− 明けて翌日、まずは朝の市場めぐりから −

今日からはいよいよシェンクアン県を回ることになります。でもジャール平原への出発は9:00なのでゆっくり朝食を食べ、そのあと部屋に戻ってTVをつけてみると‥



うーん、あまりにもここシェンクワン県都ポーンサワンと雰囲気の違う光景がTV画面に映し出されております。あー共同浴場、むっちゃ気持ちよさそうではないですか!うらやましいと思うと同時に、このあとの行程に温泉が2つあるんだぞと思うと「負けてなるか!」という気持ちにもならないでもないですが、無意味な勝ち負けにこだわってもしょうがないですね?(笑)。

まだまだ9時までには時間があるので、徒歩圏内というかかなり近い場所にある市場へ行ってみることにしました。というか市場見学は必須事項です!(ただしここポーンサワンの場合他に行くところがないともいうんですが)。

まずは市場周りからぐるりと歩いてみると、建物の周りの道路のところどころに露店の野菜売りさんが徐々に店を開きつつある状況。市場の内部も含め、ここはそんなにスタートが早くないみたいですね。この日の夕方近くに再訪したら「お店もお客も盛況」でしたからね。

それにしてもこの時期(12月末=冬)だったからかお店の品揃えはイマイチというか、いやそういう言い方は変ですね、品揃えはたくさんあるんだけれど、たとえば右上画像のように菜の花が売られていたりして、「やっぱりここは東南アジアでも北のほうなんだなぁ」と思わせられます。ちなみにビエンチャンよりも標高が1000m近く高いので、緯度に換算すると実際よりもっと北にイメージしてもいいと思われます。

さ、市場に到着。何か変わったものはないかなと、ひそかにエログロナンセンス系の出品を期待しつつ市場内を歩いていきます。でも長袖の上にフリースを羽織ってちょうどいいような冬の時期ゆえ、たぶん「巣ごと売っている蜂の子などはないだろうなぁ」と思いつつ。



うーん、まだ早いからか活気もあまりないですね。でもね。

それでも出品の品を一つ一つ眺めていくと、シーズンオフとはいえまがりなりにもありますねうふふのトキメキややグロ系!



両画像ともマウスオンすると拡大します。左はともかく右画像はもしかして?


「うーん、まだ生きてるのね」

何とか脱走しようとしている輩も見られますね。でも寒いからか動きは鈍いです。

Wmv形式、665KB、16秒

ちなみに魚も売っていましたが、あとで聞いた話によると「魚の多くはメコン川だかナムグムダム湖で獲れたものを運んでくるから新鮮ではないので美味しくない」ということでした。確かにこのあたりには大きな川がありませんからそれもなるほどと思うのですが、市場の一角には生きた魚も多く売られていました。あれはまさか生け簀付きトラックで運んできたもの?(笑)。いやいや、たぶん近くのため池か何かで養殖したものでしょう。



ちゃんとエアも送り込まれており、鮮度の維持には気を遣ってます。

さてお肉売り場ではもちろん豚肉も牛肉も売られていましたが、何だかちょっと哀愁を感じたのがニワトリくんでした。丸裸にされたトリさんのトサカだけが妙にワンポイント的に自己主張しているようで何だかもの悲しいような切なくなるような‥

そういえば、鳥インフルエンザのパンデミック(大流行)の可能性が噂される昨今、お店によっては「鳥料理メニューを休止しているのかな?」と思われることもありましたが、やはり結構敏感になっているのは確かなようです。この日の午後には警告の看板も見たりしたわけですが、それについてはまた後ろのほうでご報告いたしましょ。

市場から帰ってきてもまだ多少時間があったので宿の周辺を散策。裏の通りは未舗装の赤土路で、ものすごく懐かしい?ように思えるのんびり感が漂います。と、そばにあった高校では朝礼らしく音楽(たぶん国歌?)とともにラオス国旗が掲揚されていましたが、そんな中にもバラバラと生徒が登校してくるんですね。遅刻というわけでもなさそうですし、どういうシステムになっているんだろう?



高校生はバイク通学が許可されているようです。男女を問わず乗ってます。

そうこうしているうちにようやく時間となりました。今日はジャール平原の壺&ムアンクーンあたりを回ります。
[戻る] [次へ]