− その4 今日の最後は小さな村訪問 −



さぁて日も暮れてきたし、他のボートと同様にまっすぐ帰るもんだと思っていたんですが‥

船に乗り込み、夕暮れ近いインレー湖をニァゥンシュエへと戻ります。顔に当たる風も少し冷たくなってきましたが寒いというほどではありません。雲の間から見え隠れする太陽を眺めながら「はぁ、これで今日も終わりだな」と思っていたら、なんと最後にもう一ヶ所、小さな村に立ち寄るのだとか。いや、もちろんそれはそれで嬉しいことなので文句があるはずもないのですが、いやぁOMさん、目一杯予定を組み込んでくれてたのね。
(39)夕暮れのインレー湖

「もうすぐ日が暮れる」

この動画を撮っていたときは、完全にまっすぐ帰るつもりでおりました(笑)。

Wmv形式、469KB、13秒
ニァゥンシュエに続く水路の途中の村の船着場で船を降りとことこ歩いていくと、いきなり露天の仏像が。ここでOMさんがあれこれと説明してくれたのですが、残念ながらすべて忘れてしまいました(当日の日記にはなぜかこの村に関して全く記載していなかったもので‥)。



こういうのも「野仏」と呼んでいいのかどうかためらってしまう(まぁいわないだろうけどさ)大きさです。

さて、ついでにということでこの小さな村の中もお散歩してみました。うん自分としてはこういうほうが楽しいのだ。村のメインロード?を歩いていくと、子供たちがはしゃいで出てきたりニワトリが驚いて逃げたりでのんびりした雰囲気です。

もう少し進んでいくと、家の軒先で何やらお母さんと女の子たちが座って何かをしている様子です。失礼して近くまでおじゃましてみたら、お母さんと長女の子が巻きタバコ製作の内職、それを眺める次女三女という状況でした。うーむこの仕事って時給に直すのがはばかられるくらい安いんだよなぁと、ふとティーボーを思い出したりして。

写真を撮らせてもらったお礼ということで、Kさんがアメだか何だかを子供たちにあげていたようでした。準備いいなぁ、自分は何も持っていなかったのでしょうがないです。こういうときおしんこどんなら必ず何か持ってるんですがね(笑)。



お隣の家の窓からも子供たちがこっちを見ていました。小さな子供の手が健気♪

というわけであたりも暗くなってきた頃、再び船に乗り込んでニァゥンシュエへ。自分とOMさんは明日の午前中も湖周辺をうろうろする予定なのですが、Kさんは狙っていた飛行機のチケットが満席で取れないことになり、やむを得ず朝一番の飛行機でヤンゴンへ戻ることになりました。猫の寺やマーケット(翌日訪問予定)は見られずじまいになってしまい残念でしたねぇ。

ちなみにインレーにくる途中で買ってきたヤシ酒(生じゃなくて蒸留酒のほう)も、この夜をもって飲みきってしまいました。ああ、明日以降は飲むべきお酒がない!いや、結局このあともビールはがんがん飲んでたんですけどね。

明日は上で書いたネコ寺と市場、そしてインレー温泉を訪ねたあと一気に飛行機でヤンゴンまで。それなりに忙しいし今晩のうちに荷造りしておかなきゃ。

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