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いやはや4年振りのご無沙汰で、あの「伝説の」(勝手に伝説化してる)過積載タンデムが北の大地に復活いたしました!ここ3年ばかり、北海道といえば10月の連休にレンタカーで駆け足早回りするばかりでしたからねぇ。というわけでやっと「本分」を思い出したTakemaは、それでも「余裕の日程にあぐらをかいてのぐうたらまったりツーリング」になることを危惧し、何と最初から「今年は利尻岳に登りに行く!」と早々と高らかに宣言していたのでありました(おしんこどんにだけだけれど)。

というわけで久々の大荷物にたじろぎながらも、Takemaの北海道ツーリング(たぶんバイクでの渡道は10回目くらい)、いよいよスタートです!


大洗から一路フェリーで苫小牧、んでもって支笏湖経由で札幌へ
4年前と同じく、一番キンチョーするのが過積載でのフェリー甲板なんですよね。無事固定されたわがSBB、背の高さでは他のバイク群を圧倒しておりました(あたりまえだ)。下船後は一路札幌を目指す‥はずなんですが、やっぱり温泉途中下車はご愛敬。
すっかり観光モード、おっとお祭りだったのねすすきの。で、「ひろ田」さんへ
ホテルの前にバイクを止めてしまえば、もう堂々とビールだって飲めるもんねというわけでまずはラーメン屋へ。ん?ねぶた?続いて市電に乗って藻岩山、戻ってきてお祭り見物のあと恒例の「酒学館ひろ田」さん詣では当然の助動詞「べし」ですわな。
夕張経由で上富良野、おっとひまわり畑、ギリギリで間に合ったぁ!
いよいよ本格的なツーリング開始っ!この日はとにかくもう一日暑くて暑くて「太陽さまご勘弁を多少なりとも手加減のほどを!」と祈りたくなるくらいでしたが、まさかこんな風に暑い日がこれからも続くとはこの時点では全く思っていなかったTakema一行でありました。ひまわり畑は刈り取りが端っこで始まったばかり。よかった間にあった!
今宵のお宿は道楽館、生ビールぷはぁの幸せっ!そして「北上」。
sottoooさんの宿におじゃまするのは3年ぶり。建物横テラスでの食事は季節柄何とも気持ちのいいものです。ん?今日の料理は‥おお、○塩シジミ!朝の冷や汁も美味しかったなぁ(二日酔いにはちょうどいいとも言いますが)。翌日は北上開始、まずは幌加内蕎麦を目指せっ!
あこがれの豊富温泉アブラ臭!でもって一気に利尻に渡っちゃえ!
今回最初のキャンプ、天塩川温泉では何とか雨にやられることもなく撤収終了、目指すは利尻島‥いや、その前に濃厚アブラ臭の豊富温泉に寄り道は必須です。その後オロロン経由で稚内、最終便で利尻へ渡ったわけですが‥なぜこんなに空いてるの?
わかってはいましたが‥やっぱり便利な沓形キャンプ場!
以前ここでキャンプをしたときから「次回訪問時もキャンプはここっきゃない!」と決めていました。トイレも清潔、ランドリーはあるし雨の日停滞くつろぎ用のミニビジターセンターもあるし、そして温泉公衆浴場徒歩圏内、さらには湯上がりのビール( or 夕食)を楽しめる食堂もまた徒歩圏内!(セイコーマートもあり)。北麓キャンプ場よりずーっといいと思うんだけれどなぁ(ぽつり)。
この日はゆっくり島内観光、そしてWさん、ごちそうさまです!
翌朝、Takemaに声を掛けてくださったTさんは、奥の方のファミリー用テント(2張り)の「住人」でした。しかも、北海道に時折棲息する「ヌシ」とは全く違い、まさにお仕事でこのキャンプ場に滞在しているというのですから恐れ入りました。朝一番から極ウマホタテのご相伴にあずかり、夜は夜で‥うわ、ちゃんちゃん焼きっ!そしてTさんのお話しが、これまたビックリするやら感動するやら!
というわけで利尻登山(1)
昨晩のTさん宴会で一緒になったキーちゃん(韓国人)と3人で沓形コースから登ることになったんですが、朝、キーちゃんの「足回り」をみてびっくり。ま、まさかそれで標高差1300mを上り下り‥しちゃったんですね、さすが。というわけで、日韓合同登山の始まり!
というわけで利尻登山(2)
今夏は花期が全体的に遅めということもあり、上部はかなり花盛りできれいでしたねぇ。天気もまぁまぁでこれまた日差しが痛いほど!‥となると水の消費量も必然的に多くなるわけで、われわれの持参した水がかなり少なくなってきた頃、キーちゃんのザックから出てきたのは‥うわ(以下本編)。
利尻よさらば、いざ目指すはまたもマイナー系キャンプ場の「あそこ」!
Tさんキーちゃんに別れを告げわれわれは再び稚内へ戻り、今度はオホーツク沿いに南下開始!うわー横風がなくて快適!(以前悲惨だった)。枝幸まで南下したところで内陸へ、そう、久々に旧歌登町の「ペンケナイふれあいキャンプ場」へ!貸し切りのラベンダー畑も、そして極上温泉も!
バリバリ伝説 by おしんこどん、トロッコ de 快走!
以前、ちんさんが乗車レポートを書いていたので「自分もそのうちに‥」とは思っていたのですが、こ、これは楽しい!「カタンコトン」とのトロッコ特有の音も何だか嬉しく、バイクとはまた全然違った「風を切る感覚」が楽しめます!往路はTakemaが控えめ運転、帰路は‥おしんこどんがおたけびながら突っ走ります!(笑)。
きっちり雨将軍の洗礼*3、翌日は糠平湖畔をトライアンフ タイガーで快走!
ここまで雨らしい雨に遭うことなく来たわけですが、いよいよ夕立の洗礼を受ける日がやってきました!しかも3つの峠越えで3度とも!疑心暗鬼になったTakemaは「最後の三国峠越えでも当然やられるに違いない」と覚悟していたのですが‥あれ、降ってないじゃん(路面乾いてたし)。というわけでこれまた久々の糠平キャンプ場へ。翌朝ははとりくんはとりくんのトライアンフとしばしバイクを交換したりして楽しみました。
ぬるすべ温泉のあとはしっかりびしゃびしゃツーリング!
この日は糠平ベースの日帰りツーリング。石北峠を越えて北見方面へ。正直言ってそれほど期待していなかった「滝ノ湯」では、あまりのぬるすべ感に正直感激トキメキどどんがどん。しかし時間的に屈斜路行きの夢は絶たれ、足寄で降られ、そしてやみ、ん?これはもしかして??
いざ帯広へ、味乃やさん&夜の大オフ会っ!
朝はゆったりと空を眺めながら、そしてやっぱり暑かった帯広は恒例の「味のや」さんにててっちゃんゆんさんひでくん部隊と合流し、さらにはおとうにtettさん、そして昨日別れたはずのはとりくんも再合流しての宴会と相成ったのでありました。
十勝から一気に移動、洞爺湖近くの蟠渓温泉へ
道内宿泊も残すところあと1泊となりましたが、天気予報は全面的に下り坂ということで、キャンプ用品一式を全部家に送っちゃうことにいたしました。うわーっ、このバイクこんなに軽かったんだ!というわけで天馬国道経由で静内方面へ。その後、博打よろしく104で教えてもらって予約した宿へと向かいます。
蟠渓温泉。ある「長い夜」、そして「早い朝」!
真っ暗&小雨&濃霧という三重苦のオロフレ峠はかなりキンチョーしました。視界絶不良の中で鹿とかが出てきたら避けきれませんからねぇ。ようやく雨とガスから解放され、そろそろ宿のはずだ‥あ、看板があった!と、宿真ん前の駐車場にあったあまりにも驚きの仮設舞台とは?
蟠渓温泉。内湯よし、そして「外湯」は野湯だったっ!
宿をあげての大宴会モードの翌朝は何とも早起きっ!ひょんなことから決まった朝一番ツアー、6時に宿のご主人の車に乗り込んで周辺をぐるぐる。いやぁ楽しかったぁ。そしてその後は‥そう、蟠渓温泉といえばあそこです。貸し切りモードでタンノーいたしましたのだ。
激量ジンギスカンの難関を乗り越え?じゃあまたね、北海道!
何とひかり温泉には午後2時過ぎまで滞在しておりました。最終日だというのにのんびり湯治満開モード。その後支笏湖で遅い大量昼食摂取後、夜のフェリーに乗り込みましたとさ。
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