− その5 ゴビ探訪第一弾、モルツォグ砂丘へ(2) −
白人の団体さんがラクダツアーに出発したあと、残ったご家族の中でも「甘えん坊将軍」は何とも楽しそうでした!(下のスライド、ボタンをクリックしてお楽しみ下さい)。
ところでこの少年の眼のあたり、朝青龍にとてもよく似ていません?横綱朝青龍関はウランバートル出身ということですが(本当の生まれた場所は別らしいですけれど、すくなくともこの南ゴビウヌム県ではないです)、この少年にしてこの似た顔、もしかして朝青龍はモンゴル男性の基本的特徴をとてもよく表しているのかもしれません。
なお、モンゴルでは「末子相続」が基本だそうです。こちらのご一家には男の子の赤ちゃんもいましたから、ということはこの子はいずれ家を出て行く立場にあるわけですね。うーむ、君もこれから大変なんだね。まだ先の話だけど。
モンゴル編 動画ライブラリー(8・9) |
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というわけで、意味なくおきまりのポーズを取るTakema。
さて、砂丘の下の方に目をやると、そこにはウマでもラクダでもない、あえていうなれば「鉄馬」が鎮座しておりました。
「SHANYANG」。中国製の150ccまだ新しいバイクのようです。珍しいので近寄ってしげしげと眺めることにしました。今考えてみると、モンゴルで見たバイクといえば圧倒的にロシア製とおぼしきオレンジ色のものばかりでしたから、これは結構希少車といえるのかもしれません。ここは観光客が来る場所ですから、ちょっと懐に余裕がある所以なのかな?
しかし、よぉっく見ていくうちに「??」と思える表示を発見。左上写真にマウスオンしてもらえばわかります。「中日合作」?「山洋摩托」?「日本君島株式会社」?
念のため日本・中国・香港・台湾版のYahooで「日本君島株式会社」をそれぞれ検索してみましたが、それらしい会社は全くヒットしませんでした。「山洋摩托」では中国のサイトにちらりとその名が見えましたが、なぜか「Photoshop」絡みのサイトだったのはなぜだろう?
いずれにせよ、出自はともかくバイクはバイクです。となると乗ってみたくなるのは当然のこと。しかも‥
というさもしい欲求も満足させられるわけですから!(大笑)。
ふっふっふ、君には負けないのだよ(低レベルの争いですな)。
モンゴル編 動画ライブラリー(10・11) |
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時間にして10分もありませんでしたが、これで一応「モンゴルをバイクで走った」というのも限りなくウソに近い真実となりました(何のこっちゃ)。まぁそれはともかくとしてこのバイク、乗った感じはといえば‥
地面は固くしまった土の上に砂が数cmほど乗っている状態で、まぁそのせいもあるのでしょうが、一番の原因はここ数年の自分が重量系バイクにしか乗っていなかったというところにあったのかなと思います。いきなりカブに近いバイクに乗ったら、あまりにも勝手が違うのでそりゃ最初は恐いよなぁということで一件落着ということにしておきましょ。
こちらはドライバーのシャガさん。カメラを向けたらしっかりピースサインで応えてくれましたと。
さてこのあとは、先ほどの少年のご一家のゲル(すぐ近くにある)にうかがいます。