というわけでいよいよ走り出しました‥が、なかなか札幌市内から脱出できないのはしょうがないですね。でも道幅は広いし、靖国通りみたいに「隙あらば行くぞ、といやーっ!」というような車もありませんし(ただし皆無ではない)、基本的にのんびりと、そして確実に郊外に出て行きました。というわけで峠のトンネルを越えて夕張へ。
夕張といえば今年(2006)になって財政破綻が表面化した自治体です。で、そういう目で見るからかもしれませんが‥
市役所の立派さだけでなくて、市営住宅と思われるアパートも何だか立派で新しいし(この「新しい」というのが財政破綻の原因なんでしょうかね、炭坑閉山後随分たってからの建築ですから)、三セクのホテルもねぇ。石炭の歴史村遊園地は以前から「うーむ」と思ってましたが、やはり「来るものが来た」ということなんでしょうね。せめて管理人常駐にもかかわらず無料のキャンプ場くらいは(札幌から近いし)有料にしておくべきだったと思うぞ。
今後夕張がどうなっていくのかはわかりませんが、市当局はともかくわれわれに協力出来ることといえば「市内で少しでもお金を遣うこと」くらいですね。というわけで実は毎年のように贈答用に買っている夕張メロンを今年もということに致しました。
しかしまぁこの日も暑かった!毎度購入のこのお店、物に間違いはないんですが配送料がちと高い?
それにしてもこの日は暑かった!おしんこどんは日焼けも気にして?ちゃんとジャケットを着ていましたが、、彼女より明らかに暑がりのTakemaはとうてい着ていられません!さすがにグローブはしていましたが、それも「いざというときどこまで役立つのか」については結構疑問ともいえる指出しグローブでしたし。
ちなみにTakema滞在時の北海道は雨でも気温が高く、結局全行程をこの指出しグローブで通しちゃいました。年によっては3シーズン用グローブでも寒いことがあるんですけれどねぇ。
以前の「秋巡業」時に立ち寄ったことのある三菱大夕張鉄道の保存車両も、車両内部はかなりの蒸し風呂でした。走っていなければ常に暑い!走れ走れ!(何だか、泳ぎをやめると呼吸が出来ずに死んでしまうというマグロみたいな気分です)。たまに雲の加減で日がかげるとほっとします‥。
日がかげると少し幸せです。
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札幌方面からの最短距離ルートである道道116号と合流すると多少車の流れは増えましたが、いいタイミングで遅い車列をぐぐんと10台くらいまとめて追い抜いた(覆面が紛れ込んでいないか気にしながらね)直後に追い越し禁止車線に変わり、そのあとは「前後とも車両なし!」の快適走行でした。それまでの先頭車、相当ゆっくり走ってたのね(微笑)。
R38との交差点では、このまま富良野市内に入っても暑い&混んでるだけなので、あえて芦別方面に進み途中から道道759に接続するローカル道路に入ります。通行量はほぼゼロで大正解。そして道道581号に入ってしばらくいったあたりで
(予期していなかったんでよけいに嬉しかったんです)
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ほんの2-3名の先着の方が写真を撮っておられましたが、ここはたぶん穴場なんでしょうね。なお、これらの画像には写っていませんが、一番下側の方では今まさにトラクターによる刈り取り(刈り払い?)が始まったところでした。よかった間にあった!!あと数日も遅かったらこの景色は随分変わったものになってなっていたでしょうから。
ちなみに道内で見られる大小のひまわり畑は、一部の観光用の畑を除き観賞用としてではなく、畑にすき混む(堆肥になる)ために植えられているそうです。だからこんな満開のタイミングでも惜しげなく刈り取ってしまうわけですね。
いやはや、ゼータクな景色ですなぁ
というわけで道楽館さんに到着したのはまだ結構早い時間。宿主のsottoooさんもちょうど戻ってこられたところで、今回の過積載モードをご覧いただくことが出来ました。嬉しそうに写真を撮って下さいましたっけ♪
sottoooさん(右)、今晩お世話になりまぁっす!
まだ時間が早いので、sottoooさんに「このあたりでちょっといいところはないですか?」とお聞きすると(全然下調べしてなかったんですねこれが)、「今なら四季彩の丘がちょうど満開ですよ」とのアドバイスが。というわけでちょちょいっと行ってきました。
ま、こんな感じでした。それにしても暑かったぁ。
このあとは白金温泉に足をのばすこともなく(われわれとしては大変珍しい行動です(笑))、まっすぐ道楽館に帰ったわけです。で‥
すっかり身軽になったブラックバードくん。ちなみに左上画像にマウスオンすると、角度は違いますがフル積載画像に変わります(このページの上の方にあった画像です)。「大きな違い」はわかるでしょうか?
というわけで早々と「一番風呂」もいただきました(感謝>ALL)。ではご飯ご飯、いや違ったその前にビールビール♪
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