[海外うろうろ編へ]



− 驚きの大地、安定の大地、そしてときめきの大地 −




広い広い草原。地平線を眺めつつほぅっとため息ひとつ。よぉっし、意味なくアルヒでも飲むか(笑)。


(2005年7月25日-8月8日)

ひろぉい広いモンゴル。そのモンゴルを限られた日程でいかにあちこち巡りまわるかと、一応足かけ3年に及ぶ調査研究の末?今夏ようやく実行に移すことが出来ました。いやぁやっぱり広いやぁというのが実感。と同時に「あんまり早回りせずもっとのんびりするべきだったかなぁ」という、至極当然な感想も抱いたりしております(最初から気づけって)。というわけで、とりあえず始まり始まりっと。

本編製作前に作った予告編です。
中身は大してありませんが(笑)、断片的な内容はつかんでいただけるように、いつもにもまして画像の枚数を増やしました。かといって何がわかるわけでもありませんが、とりあえずはこちらをご覧いただき中途半端な予備知識として下さいませ(笑)。

モンゴル行き決定までのいきさつ
モンゴル。気になってはいたのですがついつい東南アジア方面ばかりに目が向いていたことへの懺悔録ページとお考え下さい。
まずはウランバートルへ
大相撲名古屋場所千秋楽の翌日、何とモンゴル航空には朝青龍以下モンゴル出身力士が乗り合わせたのでありました(写真はなしね)。到着は深夜。翌朝ちょっくら散歩をしていると‥おお、これはやらずばなるまい系のマシン発見!もちろんのっけから動画あり。
一気に南ゴビへと快適移動!
ウランバートルから空路南ゴビへ。UB国際空港、しっかり舗装された滑走路があるのにわれらがヒコーキはなぜだかダート滑走路から離陸。しばし空の旅を楽しんだ後に着陸したのは‥予想通りゴビど真ん中のダート滑走路!動画あり。
モルツォグ砂丘を目指す!
宿泊地であるツーリストキャンプにてしばし休息&お昼ご飯の後は、近いとはいってもダート片道55kmのモルツォグ砂丘へと向かいます。唸るロシアンジープエンジン、跳ね回る車内のわれわれっ!いやぁモンゴル旅行も楽じゃない(笑)。動画あり。
モルツォグ砂丘にてのんびり
モルツォグ砂丘にてモンゴル少年のおふざけぶりをチェックのあと、Takemaがほんの10分弱だけゴビの大地をバイクで駆けるっ!いわずと知れた動画あり。
ゲル訪問後、キャンプでまったり
ラクダ遊牧一族のゲルにおじゃまして子供たちとたわむれるおしんこどん&すごぉく酸っぱいラクダ牛乳ヨーグルトに目が点になるTakema。これぞ南ゴビ!をタンノーしたあと、再びキャンプに戻ってビールでまったり。
あれま結局ラクダに乗っちゃった
大平原を移動する家畜の群れを眺めながらちびちびやる芋焼酎はウマウマ。しかしその安楽を脅かすようにスペイン人の女の人がTakemaに声をかけてくれました。うはぁ、裸馬ならぬ「裸駱駝」に乗れるとは!おもしろかったぁ!動画あり。
馬頭琴&ホーミーとともに夜は更けて
モンゴルの民族音楽といえば‥そう、あの二重奏のホーミー。やっぱり身近で聞けちゃうところがすごい。というわけで演奏が終了し他のお客さんが帰ったあとで思い切ってリクエスト。「あのぉ、アカペラでホーミーを歌ってもらえませんか?」。当然動画&音声あり。
ヨーリンアムへ、「あれま雪だぁ!」
「地平線から昇る朝日観賞」のあとはヨーリンアムへ。片道たった40km(笑)、でもやっぱり移動はしんどいです。平原から沢沿いに進んだ先にある到着したヨーリンアム渓谷には、7月末というのにまだ雪渓が残ってました。
ヨーリンアム、「なぜだかこんなところで崖登り&おおっ、ナキウサギ!」
ドライバーのシャガさんが何の予告もなしに崖を登りだしたんです。何をやっているのかなと思いつつ、気がつけば全4人とも崖の中腹に(笑)。このあとのお散歩中にはナキウサギが元気に跳ね回ってました!動画あり。
ゲル建設現場に立ち会うの巻
あと少しでツーリストキャンプというところで、ジープはいきなり方向転換!どうしたのかと思ったら、とある遊牧民の皆さんがただ今ゲル建設中っ!これは!ということでじっくり見学させていただきました。あとで聞いたら、ドライバーさんの親族だったんだって。ラッキー。動画、ないわけないっしょ。
バヤンザク、恐竜化石の里
骨探しはともかく、いやぁやはり化石が出るような場所というのはどこでも似ているものです。何だかナミビアの大地を思い出しちゃいました。というわけでここにもあったか珪化木(けいかぼく)。しかし、なぜここに固定ビリヤード台が?
「ザク」見学のあとラクダに乗るっ!(1)
ゴビの大地にわずかに根付く灌木、「ザク」。しかしこの木も現在では保護され、伐採は禁止されているのだとか。やっぱりねぇ。その後遊牧民のゲルへと向かい、いよいよ乗りますラクダ君っ!
ラクダに乗るのも楽じゃない(2)
いやぁ、ラクダはウマよりもキツイってことが判明いたしました(笑)。たかだか40分強だったにもかかわらず翌々日まで響きましたぞ(笑)。でも、乗るなら5分とか10分ではさみしいし、やっぱり十分に満足っ!疲れたのはやっぱりラクダ君でしたな。オチ的動画まであり。
南ゴビを離れ再びUB(ウランバートル)へ
モンゴル国内をあちこちめぐる場合、よほどの手段がない限りは全てUBからの往復となります。今回、14泊のうち5泊はUBとなったのもそのためです。さて、この日最大の目的、それは‥「秋葉原」詣で。って、何のこっちゃ?
デジタル問題、大解決っ!
いやぁ、南ゴビでまさかあんなにメディアの容量を使っちゃうなんて予想外でした。しかし、やはりあるところにはあるものですねぇ。次回からは絶対にポータブルハードディスクも持ち歩こうっと。
UBからまずはテレルジ亀石へ
南ゴビに比べればはるかに大地が青いぞテレルジ!というか、やっぱり緑の大地はいいもんです。このあたりの遊牧民はヤクも飼っているので、ブータン以来久々に見ることも出来ました。「亀石胎内くぐり」も何とかクリアっ!何のことだかわからない人のために動画あり。
たぶん有名?でもやはりいい環境のエルステイ。さっそくお馬に。
モンゴルといえば乗馬が有名なようで(あんまり良く知らなかったのですが)、日本からの旅行者の多く(特に常連さん)は乗馬に明け暮れるそうです。なるほどなぁ、こんなに広い場所で、技術さえあれば自由に馬を走らせられるのであれば‥。動画あり。
遊牧民のゲルにおじゃまっ!(その1)
乗馬は恥ずかしながら3回目のTakema、自由に走らせることは出来やしませんが、遊牧民ゲルでゆっくり。馬乳酒もばしばしいただいたし至極満足。天気も良くて「これぞモンゴル!」を満喫しました。当然動画もありますがな。
遊牧民のゲルにおじゃまっ!(その2)
そこでガイドのZさんが提案したのは「午前中は馬車というのはどうでしょう?」。その案に乗ったっ!そしてその馬車とは‥(笑)。おまけによく屁ぇしてくれたなぁ。でも、何だかんだいって楽しかったぞ。屁音入り動画あり。え、聞きたくないって?臭いは再生しないから我慢してください(笑)。
遊牧民のゲルにおじゃまっ!(その3)
またも同じお宅を訪問して馬乳酒がぶ飲みです。最初は思っていたより酸味が強いと感じましたがこの時期は発酵が進んでいるので当然だし、そして何より飲み慣れたら美味しかったしね。そして何と、夕方になったら歩いてこいと‥?おしんこどん、「気」を送ってましたな。動画あり。
遊牧民のゲルにおじゃまっ!(その4)
宿から草原をひたすら歩くこと30分。お母さんも馬に乗って山羊を追っておりました。でも夕方ってもう21:00なのに(笑)。娘さんもデールを羽織って牛の乳搾り。われわれはお母さんのお手伝い(という名の余計なお手間)で山羊の乳を搾ってきましたとさ。しかし、その一方で往路に見た死骸の話をすると‥。動画あり。
遊牧民のゲルにおじゃまっ!(その5)
滞在最終日も午前中は馬に乗れるので、「こりゃ雨は大丈夫かな」とタカをくくったTakema、大失敗でした(笑)。一気に来るのねモンゴルの夏、久々にパンツの芯まで濡れましたわ(笑)。お母さんのゲルにて雨宿り、その後ゲル前に停まったパジェロを見に行ったら‥みごとに大ウンコを踏みました。くわぁ繊維が取れない(大笑)。
UBに戻り、翌日はのんびり&時間つぶしの市内観光!
UBへはゆったり到着。さて、次の目的地方面への飛行機のフライト時間が変更ということになり、翌日の日中はのんびり過ごす&市内観光ということになりました。まだこのあとに地獄が待っているとは知らずに‥動画あり。
フブスグル湖への長い道のり
あのね、国内線なのにここまで遅れることないっしょという感じで、ムルンの空港からのダート道を出発したのは午前1時!ここから宿までは全部ダートで数時間っ!いやはや激しかったぁ。
ツァータン族のお宅(オルツ)におじゃま(1)
フブスグル湖周辺に住むツァータン族の生活範囲はロシア側にも及んでおり、彼らの遊牧生活はハルハ族をメインとするモンゴル人とはだいぶ違っています。ゲルではなく「オルツ」という木組みの三角形テントに住み、飼うのは羊や山羊ではなく何と「トナカイ」。動画あり。
ツァータン族のお宅(オルツ)におじゃま(2)
ホントに期待してなんかいなかったんです。でも通訳&ガイドのゾルさんから発せられた言葉、「もしよかったらトナカイに乗ってみませんかとおっしゃってます」。そ、そ、ソレハソレハ是非っ!しかし、Takemaには「思いがけない結末」が待っておりました(笑)。動画あり。
フブスグル湖畔をのんびりと
天候がイマイチ安定していなかったこの日の午後は、湖畔をのんびりと歩くことにしました。まさに「牧童」という言葉がふさわしい坊主くん、いい味だしてたなぁ。そして「勝手知ったる牛軍団の避暑」、なるほどねぇ。動画あり。
宿泊ゲルの脇にて思いがけず‥。
ゲルのすぐそばにて何やら数人の人たちがたむろして何かを始めた様子。ん?家畜の足?ん?もしかして?‥予想は当たっておりました。小刀だけで羊の解体作業。血を土にこぼさない、その最初から最後までを偶然じっくり見学しました。動画あり。
棚ぼた系モンゴルの夕べ
羊の解体が終わったあと、ドライバーさんが「あっちでこれからやるぞ、行くといいぞ」とのアドバイスあり(全部ジェスチャーでしたが)。言われるがままに林の奥に行ってみると、何とホーミーの野外コンサートでした!ちなみにわれわれは「タダ見」だったわけですけれどね(苦笑)。動画あり。
あまりにもさわやかなフブスグルの朝
翌日はみごとに晴れた午前中っ!釣りも考えましたが釣りだけじゃ何だかもったいない。こりゃ歩くのが一番でしょ!いやぁ湖畔歩きは気持ちいいっ!ちょっとした岬の突端の往復に、気がつけば2.5hくらい歩いてました。帰りは結構急ぎ足でね(笑)。動画あり。
みたびUBへ戻るの巻
昼食であの「昨日屠られた羊くん」の一部を食したあとは、いよいよあの「往路ナイトラリー」に終始したダートを戻ることになります。しかし、天気が良ければ何とも気持ちいいルートじゃないですかぁ!大展望ありクロハゲタカ出没あり。そして「アイラグドライブイン」ありっ!動画あり。
ウランバートルからハラホリン方面に移動
UBからハラホリン(カラコルム)までは何と全線が舗装されているので(というか他地域へは推して知るべし)、陸路での移動です。でも、ハラホリンに進むにつれて舗装状態が良くなるのはなるほどなぁ。しかし、予定されていたブルドには宿泊せず。なぜ?ま、動画もまじえて見て下さい。
秘湯モゴィティンラッシャン温泉を目指し、いざ行かんっ!(1)
モンゴルに温泉?そうなんです、いくつかあるんですよ。ホジルトとツェンケル・ジグールなどは有名ですが‥今回目指そうとしているのは‥「モンゴルの半野湯」モゴイティンラッシャン温泉。え、知らないって?そりゃそうです、現地ガイドのゾルさんだって知らなかったくらいなんだから。まずは途中までの道のり編。
秘湯モゴィティンラッシャン温泉を目指し、いざ行かんっ!(2)
寄り道した小滝では、ちょうどマスが釣れた瞬間で子供たちがわいわいしておりました。竿は使わず針と糸のみで釣るのがこのあたりでの基本的な釣りの作法なんでしょうかね。というわけでこの時の様子を簡単にまとめてみました。ええ、まだ温泉までは遠いんです(笑)。
秘湯モゴィティンラッシャン温泉を目指し、いざ行かんっ!(3)
温泉への道はかなり厳しいところがあります。水たまりやぬかるみだらけ。時々川渡りあり。というわけで車のスタックにも負けず、ようやく林道の終点まで到着です。さぁてここでオベント食べて、あとは歩いて温泉まで‥ん?あれか?あそこが温泉なのか?というところまで紹介しています。動画あり。
秘湯モゴィティンラッシャン温泉を目指し、いざ行かんっ!(4)
やっとたどり着いた温泉は何と硫黄泉の自噴っ!ついでに「屋外手作りオンドル施設」までありました。お湯はいくつかの源泉からなる立派なもので、湯温は(聞いたところでは)75℃!やったぁ!幸せ一杯、動画もあるよん。
オルホン滝を見てからハラホリンへ戻る
何やら鳥さんたちがたむろしている様子を見つけたおしんこどん。しかしてその「鳥さん」とは?おお、またもやクロハゲワシ!思わずじっくり見学!このあと訪れたオルホン滝は‥「うーん、まぁこんなもんかな(笑)」。丸一日出歩いたその日の夜は、しぶとく音楽コンサートまで鑑賞しちゃいました。
ハラホリン、一度行けばまぁハラホリン?(意味不明)
天気は上々、エルデン・ゾーもチベット仏教の雰囲気を濃く漂わせています。でも、そこだけ行くんだったらあんまり面白くないのか?何となく不完全燃焼のTakemaでありました。このあとゴアンズ(大衆食堂)で昼飯でしたが画像データ消失、くそっ!(笑)。動画あり。
タヒと虹とでは虹の勝ち。
(一部のデータ消失につき画像が思ったほどありません。まぁ十分だとも言いますが)

ホスタイ国立公園にはモンゴル馬のご先祖といわれるタヒが保護管理されています。「地球の歩き方」には出ていないのにネット上の旅行記ではポピュラーなんですね(笑)。夕食時にはどしゃ降りでしたが、そのあと雨が上がって日が差して、ずぅっと虹が出ておりました。虹とタヒ、やっぱり我々は虹を見ちゃうよなぁ。
動画あり。
さよならモンゴル、次は冬だぞモンゴルっ!
旭鷲山の看板を見送りつつ、次回は厳冬期の訪問をを目指してやまぬTakema&おしんこどんなのでありました。

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