- その5 あの硫黄山温泉は今 -

釧路の手前から道道を北上し、屈斜路湖方面へと向かいます。さすが鶴居村、道路の上を何羽もの丹頂鶴が飛んでいくのはなかなか壮観です(飛んでいる最中の写真は撮れなかったけれど)。

弟子屈市内でごくフツーの昼食を取り、目指すはあの硫黄山温泉!今から5年前、99年に訪れたときはFRP製の「庭の池」が置かれていましたが(その当時の画像等はこちら)、あの翌年あたりに撤去されたということを風の便りに聞きました。しかしその後に再び便りの風が吹いて、こんな情報が流れてきていたのです。それは、「FRPは撤去されたが、野湯好きの篤志家によって手作りの湯船が出来ているぞ」。

しかしその便りを聞いてからまたしばらく経っているとも思うのです。この、硫黄山温泉を巡る時間座標的空間も定かでない現在(何のことだか自分でも意味不明)、かの硫黄山温泉は一体どうなっているのか、果たして湯は出ているのか土にしみ込んでいてダメなのか、ただその確認のためだけに再訪というわけです。あ、もちろんタオルは持参しましたけれど(笑)。

左上写真のような道をとぼとぼと歩いていきます。オフのバイクなら入れそうな気もしますが、一帯は熊の生息地ゆえ自己責任はいうまでもないところです。うちらは時たまバカ声を出しながら歩いてました(実はヒミツあり@ふふふ)。

やがて周辺は右上写真のように「地獄」の様相を呈してきます。この坂を登れば、かつてFRPのあったあの場所なのですが‥。



確か99年にはこのあたりにFRPの湯船があったよなぁ(痕跡あり)。



樹海を見下ろす景色は相変わらず絶景です。

以前の場所は石の並び具合からしてそれと知れたのですが、その周囲を眺めてみても湯の気配はありません。まぁしょうがない、鞍部まで登って湯船がなかったら「前回の台風で埋もれたんだと思って諦めよう」と思いつつ、さらに登っていくと‥



以前の場所からしばし上がった高みに手作り湯船発見!
ちなみに右写真は入浴後なので湯が少し濁ってます。

かなり浅めとはいえ、地中から伸び出たパイプからかなり熱めの湯がこんこんと(湯量はそれほどでもないですが)流れ込んでいます。湯温と湯量を考えればほぼ絶妙といえるでしょう(夏真っ盛りはちょっと熱いかな)。というわけではいはぁ〜い、湯を堪能です。それにしてもここではホントに人に会わないなぁ。今回も最初から最後まで湯ったりのんびりしちゃいました。

現状において固定された構造物はないわけですし、ここはまだしばらくこのままの姿を保ち続けてくれるかなぁと、淡い期待を抱きつつ山を下って行きましたTakemaでしたとさ。

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