− (18) 最後の最後にもういっちょ!奥藤七温泉&松川の湯 −

頂上の駐車場からほどなく到着したのはいつもの源泉地帯。うむうむ、予想通り誰もいませんからお湯をいただいちゃいましょう。この奥藤七温泉(通称)もいいお湯だなぁ。

湯船は二箇所ありますが、手前の湯船は今回熱すぎて入れず。まぁ風情がある(湯船の奥からはそのままぶくぶくと高温源泉が湧いている)のはそちらのほうなのでよしとしますか。

さささっと服を脱いでまずはTakemaが入浴。底は源泉から湧き上がったとおぼしきねずみ色の泥で、入浴するとお湯は一気に濁ってしまいます。また、手前側の底からも僅かとはいえ源泉がわき出ていて、そのまま座ると「あちっ!」とくることもあるので、ビーサンを底に敷くと安心できます。



いやぁ、こんな天気での野湯はホントにいいです。しみじみ。



「奥藤七温泉悦楽の図」

いやはや、気持ちいいよなぁこんなロケーションでこんな新鮮湯!

Wmv形式、1.40MB、37秒

続いておしんこどんがささっと着替えて(最近は着替え用アイテムを持参しているので結構スムーズみたいです)ささっと湯船へ。



というわけで、おしんこどんも快適入浴となったわけですが‥

おしんこどんが入浴してしばし、下の方からちょっとお年を召したご夫婦が登ってこられました。どうやらここに野湯があるということはご存じなかったようで、「あれまぁこんなところで‥」と驚いておられました。「温度はどうなの?あれぇいい感じだねぇ」と検温。実はこの時のお湯はちょっと熱めで、おしんこどんにはちょっとつらい長湯になったかも?(笑)。



ただいまご夫婦検温中♪

このあとご夫婦はさらに上部に向けて登って行かれました。お元気だなぁ。‥と、ここでおしんこどんがあらたな行動に!



そうきましたかおしんこどん、泥パックとは‥。いやはや我が妻、さすがにやりますなぁ。そういや、どこぞの温泉では「泥の持ち帰り禁止」なんていうところもあったし、硫黄分は肌にいいのかもしれません。ちなみにここの泥を持ち帰ることはいたしませんでしたが(笑)。



お風呂から上がって喜びのポーズをとるおしんこどん。でも前回同様気持ちよかったなぁ。

このあとは「野湯の汗を流すべく」というか、きれいに身体を洗うべく松川温泉の松川荘へ。すでに夕方近く、平日ゆえガラガラで露天風呂などは貸し切りだったけれど、ここもまた「撮影禁止」ということで写真は撮れませんでした。最近リニューアルしたのかきれいでしたがあまり風情はなかったかな。

お風呂から上がったのは17:00ころ。ちょうど同じ頃に出てきた方々は盛岡(ここからすぐ)からお越しになったそうでしたが、「何日か温泉めぐりを楽しんで、これから千葉まで帰る」というとえらく驚かれたと同時に「岩手の湯を楽しんでもらえて嬉しいですね」との一言。もちろん、「今回のメインは青森で、岩手の湯はここ松川を含めた2湯だけだったんですよ」とは口が裂けても漏らしませんでしたが(大笑)。

というわけで、2006夏の東北温泉行脚もこれにて終了!来年はもしかして津軽海峡を越えるのか??
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