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− その22 「立ち仏」に「寝仏」、そしてさらには「座仏」まで −



何ということでしょう、立ち仏と寝仏のダブル仏陀!(笑)。いえいえそれだけではありません。

さてボディタタウンの仏像群の脇を通り抜け、走ることしばしで広場に到着。ここでトゥクトゥクを降り、「ドライバー氏の指差す方向(謎笑)」へと歩き出したわけですが、その場所からの景色が下の画像です。手前にパゴダ、奥にスタンディングブッダ(以下「立ち仏」)が見えていますが、涅槃仏(寝仏)はこの位置からは見えないわけです。



そんなわけでまずはパゴダへ。近くにいた人に「立ち仏へはこっちでいいんですか?」と聞くと、「このまま進むと参道があるからそれを進めばいい」と言われたような。で、パゴダの階段を上ったところの広場をぐるっと回ってみると‥!





しかも、シカモ、鹿もですよ、その建造中の像をよく見てみると‥




(自分自身はガンダムファンじゃないので1つのたとえだとご理解ください)

目と鼻の部分だけが先に据え付けられている‥これはもしかして、「目を入れる=仏心を宿す」という意味合いを含めてのことでしょうか?何というか、あまりにシュールなリアリスティック造形です!

この像が完成すれば、ここには「立ち仏、座仏、寝仏の三仏が揃い踏む」ことになるわけですよ。これはもう大変なこと‥なのかしらん?



これだけの像それぞれを作り上げる資金と労力をもっと他の方面に回せば、たぶんかなり市民生活の向上にも寄与すると思ってしまうTakemaは仏教信仰者としての底が浅いということなのでしょうか?

ミャンマーにはミャンマーの考え方があるのだと思うわけですが、何だかちょっと極端すぎるようにも思えてしまいます。そもそもミャンマーのお寺ってどこもきらびやかですしねぇ‥と思ったところで、「もしかしてこれも公共事業として雇用創出の一翼を担っているということか?」と考えついたのでこの件については終了といたしましょう。



いやぁ、何ともいえずシュールですなぁ。パゴダだけならごく普通なんですが。



よく見ると、ほかにも小さめの仏像群が山のあちこちにあります。いや十分に大きいんですが。



で、進んでいくと確かに参道がありましたので進んでいきます(なぜか衣料品のお店ばかり)。しかし先に進むにつれある不安が増してきます。それは‥



そう思いつつも歩みを続けたわけですが、やがて「その不安を一本背負いで確信に変える」ある現実が目の前に現れました。



「これはまだ相当に距離がある」とはっきりわかったこと、そして「われわれの靴はパゴダに上がるときに脱いできたままなので、裸足でここを横断するのはちょっと‥」と考えたこと(この先未舗装の場所だってあるかもしれないし)、そして最後に「もしこのまま前に進んだとして、帰りも延々とこの道を戻ってくるのはつらいよな」ということ、以上三位一体の思いから撤退を決意したしだいです。いや「撤退」ではなく正しくは「転進」です。それはつまり、



ということでありました。時間との勝負ということもあり(確か17:00クローズ)、早足で戻りその旨を伝えると、ここで思いがけない展開が。ドライバー氏が少し先の辺り(立ち仏とは微妙に違う方向)を指差して二言三言。



どうやらドンピシャリのようで。というかここに着いたときにも何やら指差していたドライバー氏でしたから、あの時も「ここからはあのバイクで上がってね」ということを伝えていたのに、われわれが「あっちのほうには‥パゴダがある、そうか、まずあのパゴダに歩いていけというんだな」と勝手に勘違いしていたわけですね。やっぱり言葉が通じないとこういうことになります(苦笑)。



ちなみにバイタク乗り場はこの画像のすぐ左側です。人がいるのでわかります。

で、バイタク乗り場にいた人の中に英語ができる人がいるので聞いてみると「1人往復1000チャット」だとのこと。ハイハーイ喜んでお支払いしマース!‥しかしTakemaは、この直後に自分を襲うことになるとてつもないビビリングについて何も知らないままでした(苦笑)。

地元民でもないので後部シートに座るのは1人だけです(笑)。Takema車、おしんこどん車の順番で出発。最初は上画像のような道を行くのでいいんですが、このあとワインディング路に突入!


ええっと、Takemaはバイク歴25年で今も毎日のように(通勤で)800ccのバイクに乗っています(念のため)。しかしですね、なまじ自分が運転するだけに、リアシートに乗ったことはこれまで数えるほどしかないのです。しかもワインディングとなればもう初めてと言っていいでしょう。そんな自分が「慣れた道ゆえ快調に飛ばす(バンク角深し)」バイタクのリアシートに座ったのですから‥

しかしまぁ、「何とか無事に」到着です(そう思っていたのは自分だけでしたが)。と、ここで「リアシート歴16年」の超ベテランリアシーターたるおしんこどんがひと言。



うーむ、ベテランの目はごまかせませんわ(大苦笑)。そしてTakemaの様子を観察する余裕もあったのね。

さて、何はともあれやってきました立ち仏「レイチュンセッチャー(Laykyun Setkyar)」!まずはあらためてその威容をご覧下さい。




(昔こんなキャッチコピーがありましたよね)

関東周辺にお住まいの方なら、茨城県牛久市にある「牛久大仏」のことを見聞きしたことがあるかもしれません(実はわたしは行ったことがないんですが。公式サイトはこちら)。

牛久大仏は「全高120m(像高100m、台座20m)」で、大きさとしては世界第3位なのだそうです。で、こちらのレイチュンセッチャー仏は「全高129.5m(像高116m、台座13.5m)」と、それよりも大きいっ!(世界第2位)。ちなみに第1位は中国の魯山大仏で、「全高208m」と他を圧倒していますが、実は像高は108mに過ぎず、台座部分(蓮華座+金剛座+須弥座)が100mもあるということなのです。とすると‥



ま、記録としては全高で比較するようなのであくまで参考記録ですが(笑)。でもこうして調べているうちに、「魯山大仏が建造されたきっかけは、タリバーンによるバーミヤン遺跡の石仏破壊だった」ということがわかり、なるほど勉強になるなと(こうしてまたよけいな雑学が蓄積したともいう)。



とりあえず2人とも立ってみましたが、真下まで行くとわさわさする圧倒感!




さてと、内部にも入れるということなのでいざ行ってみましょう!この続きは次ページにて。


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