− 旅行記その21 カスタムビレッジ訪問 −
夕方前のひとときは、村近くのとあるカスタムビレッジを訪問することにいたしました。バヌアツ旅行の計画段階では、「もしかしたらタンナ島あたりには今でも『ペニスサック(意味は‥読んで字のごとくですので念のため)』を常にまとって生活する村があるんではなかろうか」と期待したものですが、もっとマイナーで観光客も滅多に来ないような島ならともかく(何たって島の数は83もあるんですから!)、タンナはバヌアツ観光のかなりの目玉を占めている島でもありますからなかなかそうそう甘くもありません。
ただしバヌアツでは政府?が補助金を出して「伝統的な村の暮らしを維持(再現)しつつそれを旅行者に見てもらおうという「カスタムビレッジ」がいくつか存在します。うーん、多少近いイメージとしてはアイヌコタンかなとも思いますが、よくよく考えてみればわれわれ観光客が泊まる宿ですら電気は自家発電なわけですから、村人たちが踊りを披露して下さったあと自分たちの家に戻って明るい部屋でTVを見て談笑するなんてわけはないわけで、あまり見かけだけの伝統的なスタイルにこだわる必要はないのかと。昨夜のおしんこどんミニホームステイでの雰囲気を思い出し、ここではとにかく踊りを拝見して楽しむことに徹したわけであります。
われわれが村に到着しエンジンの音が止むと、奥の方から太鼓らしき音が聞こえてきました。もちろんこれは「お客の到着を告げ、皆にスタンバイを促す」意味の太鼓なのでしょうが、森の中に静かに響く音は何ともいい感じです。ちなみにピーターソンさんは「ほぼ地元」の方ですから、お知り合いも多くおられるのでは?
しばし待っていると、子供を含めて20名弱くらいの村人さんたちが出てきました。と同時に、わずかにしつらえられた棚にお土産品としての杖や小物が並べられたのをわれわれは見逃しませんでした(笑)。
で、もちろんバックミュージックなるものもなしに始まった皆さんの踊り!地面を足で一斉に叩く音は、いや本当に地響きを感じる素晴らしいものでした!もちろん動画(デジカメで収録)ではその地響きまでは再生できていませんが、その時の雰囲気をお楽しみ下さい!
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それにしても、われわれだけのために皆さんありがとうございます!
このあとは火熾(おこ)しやら豚へのパフォーマンスやら(子豚といえど牙があるので危険)を見学しながらも、どうもその周りにいる子供たちばかりを見ていたんですけれどね(笑)。と、そうしているうちに?
上の両画像ともマウスオンすると別画像に変わります。
遊ぶ子供と寛ぐ少年。しっかし少年、きれいな身体直線だよなぁ!
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それぞれ拡大してみましたが、誰が竹笛を吹いているかわかりましたか?
とりあえずダンスのあとに残っていた皆さんと記念写真!
さてそろそろ日も暮れ始めたわけであります。となれば普通であれば宿に戻ってということになるわけなんですが‥この日はまだまだ!というかこれからまさにこの日のメインイベントが始まるのであります!
ちなみに、この村で買ったお土産の杖はTakema家の所蔵品となりました!
エアバヌアツの搬送により折れちゃったんですが今は修復完了♪
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