− その8 馬頭琴&ホーミーとともに夜は更けて −
ん?この方は?楽器は?
さて本日最後のイベントは「モンゴル伝統音楽の夕べ」。モンゴルの伝統楽器といえば「馬頭琴」、そして伝統音楽といえばそう、ホーミーです。ここに限らず、多くのツーリストキャンプでは夕食後に希望者を募って馬頭琴演奏やホーミー唱などを鑑賞することができます(当然ですが全てのキャンプではありません)。もちろん楽人は宿の従業員ではなく専属の方のようですから、本格的な演奏を間近で見ることができ、自分のような「モンゴル初心者」にはたまらないイベントというところでしょうか。
気になるお値段は(ここでは)US$5/1人。それなりのお値段とはいえ、日本で同じような演奏を聴こうと思ったら大ホールの隅っこでもこの数倍はすることでしょう。というわけで夕食後の21:00、再び管理棟の部屋に集合です。ホントは屋外だともっと雰囲気が出るんでしょうが、そうなるとお金を払っていない宿泊客まで聴けちゃうわけで、まぁしょうがないかな。まさかこの数日後、そのような「タナボタ」にあずかることになろうとは思いもよらなかったTakema&おしんこどんでありました(笑)。
演奏者はお二人。上の写真で白い服を着ている方がホーミー奏者です。ただ、こうやって画像を見ても何のイメージも湧かないはずですね。というわけで、ここはとにかく生の音をお聞き下さい!
モンゴル編 動画ライブラリー(14-17) |
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ちなみにこの日の観客はといえば、自分たちの他には「モルツォグ砂丘で一緒になったアメリカ人団体」だけでした。とはいえ彼らだけで10人以上いたんですけれどね。これって、この団体さんがいなかったら、我々だけのために「貸し切り演奏」してくれたのかな?そもそもこの日の宿泊客は、例の、ラクダ乗りを勧めてくれたスペイン人カップルを合わせて3組だけ。ゲルの数は相当多いんですが、過当競争なのか?もともとこんなものなのか?
まぁそれはともかく、約1時間の演奏が終わった後に質問タイム。さすがアメリカ人?よく質問しますな。続いてコマーシャルタイムとして、お二人がCDを売り込む時間。米団体さんは何人かが買い、何人かはそのままゲルへ戻り‥。そして我々が残りました。ゾルさんを介していくつか質問をしつつ(どんな質問をしたのか今では覚えていませんが)、まずは「いつでも大好き記念写真」!
さて、ここでTakemaは不躾とも思えるお願い攻撃に出ました。馬頭琴と共に奏でるホーミーはともすれば低音が聞き取りにくいことが多かったので、できればソロ唱でホーミーをお聞かせ願えないかと。
すると、奏者の方は二つ返事ですぐに奏でてくれました。うわぁ嬉しかったぁ!
モンゴル編 動画ライブラリー(18) |
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管理棟を出たのは22:00を少し回っていました。つい先ほど沈んだ太陽、地平線にほんの僅かに残るオレンジ色にしみじみしちゃったTakemaでありました。
というわけで、南ゴビ滞在初日はあまりにも盛りだくさんで終わりました。というか、この日1日だけで7ページも作っちゃったんですが‥(汗)。さ、あと残り13日間あるぞ(大笑)!
さて翌日は南ゴビの別の場所をうろうろします。ダート走行約200km+またラクダにも乗ったし建設現場にも行ったし?