− その7 あれま結局ラクダに乗っちゃった −



キミたちは「旅のラクダ」じゃなくておうちに帰る途中だったのね。

Takemaはゲルの外のテーブルでのんびりしながら、移動していくラクダやヤギや羊たちの群れをのんびりと眺めておりました。キャンプの前の平原はちょうど遊牧の通路になっているのか結構間断なく家畜たちが通るので、見ていて飽きないんですね。どんな感じかというと‥
モンゴル編 動画ライブラリー(12)

「家畜たちの移動風景」

一番後ろから飼い主さんがのんびりと追ってきています。

Wmv形式、980KB、31秒

ちなみにこのグループは「ラクダ・ヤギ・羊」の3種からなっていますが、基本はヤギと羊の混合グループなのだそうです。なぜこの2種を混合で飼うのかというと、羊は集団性が比較的低く、羊だけでほおっておくと群れがバラバラになってしまう、それに対してヤギは群れをなして行動する習性があり、そのヤギの群れの動きにつられて結局は羊も一緒に行動するようになる、つまりヤギを入れておくと集団の管理がしやすくなるということなんです。ふぅーむまさに遊牧民の知恵ですね。

また気候の厳しい土地柄ゆえ、気象条件によっては一部種類の家畜が大量死してしまうこともあるそうで、そうなると複数種の家畜を同時に飼育するというのは「被害を分散させる」という、いわば保険のような役割を果たしているわけです。さらに、「羊は表面の草の部分だけを食べるがヤギは根こそぎ食べてしまう」という食性の違いも見逃せません。いろいろな有利不利の点からも、このような混合飼育は遊牧の理に叶ったやり方なのでしょうね。

何だか話がすっかりそれてしまいましたが、まぁそんなこんなで(上の動画の)群れが西に向かって去り、再びのんびりしていた時のことです。同宿のスペイン人とおぼしき女の人がキャンプの西側から戻ってきて、Takemaにこう話しかけてきました。

聞けば、この人も今乗せてもらってきたのだとか。もちろん無料でというわけではないようですが(遊牧民の好意であったとしてもやはりお返しはすべきですし)、遊牧民は人のいいご夫婦だそうで(英語はほとんど話せないけれど)、「オススメよ!」とは彼女の弁。

となれば、急激に「ここでラクダに乗っておくのも悪くはないゾ!」という気持ちになってきました。明日の行程内にもラクダに乗る予定があるということでしたが、それはそれ、これはこれです。というわけでおしんこどんと共に行ってみると‥。

おやおや、先ほど目の前を通過していったラクダくんたちがここで休んでおりました。実はここTovshin Campのすぐ西側にはポンプによる井戸があり、移動する家畜のための水飲み場になっているんですね。なるほど、家畜たちに水を飲ませている間に「ちょっと副業」というわけですな。ふむ賢いっ!

というわけで1頭のラクダに乗せてもらうことにしました。とはいえそもそもが観光客向けに連れて歩いているわけではありませんから、鞍もアブミもないいわば「裸駱駝」。とはいえ手綱は持ってくれているので大丈夫でしょ。よし、まずはおしんこどんから!



ラクダを座らせてからまたがって、よいしょっと立ち上がらせます。コブにつかまればいいらしいです。



続いてTakemaも。手放しで嬉しそうですな。

モンゴル編 動画ライブラリー(13)

「ゴビの大地を裸駱駝で!」

いやぁ、何とも広大な中をのんびりというのはいいものです。

Wmv形式、926KB、31秒

乗っていた時間はほんの数分ずつだったのですが、モルツォグ砂丘のラクダツアーも10分くらいのものだったもんなぁ(料金はUS$3/人ということだった)。こっちは裸駱駝という珍しさから考えてもこりゃここで乗せてもらって正解だったかもしれない!何だかよかった!



最後にご夫婦と記念写真っと。

このあとは夕ご飯と相成りました。またビールを飲んだのはいうまでもないことです。ご飯が終わってもまだ日没までには間があります。というか、この日は最後の最後にとあるイベントが準備されているので、続きについては次ページで詳しくご紹介しましょ。



でもさすがに影が長く伸びてきました。何やらあやしげポーズのおしんこどんも楽しそうったらありゃしない♪

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