほかイスラム原理主義勢力がうろうろしているとかいうことで、外務省からの公式云々には「渡航はやめてください(渡航中止勧告=レベル3)」という、高めの警戒情報が発令されています。ちなみにその上のレベル4は「退避してください。渡航は止めてください(退避勧告)」です(こちらはキルギスには発令されていません)。

しかしその根拠は直接的には「2010年のキルギス系住民とウズベク系住民の間で銃撃戦を伴う衝突でナニです」という、今となってはもう遙かに古い事件に基づく情報発令です。



この点に関しては「外務省が『国益と国民の安全』をどう考えているのか」「日本と関係国との関係をどう忖度して安全情報を発令しているのか」の現実がとってもよくわかって悲しいくらいです。なお、今回われわれは西部地域には入域していません。また今回訪問したビシュケクやナリン州、イシククル州などに発令されている安全情報は「十分注意してください(レベル1)」でありました。一方で、実際にはるか最近にテロが起きてしまったアメリカにもフランスにも2017/11現在危険情報は発令されていないのです。



左上画像は現地の高校だったと思いますが、土曜日の夕方近くなので門も閉じられ人の気配はありません。そういえばずっと以前、仕事でタイの高校を訪れたことがありましたが、学生のバイタリティというかパワーに圧倒されたことがありました。あの時の高校生たちも、もう今は社会の一線で中堅どころに近い年齢になっているはず。タイが経済発展するはずだよなぁと。ここキルギスの学生もそうであると思います!(ちなみにジャミラさんも現役大学生だしね♪)。

で、宿の近くまで戻ってきたところでザックさんの車がやってきましたんで、そのままどうもどうもと乗り込んでこの日夕食のレストランへと向かいます。





土曜の夜とはいえまだ18:00なので先客さんの姿はなし。というか18:00ってまだ夕方前ですしね(でもこの日で旅行9日目であり、キルギス入国日に比べれば明らかに日の入り時刻が早まっていることも感じました。その昔の北海道の夏ツーリング中にも感じたことですが。あ、北海道の場合はお盆明けから小中学生の2学期が始まるので、登下校する生徒たちの姿に「夏の終わりに感じるもののあはれ」の感覚のほうが強かったですが(笑))。



さて、せっかくなのでジョージア産(あ、ついこの前まではグルジアでしたね)の白ワインをボトルで注文。900ソム(≒1450円くらい)だったので高いといえば高いのですが、アルティン・アラシャンは当然ながらやや粗食系でしたのでねぇ(「ワインは食事じゃなくて飲み物だろ!」というツッコミは甘んじつつも受容せず無視&排除します)。なお右上画像マウスオンで50代も半ばにさしかかりつつある中年夫婦画像に変わります。

でもまぁ、さすがに高級料理店ということか!



左上画像のチーズスープ、チーズ大好きおしんこどんは「超うまい、ジャミラさんも超美味しいと言っていた」と感想を述べておりました!(笑)。自分はチーズ系ってそんなにガルル系でもないので、最近の表現で言えば「普通に美味しい」というところ(つまりは美味しかった)ですが。ジャミラさんはキルギス人ゆえチーズの味覚には長けていると思うので、間違いなく絶品だったと思われます。

で、右上画像(マウスオンでオープン画像に変わります)、お肉♪、お肉♪♪、お肉のゴージャス鉄板焼き♪♪♪これですよこれ!少食男子を自認するTakemaですが、がっつり系のお肉を少しだけ食べるのは大好きなのです!

ちなみにスープと焼肉、それにパンとボトルワイン、税&サービス料が加算されて1582ソム≒2530円とそこそこのお値段!しかしワインを除けば1人500円ちょいなので十分安いと思うことにしました(ワインは必要経費なので=意味不明)。



食事を終えて外に出てきたのは19:30過ぎ。ちょうど夕刻、日没近くでした。



なぜだかピンポイントで雨が降っている場所もありましたが、この日も終了です。

そんなわけでこの日も終了。明日からはイシククル湖の南岸を西進することとなります。あ、このページだけずいぶん短くなっちゃったのはご愛敬。大丈夫、次のページは十分読み応えあるものに仕上げてあります!‥つまりは無駄に長いです(苦笑)。

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