− え、ええっ?今年の木地山(正規)キャンプ一番乗り? −

かつては「最大10連休だぜぃ!」と、人もうらやむような長大GWを謳歌していたTakema&おしんこどんではありますが、このご時世そんなに美味しい話がいつまでも続くわけではございません。というわけで今年は中の平日はしっかり出勤、あれまカレンダー通りの休みになっちゃいましたわ。

となると、ここ数年にわたって最終目的地=木地山キャンプ場に至るまでいくつか寄り道をする余裕があったのが、今年は連休の後半初日に木地山入りを果たすしかないわけですね。しかし、連休後半の初日の夜といえば‥

このことは過去5年の経験が言わずもがな的に教えてくれるわけです。そして、確か記憶によれば「GW後半最初の日は午前中からどんどんキャンパーの車が到着し始めていたっけ」ということも。ならば、

と考えるのが当然です。というわけで渋滞回避という第一のお題目と合致し、今年も深夜の強行軍と相成りました。要は前日(今年の場合は5/2)の夜に出発してしまい、高速の渋滞エリア(国見SAを抜けるまでは安心できません)を深夜にパスしてしまおうというわけです。

てなわけで仕事から帰ったあとの21:00頃千葉を出発、三郷から常磐道経由で北上開始です。そういや郡山以北や会津に行くときはいつも常磐道だなぁ(距離は多少長いですが、外環道を通らないで済むので料金もほとんど変わらないし、道もすいているし、そして何よりもカーブが少なくて運転が楽!)。

途中、日立中央PA、阿武隈高原SAと休み、鶴巣SAで給油。あれま気がつけば寝ないまま高速を下りて鳴子・鬼首を経由して秋田県の雄勝まで一気に来ちゃったぁ!Takema41才と10ヶ月、まだまだいけるな(笑)。というわけで深夜3時過ぎ、雄勝の道の駅にてばったり。まぁ夜が明けるまでここで寝ても許されるっしょ、アイドリングはもちろんなしね(笑)。

起床は5:30。何だ2時間ちょいしか寝ていないじゃないかと思いめさるな、こういう時はアドレナリンだかアリナミンだかヤクルトタフマン(古いな)だかがたっぷり分泌されているのだから一種のコーフン状態、だから僅かな睡眠でも精神はともかく身体のほうが動きたくてしょうがないわけですね(ホントか?)。

というわけで顔など洗ったりして出発。とはいえここからはすぐなんですよねぇの距離、6時過ぎにはもうキャンプ場に到着しちゃったんです。「さぁて、居心地のいい場所(サイト)はまだ空いてるかなぁ、ファミテンとは多少距離を置きたいよなぁ、でもまぁ多くを望んじゃいけないか」というようなことを考えつつサイト全体を見てみると‥?

「いい場所が取れるか否か」というレベルの問題じゃありませんでした(笑)。というのも‥



下部サイトエリアなんて完全に雪原でしたし。誰も張りたくないわこりゃ(笑)。

動画でこれまたお楽しみ

「いやはや思ってもみなかった‥」

まっさか他に誰もいないだなんてねぇ。

Wmv形式、538KB、13秒

結局テントを張っている先人は誰一人としていなかったのであります(大笑)。あとで管理人さんにお聞きしたところ、「GW の前に問い合わせの電話ははかなりあったんですけれど、『雪が残ってます』と事実を伝えるとみんなびびっちゃっていたみたいでした」ということのようでしたし(笑)。

というわけで、われわれは心おきなく「いつものお気に入り」場所を確保できたのでありました。ちなみに今回のテントはツーリング用のものではなく、去年に引き続き宴会部屋付きの巨大ファミテンです。ならばよぉっし設営開始、やるぞっ!



立ったぁ!しかしやっぱりゴアライトとは全然違うゾ(笑)。

何はともあれテントさえ張ってしまえばこちらのものっ!‥といいたかったんですが、さすがにこのテントは巨大なだけあって張るのに時間がかかる!さらに+αの恒例脳内行事が設営の遅さに拍車を掛けます。つまり、「1年に1度しか張らないのでどのフレームをどこに使えばいいのか、どの穴に差し込んで固定すればいいのか等々をきれいさっぱり忘れてしまっている!」というわけなのですね。
これには後日談がありまして、数日後の撤収日、はずしたフレームを袋にしまおうとしたら何とその袋の中には「使わなかった」フレームが一セット残っていたではありませんか!うーむフライシート部分に差し込んでいたフレーム、最初からどうも短かくて変だなぁと思っていたんですが、実は間違ったものを差し込んでいたという訳ですね。ちょっと苦笑したところで‥

考えてみれば販売時に「フレーム破損時のために予備のフレームも1セット入れておきますね」などということはあり得ないわけで、要はキャンプ場に滞在していた足かけ4日間、あのテントは「フレームが一セット足らない状態で強風に耐えていた」わけですね。考えてみればすごい話で、かつ別の言い方をすればあまりにも大間抜けなわれわれだったというべきでしょう(大苦笑)。
さぁて20分以上かけてテント設営を完了すれば、あとやるべきことといえば「貸し切り露天風呂をタンノーするしかないでしょう!だってまだ朝の7時過ぎなんだから!(笑)。しかし、ここ木地山の湯もいよいよ厳しいことになってきたような?(謎)。
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