ちょっくら薬師岳往復
キャンプ場から一登りすると薬師平に出る。水はないが休憩には絶好。
さて、翌日は身体を休める意味をこめて、空身で薬師岳(2926m)の往復である。標高差こそ600mちょいあるが、なんたって、ちょっとした行動食や水を除けば空身ということで何とも気楽である。出発ものんびり。薬師平までの沢沿いの登りをあたふたこなせば、あとはずっと展望の良い登りとなるので、晴れた日には最高のお散歩コースである(もっとも、雨の日には最初の登りが増水してびしょびしょ+稜線吹かれっぱなしになるので悲惨)。
この登りで見られる花々の一部をこのページにまとめておきましたので見たい人はどうぞよろしく。
途中、雪渓の上でそれぞれこんなバカなポーズで写真を撮っていたら、100mくらい上を歩いていた人が大声で笑っているのが聞こえた。いや、笑われたんだな。おたがい30代も半ばだというのにこんなことやって遊んでるのは「大人げない」のだろうか。いや、我々はこれでいいんだと信じよう。というわけで、心新たにするTakema一行であった。
そして頂上へ。このころになると上空に薄く雲がかかり始めたが、それでもとにかく暑い。頂上直下の雪渓でしばし興じるとこんなことになるのは言わずもがなといったところか。遠くには槍ヶ岳が見え、「はぁ、おいおいあそこまで行かなきゃいけないんだな」と、嬉し悲しという感じである。
下りも暑い。薬師平で、よせばいいのに熱いラーメンを作って食べ、あとはキャンプ場へと下るばかり。最後の下りでは冷たい水が流れている。暑いと騒ぐ?おしんこどんに「この沢で頭洗うと気持ちいいよぉ」と促す、いやアドバイスすると、さすがおしんこどん、流れに頭をつけ、「洗髪」。気持ちよさそうなおしんこどんの写真は…やっぱ載せるのやめようっと(笑)
この翌日はしっかり雨。「雨の日は停滞」を、登山でもバイクでもモットーとするTakemaのこと、ここはしっかりお休みであった。さ、明日は黒部五郎まで。6.5hのちょっとロングコースということだ。頑張れおしんこどん。