− 行くぞ怒涛の温泉行脚っ!‥結果、皮膚表面上の脂分が吹っ飛びました(笑)その2 −

さてさて、蔵王温泉に到着です。しかし、まだスキーシーズン真っ最中ということで、メインストリートはかなりの人と車でごった返しておりました(日曜日だしね)。まずは車を駐めたいのですが、どこもかしこもスキーヤーの駐車を前提に「1日1000円」というような料金体系をとっているので、立ち寄り湯を目的としたわれわれとすればさすがにちょっと躊躇しちゃいます。上ノ湯・下ノ湯界隈は道も狭くて駐車場どころでもないし、さて困ったどうしよう‥。

しばらく考えたところ、温泉街から上に登ったところに露天風呂の施設があることを思い出しました。あそこなら駐車場もあったはずだし何とかなるかもしれません。というわけで目指したのは「源七露天の湯」。



駐車場、ガラ空きでした。よしっ!

共同浴場の風情は楽しめませんが、そのかわり雪見風呂が楽しめそうです。料金は共同浴場に比べれば高めとはいえ、それでも450円であるところに温泉天国蔵王の心意気を感じずにはおれません(何のこっちゃ)。

脱衣場に入っていったら、ちょうど4-5人の若者グループが出たところでした。脱衣籠の様子を見るに、どうやら他にお客さんはいない様子‥おお、日曜日の真っ昼間なのに貸し切りとは驚いたぁ!というわけで内湯で身体にかけ湯をするのももどかしいくらいにコーフンして、そのまま露天風呂へ直行です!(焦るな焦るな)。



いやはや、湯っくりのんびりできました。

蔵王の湯をタンノー。

「これまたいい気分」

ぬるめの露天風呂は長湯に最適。うっすら日差しも出ていてそれほど寒くもないし、のんびりしちゃいます。

Wmv形式、624KB、17秒

このあと、内湯のほうに入られていた方としばしお話をしているうちに「この界隈のお蕎麦屋さん」について伺うことが出来ました。なるほど、古い農家を移築して蕎麦屋にしているとは面白そう。というわけで風呂上がり後の昼食はそこに決定!



お店の名前は「三百坊」。あれま、よく見たらツーリングマップルにも掲載されておりましたわ。



お蕎麦はキチンと美味しかったです。量もなかなか、ついでに言えばそば湯も白濁系であな嬉し。



店の前はまだ雪原状態。その上には何と「融雪促進剤」としてそば殻が撒かれておりました。

さてこのあとは一路鳴子を目指します。とはいえその途中には赤倉温泉、中山平温泉と、いまだ未湯の温泉があったりするわけですが、暗くなる前に宿に着いてゆっくり湯を楽しみたい!だって、本日宿泊予定の「高友旅館」さんは一軒で泉質の違う4つの源泉を所有しているという「温泉デパート旅館」なのですから!早く行って楽しまなきゃ!

そんなこんなで16:30過ぎ、無事宿に到着です。



昔ながらの風情ある造りはなかなかのもの。

というわけで、部屋に通された後はすぐに湯めぐりの開始です。まずはこの宿の名物「黒湯」(含重曹硫黄泉)からっ!

日によって色も違うのでしょうが、この日の湯色は黒とまではいかず暗緑色という感じでした。そして独特の油系のにおいもまた「効きそう」な感じです。こちらは混浴で、最初別の男性が入っておりましたのでおしんこどんは隣の小さな女湯で待機。しばらくしてこちらも貸し切りになったタイミングでさささっと移動してきました(ちなみに女性専用時間も設定されています)。ちなみにこの日の泊まり客は食事付きがわれわれを入れて4組7人、自炊棟のほうに1人で計8人だったようですから、結局のところどこの湯船もほとんど貸し切りばかりだったわけです。



黒湯の脱衣場入り口にはこんな像が置かれておりました。肩の痛むお母さんのために、おしんこどんも「気」を送ってあげました(笑)。

続いては、重曹硫化水素泉の「ひょうたん風呂」へ。黒湯の「濃さ」に比べたらさっぱりした感じです。ちなみに、ここ数日でいろいろな湯に何度も入ってきたおかげで肌が悲鳴を上げ始めたというべきか、何と「おしりの皮がヒリヒリする」ようになってきました。よって、おしりを浴槽の底につけることはせず、ちょっと浮かせた感じでの入浴となったのですが‥めまぐるしく変わる泉質の湯に入りすぎるって、やはりあまり身体にはよくなさそうだぞ(笑)。

ついでにもう一つの身体的変化といえば‥身体中の皮膚表面から脂分がほとんど無くなりました。いやもちろん石けんなどは使っていないんですが、顔なんかは湯から上がってタオルで拭くとパリパリ状態になってしまって「粉を吹く」感じ。皮膚が一枚めくれ始めているんでしょうか、驚いたなぁ。



でもこのひょうたん風呂の湯、気のせいかぽかぽか感があまり続かなかったような気がしました。だからまたすぐに入りたくなる(笑)。

続いては含土類重曹泉のもみじ風呂へ。こちらは家族風呂としての貸し切り利用が可能なためわれわれも一緒に入ったわけですが、Takemaとしては何だかここが一番落ち着いて入れる泉質だったような気がしました。



無理しておしりを浴槽の底につけて座ってます。撮影中のヒリヒリはしばし我慢(笑)。



さぁって一旦休憩して夕食としましょうかね。

温泉三昧じゃーっ。

「黒湯&ひょうたん湯」

黒湯内での会話は、まだおしんこどんが女湯にいたときのものですな。

Wmv形式、868KB、23秒

というわけで、高友旅館の湯めぐりその他はまだ続くのであります。Takemaの皮膚よ頑張れ、明日以降もまだまだ温泉行脚は続くのだから(笑)。
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