− 「いつもの」幌加温泉へ −

さてtettさんと別れてからは西興部経由で層雲峡方面へと向かいます。今考えれば西興部−滝上−浮島トンネル−上川というジグザグコースで行くよりも、まっすぐ岩尾内湖経由で南下した方が時間的にもコース的にも早かったろうになぁ、なんであの時そのコースを選んだのか、謎です(笑)。ちなみに滝上を通過したあたりでレンタカーのFUEL警告ランプが点灯し、上川までちょっと(だいぶ)びくびくしながら走ったんだったっけ。滝上のスタンドは軒並みお休みだったし、いやぁ北海道の休日長距離移動を甘く見ちゃいけませんね。久々に実感(苦笑)。



やっぱり、紅葉の最盛期にはちょっと早かった気がしました。

さて、上川で「ヒヤヒヤものの給油」を終え、あとは一路三国峠を越えて幌加温泉まで一直線!と思いきや、とんだ曲者がわれわれの行く手を阻んでくれたのでありました。上川からしばらくの道路状況は「スイのスーイのスイスイスイ」といったところでしょうか。全体的に交通量も少なくなぁんも問題はなかったのですが、突如として行く手に渋滞の列が。いや、確かにラジオから「層雲峡付近で渋滞が発生しています」との交通情報は流れていたのですが、まぁ自然渋滞ならそれなりに動いているだろうと甘く見ておったのですよ。

しかしこの渋滞、かなり性根の悪い感じで、「ごくたまに数m動く」の動作を繰り返すばかり。なんだぁこりゃ!首都圏の高速の自然渋滞だって、事故渋滞でもない限りこんなに動かないってことはそうそうないゾ!

暗くなる前には余裕で幌加温泉に到着できると思っていたのですが、おいおい、層雲峡あたりで日没近くとなってしまいました。結局この渋滞を抜けるのには軽く1時間以上かかっちゃったのですが(平均時速=約5km)、渋滞の元凶はといえば‥「工事による片側交互通行」(進まないはずだ)。もともと層雲峡付近はよく工事をやっている場所ではありますが、今回の場合、交互通行区間はほんの10mくらいしかなく、しかもトンネル内部部分ならまだしも、ごく普通の(いつでも工事できそうな)地上部分じゃないかぁ!

かぁなり!納得のいかない状況でありました。誰だよこの日の工事にゴーサインを出したのは!(プンプン)。

ちなみに自分たちが渋滞を抜けたあと(層雲峡中心部の工事)、反対車線はトンネル内を含めてやはりずぅっと大渋滞。結局三国峠への分岐直前までその列は続いていたのでした。この日ばっかりはせめて日中じゃなくて夜間にやれよなぁ、あー納得いかんかった!

というわけで三国峠パーキング通過時にはほぼ明るさも尽きた頃で、そこから下っていく時にはもはや完全に夜道となってしまっていました。ま、宿は決まっているし道そのものも迷うこともない一本道だし、特に問題があるわけじゃないんですけれどね。でもだからといってあの渋滞原因が納得いくわけじゃないっ!(しつこい)。



というわけで夕餉前のひとときをのんびり‥とはいかなかったのでありました。まぁしゃーないか(諦めモード)。



お湯はいつもの通り硫黄泉と食塩泉の立派なもの。何度も入りました。

そうこうしているうちに最終日の朝となりました(何だか展開が強引な気もしますがお許し下さい)。そうなんだよなぁ、今日はもう帰る日なんだ。でも千歳発のヒコーキはどうせ最終便だしということで、ギリギリまでめいっぱい遊ぶぞぉ!



紅葉がまぁまぁきれいなのはいいんですが、あれまぁ外はガスってる??



ちなみにここの露天風呂の復旧はもうないだろうと諦めましたわ‥。

さぁって、この日の午前中は何だかいろいろありました。画像が残っていない「失敗行動」もありますが、まぁその辺はテキストでカバーすることにして、よっしゃ行くぞ第一弾!もっとも、のっけから「玉砕編」をお伝えしなければならないのはつらいところです(笑)。
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