− その1 浅間隠鳩ノ湯と草津の湯 −



ふぅ、落ち着ける‥。

(2006/5/28、7/1.2)

この時期、温泉巡りを目的とせず何度か群馬方面に出かけたわけですが、当然「群馬まで足を延ばしてそのまま帰京」とすることができず、いくつかの湯に寄り道してきたわけです。しかしあくまで温泉がメインではない以上、「旅行記」としてアップできるような全行程ではございません。というわけで、「こんな温泉も入ってきました」という記録集的に紹介させていただきます。なおここに紹介するのははほぼ全て「思いつき行きあたり湯ったり」系なので野湯はありません。というか、野湯に行くときはもっと「心の準備」が必要なんですよぉ。

【浅間隠温泉 鳩ノ湯三鳩楼】
2006年くまオフに向かう途中なぜだか松井田妙義ICで高速を降り、そのままうねうねと県道を走っていったわけですが、予想&記憶の通りとりたてて新たな発見は無し。ほのぼのとはしてるんだけれどなぁ。というわけで、以前峠道が未開通だった頃はかなりシブいエリアだった浅間隠温泉郷に行くことにしました。ずっと以前には温川温泉に入ったことがあるので同じ場所も何だかなぁと思い、鳩ノ湯温泉へ。とはいえはるか昔ゆえ温川温泉ももはや「入浴したという記憶」しか残っていないんですけれどね(苦笑)。

というわけでそぼ降る雨の中お風呂へ。800円はちょっと予想外でしたが(笑)、駐車場に他の車がなかった=貸し切りの可能性大ということでまぁいいかなと。果たしてお風呂は男女とも貸し切り、よしよしというところです。

建物そのものは歴史を感じさせる古いものでしたが、各所に手が入れられていてなかなかいい感じです。もっとも一部のライトのセンサー位置がイマイチだなとは思いましたが。個人的にはセンサー式ライトはもっと活用されてしかるべきだと思っていますので、宿でこのシステムを使うことには好感が持てます。

で、完全にリフォームされて木の匂いも新しい浴室へ。ん?

天然温泉、循環ならふたの必要もないはずだし(その場合はたぶん加熱機能もあることでしょうし)、でもどうして?といろいろ但し書きを読んでいたら、もともとふたを用いていた伝統があるみたいで、それはまた温度が42度という「快適ぎりぎりの源泉」に由来するのでしょう。で、これまた不思議だったのがその源泉が「時にはどどどっと出て、かと思えばすっかり止まる時もある」という不定期性を持っていたことです。

これまた湯量のセンサーでも働いているのでは?と思いきや、自分が湯から上がっても出ないときは出ないし、入っていても出るときは出る。聞けば、公称180リットル/1時間(つまり3リットル/1分)の源泉も、だいたい15分だけ出てあとは止まっているという間歇系なのだとか。なるほどねぇ。さ、というわけでいざお風呂へ!

結構重い湯のふたを外していざ入浴です。2-3枚くらいならまぁいいんですが、これって片側(洗い場側)から持ち上げて移動するのって結構しんどいんですよね。似たようなパターンが長野の渋温泉にありますが、考えてみればあっちのほうが板が長いぶんしんどかったような?



しかし、入ってしまえばこっちのもんじゃい♪


【草津温泉共同浴場 千歳の湯】

くまオフキャンプの明けた日曜日、のんびりだったんであまりどこに行くことも出来なかったんですが、Takemaの温泉デフォルトタオルである「西の河原露天風呂タオル」を4月の日光湯元に落として来ちゃったんで、わざわざ新しいものを買いに行った次第です。しかし風呂の受付でタオルは買っても入らないんだから、係員さんもちょっと怪訝な顔をしておられました。お許し下さい。

で、所期の目的も果たしたしどうしようかというわけで、道路際に貼られていた地区案内図から見つけ出して入ったのがこの「千歳の湯」共同浴場。

町中ど真ん中なれど時間の関係か空いてましたねぇ。当然お湯は熱めでしたがまぁ何とか入れる温度、源泉は予想通りレモン味系の酸っぱいやつでした。考えてみれば草津の共同湯ってこれが初めてだったんですよね。ネタが切れたら共同湯巡りでもしようかな?

さて、この日はこんなものだけだったんですが、次ページではかなりシブイ系の共同浴場3連発+1です。管理人なしの料金ボックス投入方式、それでもみんな男女別で女性も安心!
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