いよいよ3180m。ぎりぎりセーフの頂上往復。


さて、今日はいよいよ西鎌尾根を槍ヶ岳目指して向かう日だ。ここ数日とは比べものにならないほどの6:00出発。樅沢岳を越えると目指す槍が見えたのでまずは小休止。まだまだ先は長い。今日も飛騨側からの風は強い。まだガスは出ていないのが救いだが、逆に道が長野側に回り込むと、無風+ギンギンギラギラ太陽でえらく暑い。でも、このあたりの花もなかなかきれいなのだ。



でましたミヤマトリカブト。花はこんな紫色できれい。根っこの毒のことは言わないでおこう。
群落的には、北海道のニペソツ岳頂上が一番すごいと思う。


 

ホソバウスユキソウ(左)は、なんでもエーデルワイスに一番近い種類だそうだが
エーデルワイスを知らない自分にとっては「はぁ、そうなんスか」と言うしかない。
右のチシマギキョウは、この稜線上によく見られる花だが、下向きに生えるのが妙に謙虚。

さて、いよいよ近づいてきました。かつて一番元気だった頃には今回と同じ(いや、もっと重かった)装備で双六〜槍を3時間台で歩いたこともあるTakemaであったが(過去の栄光にしがみついてるなぁ)、同行者のペースを考えるという錦の御旗のもと、のんびり歩く。それでも、結局休憩込み6.5hで歩き通したおしんこどんは立派である。

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