− その2 天気もいいし、ここはやっぱりあの野湯で湯ったりが一番! −
というわけでのんびりと滑川温泉をチェックアウト。と、この宿泊をもちましてあるスタンプ帳が満員御礼、いや違ったフルスタンプとなりました!実はこれ、日本秘湯を守る会のスタンプ帳でありまして、会員宿に10泊すると、それまでに泊まった宿に無料で1泊できる(ただし繁忙期や休前日除く)というシロモノ。最初に泊まったときは「目指せ10泊!」などとはあまり考えていなかったのですが、気がついたら制覇しちゃったというわけですね。ちなみにその軌跡はというと‥
1. | 日景温泉旅館(秋田県) | 6. | 肘折温泉 葉山館(山形県) |
2. | 日景温泉旅館(秋田県) | 7. | 肘折温泉 葉山館(山形県) |
3. | 新高湯温泉 吾妻屋旅館(山形県) | 8. | 温湯温泉 佐藤旅館(宮城県) |
4. | 上湯温泉 神湯荘(奈良県) | 9. | 奈良田温泉 白根館(山梨県) |
5. | 湯の峰温泉 あづまや(奈良県) | 10. | 滑川温泉 福島屋(山形県) |
というわけでおしんこどんともども1泊無料招待の権利を手に入れたわけですが、実は再訪希望の湯はすでに決めていたりします。まだ予約はしていませんが、さぁてどこかなー?
さて、滑川温泉出発後はいつものように峠駅隣接のお茶屋さんで力餅を買い込み、そのままダートの峠道を越えて米沢側へ。さらに今度は白布峠を越えて裏磐梯へと進みます。場所はわかっているんだけれど時期が悪くて入れない(お店が開いていないので)「宝来湯」を目指したわけです。が、やはり‥
野菜の直売所ということで、「まだこのあたりでは野菜を収穫するに至っていないのではないか」という不安はずばり的中でした(笑)。夏から秋にかけて再訪しなければダメみたいですね(ちょっと考えればわかりそうなもんですな)。というわけでまたの機会を待て!とりあえず前にも利用した蕎麦屋さんにて昼食として後顧の憂いをなくしておき、では、満を持して行きますか、いつもの野湯!
そうです、いつものあそこです!
ここもメディアに紹介されて結構有名になってきたのか、小屋の下エリアには先人のおじさんが自然のままのお姿で湯浴みの真っ最中(ちなみにわれわれが湯浴みを終えたあとカップルもやってきました。女性は水着着用でしたが男性はきちんと潔くすっぽんぽんに!やっぱりこの辺の野湯マナーはきっちりと守られているようで?ほっとします。男が海パンはいて入浴となると、ここも川原毛大湯滝みたいになっちゃうし、それだけは避けたいところです)。
湯温は問題ないと思われたので今回は少し下の方で入ってみることにしました。まず最初は小屋のあたりの緩やかな流れがミニ三段滝によって流れ落ちる下流エリアにて。
夫婦揃って気持ちいい顔をしております(笑)。小滝の下ゆえ、天然ジャグジーを存分に楽しみました。
それぞれの小滝の落ち口ごとにバブルジャグジー!
そこから少し下ったあたりにも入浴可能箇所が。ちなみに送湯管の下あたりにも大湯船が!(右上画像にマウスオンで拡大)。
これもまた一興です!お風呂のあとはちょうどいい平岩にて大爆睡(右上画像マウスオン)。
というわけで、この日の沼尻元湯もホントに湯ったり気分を満喫しました。実は野湯界の重鎮?MARさんからはこの界隈におけるマル秘情報も伺っていたのですが、それはまた次回以降のお楽しみということに。だって今回だってたっぷりタンノーしきったんだから、あんまり一度に欲張っちゃもったいないですからね!
崩れやすい急斜面をよいしょっと登り切って登山道に戻り、来た道を戻ります。滞在数時間、そしてこのあとはこの時期恒例のワラビ採りにかーなりいそしみ(目の前の太いワラビを取らずには帰れない、という飽くなき欲望の前にビールもすっかり抜けましたわ)、そしてお昼前に予約を入れておいた宿へと向かいます。右上画像にちらりと見えてますが、さてどこの宿でしょうかね?
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