− その3 Wかっぱの湯経由で下風呂温泉へ −

さて恐山エリアを離れて薬研温泉方面へと向かいます。ホントはお寺の境内のみならず、その周辺(それも境内の範囲なのかな?)にも湯が湧いている場所はいくつかあるらしかったのですが、君子危うきに近寄らずじゃなくて(笑)、一応母の言いつけを守り?(かなりビミョーな部分はありますが)、恐山の本山菩提寺には行きませんでした。というか、ガスのため県道からお寺の施設は全然見えなかったんだけれどね。

さて、しばらく山道を走ると薬研温泉へ到着です。ここには「かっぱの湯」「夫婦かっぱの湯」「隠しかっぱの湯(別称多数あり)」のトリプル露天風呂(しかも無料@ただし夫婦かっぱについては後述)があるということで、ツーリングライダーにはとみに有名な場所なのですが、この日は雨が降ってる平日の夕方近くだしというわけでかっぱの湯もほぼ無人(端っこで缶ビール持参のご機嫌になりつつあるおじさんはいました)。というわけで中央部の写真だけ撮って(あ、もちろん入浴しましたけれどね)早めに退散。

ちなみにおしんこどんは寝不足&湯疲れしたか「わたし、車ん中で待ってるわ、Zzz‥」状態でしたんで、このあたりの行動はTakema単独でした(もっとも数日後に再訪したんですが)。



ありゃまー、こんな立派な看板が!実はそれぞれの湯の細かな場所は知らなかったんですが、これなら迷うことなし!



晴れているように見えますが、実際は雨が降ってます。あまり特徴はないとはいえお湯は熱めでなかなか。

で、かっぱの湯のすぐ向かいにある夫婦かっぱの湯はチェックだけ。実はここ、最近有料になったそうなんで(とはいえ200円だけど)最初から入る気はなかったんです。ただどんな感じなのかは見たかったんですが、男女別の露天風呂だけに駐車場側から見えるようじゃ有料とひきかえの安心(特に女性にとって)が損なわれますよね。というわけで、コンクリ壁から立ちのぼる湯気だけ見て満足しました。たぶん現状が維持される限り無理して入ることもないっしょ。

で、続いては隠しかっぱの湯へ。実は今回最初に見つけたのがここだったんですが、「まずは奥から詳細をチェックして‥」ということで最後になっちゃいました。行ってみたらちょうどおじさんが湯からあがるところで、何だかんだいって最初から最後まで貸し切り。一番ゆっくり出来ましたわ。



おお、なかなかいいじゃないのさ!



以前は保養所があったというこの場所ですが、何度も水害に見舞われた結果現在のような無料温泉になったのだとか。



というわけで、まずは湯っくりしちゃいましょ♪



しかぁし!ここの湯船は一つだけじゃないんですね♪



というわけで下の湯にても湯っくり。ただしこちらの湯船内は滑りやすいのでお気をつけあれ。



雨は降っているけれど、あんまりに気持ちのいい場所なんで「寝ていたおしんこどん」を起こしましたわ。

Takemaの身体はともかくデジカメだけは濡らさぬように一所懸命かばいつつの撮影でしたが、ここ「隠しかっぱの湯」には入浴とは別にこの湯の愛好家専用別設備もありました。それは「お持ち帰り用お湯汲み場」。かっぱの湯にはなかったよなぁ(某所にて汲めないこともないですが=後述)。ちゃんと木の蓋がしてあって、それを開けると源泉が汲めるようになっていました。しかも10リットルポリタンならば苦もなく汲める、その蓋の絶妙なサイズがありがたい!



というわけで車に積んであった10リットルポリタン*2は新鮮湯で満たされたのでした(嬉)。

さて、薬研エリアからそろそろ退散することにして一気に下風呂温泉へ(途中の地名にいろいろなヒントをもらいつつ)。あれま普通に走って薬研から30分で着いちゃうのね。で、ここは間違いなく「本州最北の温泉街」、さぁって湯っくりのんびりする(した)ぞぉ!だって(結果的に)今回の旅行唯一の1泊2食付きお泊まりだったんだもん(喜)。

というわけで、次ページではここ下風呂温泉うろうろを書き連ねます。部屋運がよければ北海道をのぞむ部屋にて、そして運が悪くても海の幸がたぁっぷり!しかも源泉かけ流し放題の下風呂温泉宿、泊まってのんびりする価値は十分にありますよ!

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