小笠原@冬、2005年12月!

− その12 小笠原ミニ釣り行脚(1)



さぁって行きまっせぇ!

さぁて翌朝はまたも早い早い起床!船の出航が6:30というのですから(ちなみに12月末=1年で一番日が短い時期ですから小笠原といえども日の出は遅いです)、朝はそうっと物音を立てないようにしてチェックアウト。もちろん昨日のうちに全部準備も怠りなく終わっており、宿で飲んだビール代も前日のうちに支払っておいたわけですが。でも、今回2泊したシーサイドインアクアのオーナーご夫妻とゆっくりお話しすることなく、ただ「泊まるのみ」になってしまったのは残念だったなぁ。あくまで短時間接しただけとはいえ、ゆっくり話をさせてもらえばかなり愉快な時間を過ごせたような気がするのですが(=Takemaの直感です)。

小型船の埠頭はおが丸埠頭を越えた先にあります。とはいえ歩いても汗をかく距離ではないのですが(この時期は涼しいですしね、特に早朝だし)、最後の最後でお迎えの車に乗せていただきました。実はわれわれが海沿いに歩いているうちにちょっと遠回りしていたみたいです。

さて、本日(最終日)のアクティビティはといえば、「海釣り!」。なかなか来られないここ小笠原父島を釣り巡るという、実はライダーであって釣り人でもある「くまばいく」ウェブサイトのてっちゃんなら「そんないい思いは許せんぞ@ぐわぁ熊!」になっても何らおかしくないと思われる(ホントかな?)、とってもぜーたくな釣りなのでありますわ。

というわけで埠頭に到着。ちなみに今日お世話になる船は「釣船 かっぽれ丸」。ギンガメアジ科の地元通称「カッポレ」なる魚に魅せられ、こうして小笠原に移り住んだ船長@尾野さん所有の乗合釣船なんですが(船名からもこの魚に対する愛着がよーくわかりますね)、今回同じ日程で参加した同僚の方の紹介で急遽「ではではわれわれも一緒に乗らせてもらおうっ!」と相成ったわけであります。

二見港を出港したかっぽれ丸は、兄島瀬戸を抜けて島の東側へと向かいます。と、ここで朝日がこんにちはっ!

いやはや、波は昨日に比べても穏やかですし、移動のスピードも基本的にはゆっくりなので何だかものすごく気持ちいいっ!おまけに昨日とは違って海に入るわけではないし(まだ一部にトラウマを残すTakema?)、このあともしかしたら大物をゲットする可能性もあくまでゼロじゃないわけだし、とにかく何だか気分が高まってきます。



「大物が釣れちゃったらどうしよう」と妄想を抱いたりしてました(うそ)。




「朝日に向かっていざポイントへGo!かっぽれ丸!」

Wmv形式、884KB、27秒

ちなみにこの日の天候は基本的に曇りで、太陽が出たのはこのタイミングを含めてほんの一瞬だけでした。聟島行きがこの日じゃなくて良かったぁ。ちなみに途中から聞こえてくる音楽は、船長さん一押し二押し大好きの川嶋あいさんの曲。もちろん船のスピーカーからガンガンに流れてきます(後で出てくるビデオでも聞こえてくるはず)。

ちなみに海の方はさすがに「凪(なぎ)」というまではいかず、磯のあたりでは白波が砕けまくっていたりします。この時期は北西の季節風が強く、そのせいも大きいのでしょうね。船が島の東側に回ってきたのもそんな理由からだったような気がします(聞いたわけじゃありませんが)。



おお、やっぱり波高し。ついでに空も曇っちゃいました。

さぁてそんなわけでいよいよ最初のポイントに到着。水深は約50m、水底にオモリが着いたら数m上げてくださいねとの指示に従い、その通りにいたしました。ちなみにかつて行った東京湾のアジ釣りなどでは竿を多少上下に動かしながら‥などと言われた記憶がありましたが、ここではそれも不要で、さらには「合わせもいらないよ、食ったらとにかく巻き上げればいいからね」と、素人には何とも有り難いご託宣をいただきました。そ、そうなのかぁすごいぞ小笠原っ!

そうこうしているうち、徐々にアタリがやってまいりました!が、長くなるので次のページでまとめてご紹介いたしましょ!テキスト量少なし、画像&動画量多しっ!(笑)。
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