[2016ミャンマー編トップへ] − その21 タンボッディ寺院はなかなか見ごたえあり。 − 何だか夢の国おとぎの国のような、でもトゲトゲで痛そうにも見える寺院(笑)。 |
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この午後の訪問予定地はタンボッディー(タウンボッテー)寺院とレーチョン・サチャー・ムニほか。ボディ・タタウンはリクエストしていなかったので通過されてしまいましたが(笑)、どちらも「見ごたえのある」宗教施設でありました。 |
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まずはタンボッディー寺院へ。途中の道沿いには同種の売り物を並べた露店がずらりと並んでいますが、過当競争になっていないのかと心配になります。まぁ長年かけて編み出した営業形態だと思うので余計な心配だとは思いますが。 |
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トゥクトゥクは敷地内には入らず前の広場で待っているというのでとりあえず入っていきます。どこに何があるのかはわかりませんが、男性のみ上がることのできる展望台がどこかにあることだけは知ってるぞと。 |
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一番手前にあった建物がこちらです。ん?虎のモニュメント?しかも建物の入口には狛犬ならぬ番人の像が鎮座してるんですが?(右上画像マウスオン)。 |
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そこからまっすぐ進んでいくと、頂上部に仏塔のモニュメントを冠する「展望台」が。でも、これがなぜ「女人禁制」なのかはかなり謎です。神聖性はないはず‥となると、「タンボッディー寺院を女性が上から見下ろすのは畏れ多い」という発想、つまり女性罪業論あたりを根拠にしているのでしょうか。 |
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ちなみに階段最上部の踊り場に上がる最後の場所はそれまでより天井が低いのでお気を付け下さい。わたしは動画を撮りながらで注意散漫だったこともあり頭部をしこたまぶつけました(身長169.5cm)。動画ではカットしてありますが(笑)。 |
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針のようにそびえ立っているのは全て仏塔で、そして寺院には大小合わせて58万体以上の仏像(壁に彫刻されたものを含む)があるというのですからある意味想像を越えた寺院です。しかし仏像の数にしてもいったいどうやって数えたんだろう?というわけで行ってみましょう。 |
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外国人入場料US$3だったかを支払い内部へ。なお手前で靴を脱ぐのですが、これはミャンマー人も共通であるにもかかわらずほとんど外に靴がなかったのでちょっと悩みました。皆さんは靴を荷物の中に入れて入ったの?ちなみにわれわれは目立たぬ場所に置いてから入りました。 |
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で、気になったのが「黒仏」と「金仏」。もともと黒かったり金色だったりするのなら衣の色の違いということで説明がつきますが、右上などは明らかに塗り直しているわけで(たぶん金から黒)、これはいったいどういう意味があるのでしょう?次のステージへの瞑想に入る図とか?もしくは単純に塗り直しの下地塗装とか? |
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では‥と思って石に手を伸ばそうとすると「まずお祈り、お祈り」とたしなめられました(大笑)。そりゃそうですよね(「焦った心=邪念」と御仏に判断されなければいいのですが‥)。というわけで、お祈りをした上でいざ!ちなみに声をかけてくださったのは左上画像にちらりと写っている男性と女性です。 |
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よかったー持ち上げられたわ!(心から安堵)。これで御仏からも「Takemaはピュアな心の持ち主」とのお墨付きを得たわけで(オイオイ)、これでもう何でも遠慮せず好き勝手にやっちゃうぞー!(ヲイヲイヲイ)。 |
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このあとは建物の周回を回ってみることに。屋根の上には仏塔がずらりと並び、なるほどこれがあのトゲトゲだったわけですね。で、右上画像をみればわかるようにそれぞれの仏塔の下部には入口が開いているわけですが‥ |
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神さま仏さま、こ、これでいいんでしょーか!(この際神さまは関係ないんですが)。でも、その問いに仏さまはたぶんおっしゃることでしょう。「全ての生きものは生まれ変わるなかで前世の因縁に従い様々に姿を変える。たとえばこのハトがあなたの亡くなった父母だとしたら、あなたはこのハトを追い払えるか?」と。 |
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何だかそれを象徴するような「リアル生まれ変わりの像」のようなものが置かれています。このあとの訪問地でも思ったことですが、日本では「悪いことをすると地獄に堕ちる」という考え方自体は万人の理解を得るとしても、その「地獄」のリアリティを表に出すことははばかられる、はばかるべきだという暗黙の了解があるように思います。だから上画像のような「人の姿を前提にしたリアルな四つ足像」を日本のお寺において見ることはないわけです。「この世でいいことをしておけば西方浄土に行き、そしてやがては人間に生まれ変われるよ」というのがその布教理念の根本にあるわけですから。 |
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敷地内にあった大鐘。実際のサイズがわかるような画像ではないのですがデカイです。で、その鐘をぶら下げている箇所には何とも明るい未来(来世?)を感じさせるような彫刻が添えられておりました。ええっと、何というかですね、仏教というより欧州系の雰囲気を感じてしまったTakemaです。でもそんな感じがありますよね?(同意懇願)。ちなみに鐘を吊しているのはお察しの通り古い鉄道レールです。サイズからして鉱山鉄道系でしょうか? |
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そんなわけで見学を終了してトゥクトゥクへ戻り次の見学場所へ。途中学校がありちょうど授業終了のようで、徒歩だったりバイクだったりでどんどん学生が下校していきます。女の子は右上画像のように手を繋いで下校中。 |
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さて話を戻しましょう。続いてやってきた(通過した)のはボディータタウン。「タタウン」とはミャンマー語で「千」の意味だそうで、千もの像が整然と並んでいるというわけです。ただし「千」の内訳は「釈迦像1、その弟子たち999」となっており、かつその弟子像は増殖に増殖を重ね(笑)、いまや5千とも1万とも‥。ミャンマーは、どうしてこの方面に多大なリソースをつぎ込むのでしょうか? |
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