− その6 ただでは帰らず!鳴子温泉ほかにちょっと寄り道 −



いつもGWに通っている道(R398)も、これから半年おやすみモードなのね。

さて翌朝です。車のフロントガラスにはびっしりと霜がおりていて、引っかき&こすりではいかんともしがたいので、すぐ後ろにあった池の水(流水を利用したキレイな水)をバケツでばしゃっとぶっかけてそれでおしまい(バケツは車に常備してます)。アイドリングしながらファンを回すよりよっぽど経済的ですって。隣にいたベンツ@アイドリングのご夫妻、今だから言いますが絶対これが正解だって!(笑)。

一部に霜の降りた道を一応ゆっくり通過しつつ山を下っていきます。4WD×スタッドレスタイヤ着用という冬期仕様の車ではありますが、この後地元ナンバーの軽が日陰のカーブでひしゃげているのを目撃しましたから、やっぱり慎重には慎重でいかなくちゃ。ちなみに雪道に関しては素人丸出しのTakemaなのであります。
そういやその昔群馬の水上界隈で、凍結路面上にレンタカーをツツーと滑らせて駐車車両に激突させたり(ちなみに自走可能でしたが)、北海道は能取岬に向かう途中でこれまたレンタカーをあわわと道路脇の雪壁にぶつけて止めたこともあったっけ(雪壁だったおかげで傷やへこみなし)。ちなみにその車を女満別空港の事務所に返す直前、事務所を指呼の間にしながら雪で見えなかった側溝に脱輪しました(笑)。とにかくユキミチコワイんTakemaなんです。
というわけで最初に向かったのは温泉ではありません。ん?「細倉マインパーク前」?

そう、最初に訪れたのは知る人ぞ知る「くりはら田園鉄道」終点の駅。旧栗原電鉄だったこの私鉄線は、もともと細倉鉱山(鉛や亜鉛)の採掘を主たる営業目的として大正7年に設立されたそうです。しかし昭和63年の鉱山直結線の廃止、平成5年の3セク化を経て、貨物事業の廃止と旅客事業の低迷とで

同じような状況でつい最近(2006年)神岡鉄道も廃止されちゃいましたっけ。そしてこの路線もまもなく‥。車で来たものですから実際に走行車両に乗ることは出来ませんでしたが、何とか「間に合って」よかった。だってこの路線、小学生の頃から気になっていたんですから‥(ミニ鉄の少年でしたんで)。



車内設備は全線25km足らずの路線とは思えないほど。シートもふかふかだしテーブルも大きいし。

「この鉄道がなくなっちゃうんだなぁ」と思いつつしみじみシートに座っていると(ちなみに入場券も欲しかったんですが、この終点駅は無人なんです)、これまで乗りたくても乗れなかった鉄道路線が思い出されます。古くは鹿児島交通枕崎線(枕崎〜伊集院)や日中線(喜多方〜熱塩)など乗りに行きたくても年代的に(まだ中学生くらいでしたからね)行かれなかった路線から、つい最近ではふるさと銀河線(池田〜北見)もあったよなぁ。たぶんこの鉄道も廃線までに再訪することは出来ないでしょう。だから今回、間に合ってよかった!
ついつい1981年の「ポケット時刻表」なるものをひっぱり出してみました。うわー、国鉄黄金時代の路線がいっぱいあったなぁ、天北線とか角館線とか可部線とか、乗りたかったけれど乗れなかった路線がいっぱいあったっけ。今となってはもう遅いんだけれどね。



ちなみにこの車両は平成6年12月製造、まだこれからの現役バリバリ。第二の人生はどこへ?

左画像、静態保存の機関車の前にある「乗って残そう栗原電鉄」の横断幕もかなりさびしげに映るのは、廃止が決まっていることをわれわれが知っているからなのでしょうね。ちなみに唐突ですがここでクイズ!(この鉄道に詳しくない人向けです)。

上の2枚の画像(ちなみに右上画像はマウスオンすると別画像を表示するのでホントは3枚です)をよーく見ると、この鉄道を運行する上で「あってもおかしくないのに何故かない」ものがあるんですね。さーてそれは何でしょう??信号とかじゃないよ。答えはこの下に!(白い部分を範囲指定すると文字が出てきます)

昔の機関車は電気機関車だし、今も電柱は立っているのになぜか架線がない!(マウスオンの画像参照)

そうなんです、この路線、以前は電化路線でしたが経費節減のため車両をディーゼル化したために今では架線の電柱だけがむなしく残ってしまったというわけなんですね。そうやって涙ぐましいコストダウンを図っても、やはり利用客の絶対数減少はいかんともしがたかったわけなんですね。ふぅ‥。

あと数ヶ月でなくなってしまう鉄道。実際に「乗車」することは出来ませんでしたが(また、この駅は無人駅だったため入場券も乗車券も買うことは出来ませんでしたが)、お別れを言うことだけは叶いました。とにかく長い間お疲れさまでした。



車両にデコレートされていたマークを意味なく並べてみたりして(笑)。

さてこの後は再び鳴子温泉に向かいます。これまで行ったことのなかった川向かいの温泉宿に惹かれたからですが、ここで県道沿いに思いがけない冬の使者を発見。

あれまー、コハクチョウですな。勤労感謝の日絡みのこの連休に、早くもシベリアからやってきていたのね。むやみに近づいたりはしませんでしたが、それでも刈り取りの終わった田んぼでえさをすくい取る様子をじっくり観察できました。

実はこのあと川のあたりにもその姿を見ることはありましたが、やっぱりここが一番ほのぼのしてよかったなぁ。

で、温泉!まずは「旅館 栄泉」さんへ。この日は日曜日でしたから、目星を付けた中でも空いていそうなエリアを考えて入浴をと目論んでおりましたが大正解。他に入浴客はおらず、女将さん曰く「男性用も女性用も混浴露天風呂も全部貸し切りでご利用下さい」とのこと。やったぁ!



上の両画像はマウスオンすると別画像に変わります。内湯も露天もなかなかいい味を出しておりました。

このあと昨日に引き続き中山平温泉を訪問してみますが、目指した宿はやはり法事会場になっていたためパス。それ以外の宿も駐車車両が多かったり気が向かなかったりして結局パス。それじゃということで最後の最後に国道沿いの「姥の湯」で〆といたしました。でも‥

4種類の湯に入れるつもりが、2つにしか入れなかったのはかなり残念でした。ま、その2つは貸し切りだったんだからまぁいいかということで‥。



こけし湯(硫黄泉)よ、今後来るときにはたっぷり満たされた湯で迎えてね♪

というわけでこのあとは千葉までとことんひた走りでございました。古川ICから帰るというのはGWを中心にしてもう完全に「いつものこと」となりつつあるんですが、ふーむ何だか感覚的には「以前より近くなったような気が?」(笑)。また半年後に来るぞぉ!
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