Amboseli National Park(Animal 2)


ここで出会えた動物達(その2)

【ダチョウ】

最近は各地で繁殖されてることも多いんですよね。日本でも北海道のどこかだったか、しっかり「出荷」されてるっていうし。でも、それを残忍ととれるかどうかは個々人の問題。それはともかくとして、やっぱり野生のダチョウはなんだかんだいって勇ましい。南アフリカにはオーストリッチ牧場があって、そこの売りは「ダチョウに乗れます!」とのことですが、ダチョウの立場からすれば「自分は馬たちと違って2本足なんだから大変なんだからね!」なんて文句言ってるのかもしれません。

【直立するインパラ】


ちょっとどちらも鮮明じゃないんで見にくいですが、トムソンガゼルと並んで肉食獣の餌食NO1の座を争っている(譲り合ってる?)インパラの生態です。右の写真はどこにでもありそうなごく普通の姿ですが、左上の写真のように直立した状態のまま葉を食べるなんて芸当もできるんですねえ。しかもガイドに聞いたら別に珍しいことじゃあないみたい。いってみれば赤ん坊がつかまり立ちをし始めた状態と酷似しているわけで、ということは、これから何万年もたったあとに、2本足で歩くインパラが出現するなんてことがあったら面白いなあ(あるわけないだろ)。

【シマウマ】


ま、シマウマはシマウマです。ところで、彼らは大変臆病な性格で、ある程度まで車が近づくとさっさと逃げていってしまいます(トムソンガゼルなんかの方がよっぽど大胆)。で、ある写真家が、縞模様の布をかぶったまま近づいていったら、どうも彼らはそれを不思議な仲間と勘違いしたらしく、特に警戒することもなかったんだそうな。ということは彼らのあの縞模様は、お互いが仲間であることを簡単に識別するために付くようになったんだろうか。でも敵からも遠くから見つけられちゃいますよね。一体あの縞は何のために?スイカの縦縞と同様、Takemaにとっては「それがどうして優性遺伝なの?」とどうしても説明できないような気がしてなりません。

【キリン】


まあ、キリンについてはマサイマラのページでも書きますからここではあまり詳しく触れませんが、ここアンボセリのような、ある程度の高木の生えているところではキリンの長い首も役に立つことでしょう。でも、マサイマラのような、木もほとんど生えていない大草原のど真ん中で生活しているキリンは、まさに「長い首を持て余す」って感じでした。なお、キリンは別に国立公園まで足をのばさなくても、町を離れてしばらく行けば(国道沿いにも)時々は見ることができます。
 マサイ族の村にて(Amboseli)
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