− バガンの町をうろちょろと(5) −
お昼寝から目を覚ますと15:00過ぎ。2時間弱ほど寝たことになるけれど何だか熟睡しちゃったなぁと思いつつ窓の外を見てみると‥ん?何だか妙に明るい!もしやもしや?いつのまにやら天気は回復し始めていたのでした。ちょうど雲が切れ始めた頃だったので、一番いいタイミングともいえる時間に再出発となったわけです。いやぁよかった。
というわけで再びタラバー門を通り抜け、オールドバガンへ。
いやぁ、午前中までとは全然違ったあっかるい雰囲気!やはり太陽と青空は、印象を全く違ったものにしてくれます。上のマハーボディパゴダも、お詣りの後ぐるりと周りを散歩しちゃいましたが、曇っていたらそんなこともせずに「まぁこんなものですかね、さ、次へ行きましょう」となったに違いないでしょうから。
次のパゴダへと向かう途中の道で、OMさんが「ちょっと寄り道していいですか?」と言い出します。何かと思ったら、小腹が減ったので道沿いの露店でつまみ食いをしたいのだそうな。そういうことならTakemaも大歓迎なので、馬車のお兄ちゃんにさっさと止まってもらいます。
まさに露店というにふさわしいお店では、何とテンプラを揚げていました。
お茶とテンプラとでしばしまったりした時を過ごします。美味しかったよ。
この後はエーヤワディ川沿いにあるブーパヤーパゴダへ。いやぁ晴れていると印象がいいからか記憶力もこれまでとは段違いに良くなります(笑)。日射しは強く、久々に境内のタイルが足裏に熱いぞ(境内では靴やサンダルを脱ぐのがルール)。
晴れていればここでのんびりするのもいいかも。すぐ手前には食堂もあるし‥。
続いてゴドーパリィン寺院へ。ここも建物の周りを歩いて回ったので覚えているんですが、それよりも印象的だったのがOMさんの買い物(笑)。何でもマンダレーの友人へのお土産ということで、参道に並ぶおみやげ屋さんを一軒一軒物色していくその姿はどことなく日本でもよく見られる光景のような‥。う〜ん、女性の行動パターンは地域や民族を越えて似通っているということか(笑)。しかし観光客である自分が何も買わず、ガイドさんが目を輝かせているというのも何だか不思議(笑)。
バガンで2番目に高いというだけあって建物自体も大きかった!
裸足で周囲を回ったら石ころが多くて足の裏が鍛えられました。
夕日までにはまだちょっと時間があるということで、誰もいないパゴダ(名前忘れた)に登ってしばしぼんやりします。う〜ん、昨日もこんな天気だったらとことんくつろげたのにと思うとちと残念ですが、まぁしょうがないですな。
ふむぅ、やっぱりゴドーパリィン寺院は立派だ。何だかヨーロッパの城のようにも思えるぞ。
パゴダ周辺をよく見ると結構畑が広がっていたりします。あまり肥沃には見えない土地だけれど‥。
遠くに見えている金ピカは‥おお、「政府のパゴダ」ですな。
確かにこの地が世界遺産に申請もされていないというのはちょっと不思議なくらいです。
そうこうしているうちに日も随分傾いてきました。というわけで夕日観賞スポットへ移動しましょ。はたして夕日は見られるのかどうか?