この日の夜&翌朝撮ったデジカメの写真ですが、現地にて記録メディアが突如として読み取り不能=お釈迦様に召されたというべきか、とにかく世になきものとなりました。というわけで
このページにはほとんど写真なしです(めずらしい‥)。でもホントに最初のうち(撮りだめする前)でよかったぁ。



この画像は翌日新しいメディアで撮ったものです。

バンコク18:00発のヤンゴン行きタイ航空機はほぼ定刻通りにドンムアン空港を離陸、一路ヤンゴンを目指します。とはいってもヤンゴンまではたった363マイル(600km弱)しか離れていませんから、飛行時間もたかが1:20程度。なのに、たったそれだけの飛行時間でちゃんと機内食が出るのは立派すぎ、というかあわただしすぎる!トレーを片づけはじめる頃、機体はもうぐんぐんと高度を下げているんですからねぇ。しかし、そんな忙しい中でも白ワインをしっかり3杯もオーダーしたTakemaはわれながら立派です(笑)。

というわけで夕闇迫るヤンゴン空港に無事到着。う〜む、ヒコーキが他にほとんどいないです。ついでに、立派なターミナルビルはあるんだけれど、ビルから伸びるボーディングブリッジがないぞぉ。こりゃ全便とも乗客はバスでターミナルまで運ばれるんだなと思いながら飛行機を降りてみたら、すぐわきに近づいてきたバス、真っ白に塗装されているとはいえどうみても日本の市内バスのお古にちがいない風体をしておりました。車内には当時の広告が一部そのままに残されており、住所をみると「中川区××‥」とあったから、名古屋市内を走っていたバスであることは間違いないでしょう。何だか最初から無意味に嬉しくなりながらいざイミグレーションへ。

さて前のページにも書きましたが、今回Takemaはアライバルビザを申請してあったとはいえ、この時点では有効なビザの発給を受けているわけではありません。確か最後のメールに「空港で名前を書いたカードを持った当社社員がお待ちしています」とは書かれていたけれど、それって普通、全ての入国手続きを終えたあとの到着ロビーにいるものだよなぁ。もしそっちにいるようだったらやばいな。

しかしそんな一瞬の不安はすぐ杞憂に終わりました。何と、イミグレの列の手前にお迎えの方(グロリアさん)がいたのです。これって法的には「ミャンマーであってミャンマーじゃない場所」だよなぁ。何だか不思議な気分のまま「どうもこんにちはぁ」とごあいさつ。あれま、グロリアさん日本語完璧だぁ。

このあとの流れは不思議なもので、イミグレの脇にある不思議な窓口で自分だけ手続き(自分はパスポートを出しただけでしたが)。んでもってイミグレ脇からそそそっと出て「入国完了」。ふむぅ何だか自分だけ特別な感じで面白いぞアライバルビザっ(笑)。
なおこのアライバルビザの制度はまだ知名度が低いことから、旅行社からは「念のため(メールの)添付ファイルをプリントしてお持ち下さい。チェックインカウンターでミャンマービザの有無について聞かれたらその用紙を提示して下さい」と言われていました。かくしてそのファイルは成田空港のカウンターで早速役立ちました(カウンター係員→その上司とおぼしき係員→さらによくわからないネクタイ男性、とたらい回しになって10分くらい待たされましたけど(笑))。
すっかり日も暮れた中、グロリアさんとともにタクシーでダウンタウンのBeauty LandUホテルへ。清潔だし感じもいいしエアコン付いてるしTVまであるし(NHK衛星も入った)、何だか気に入ったぞこのホテル。

部屋に入って顔を洗い、近くのチャイニーズレストランで肉野菜炒め(おいしかったのだ)とミャンマービールで夕食、ついでにミネラルウォーターを買って全部で2500K。だいたい300円弱ですね。まぁこの日はこんなもんでしょ。

明日は午後の列車に乗るまで予定なし、まずは「基本をこなす」意味でシュエダゴンパゴダと市場の見学でもしてみようっと。

[戻る]  [次へ]