というわけで、いよいよ秋ノ宮周辺の某湯(とはいっても毎年行ってるから改めて隠す必要もないんですが)をのらさんと3人で目指すことに(ちなみにあきばさん&eikoさんはキャンプ場周辺でのんびり過ごすということでしたので。ただ、実際はそれどころじゃなかったみたいなんですが)。

と、国道13号から108号へと分岐する直前、Takemaはいきなり細道へと左折しやがったのでありました。なぜって、道沿いにこんな幟(ノボリ)を見つけたからなんですが。のらさん、予告なき行動パターンでごめんなさい(苦笑)。



うーん、ローカル色満載で何やら面白そうだったんですよ。

集落の中の道を進んでいくと、臨時駐車場に係員の方々が誘導して下さいました。この瞬間、「うむむ、まさか入場有料?」と不安になりましたが全くの杞憂、完全なるボランティアの皆さんでした。大変だよなぁ。

車を停め、幟が立てられた道をぽこぽこ歩いていくと、どうやら先の方に「あれだ、あれに違いない」系の桜が見えてきました。と、何だかポスター(左下画像)と比べて現物(右下画像)の方が妙にさっぱりしているような気がしませんか?この違いについて、何とも慇懃な「お詫び」の記載が書かれておりました(左下画像にマウスオンすると画像が変わります)。

あれまー、何とも悲しいお知らせが。そういえばよく「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿って言うよねぇ」、などとTakemaが発言したところ、おしんこどん曰く「でも、『それを信じる馬鹿』とも言うわよ」とのキビシイツッコミが(笑)。うーむ、桜の道はどうやら相当に奥深いみたいだぞとしみじみ。それにしてもこのお詫び、何だか隠しだてがなくてとても潔いように感じたのはTakemaだけでしょうか?何年かのち、再び立派な枝垂れ模様を見せてくれることを祈らずにはおれません。



ちなみに、この角度からだとさらに淋しい枝ぶりなんですね。頑張れオシラ様枝垂れ桜!

さて続いては、いつもの野湯へ。しかし去年は雪解け水の影響かぬるすぎたのに、今年は水が少なすぎてかぁなり熱いです!少し手を入れれば腰湯+αくらいできそうな場所もあったんですが、なかなかどうして火傷とのバトルはしたくありませんしねぇ。よって、とりあえず「瞬間足湯」だけで我慢した次第です、はい。



右上画像では湯が激しくあふれ出ていますが、どう考えても火傷必定なので手も入れられませんでした。




「今年のブリコ石源泉周辺」

お湯さえ熱くなければ、今年は比較的深い(腰湯可能な)湯船が作れそうだったんですが‥。

Wmv形式、613KB、14秒
というわけでお湯関係はこれくらいにしておいて、いつの間にかメインアクティビティと化した山菜採りにいそしみましょ。とはいえ実は温泉巡りの直前に大袋をいくつも携えたご夫婦に出会ってしまっていたので(たぶん下に停められていた大宮ナンバーの車の持ち主でしょう)、今年は駄目かなぁと切ない気持ちでもありました。

案の定いつもの場所にはなーんもなし。くわぁ、非地元民はあんまり採っちゃ駄目なのよと思いつつも、われわれとて非地元民ゆええらそうなことは言えませんわな。と自問自答しつつ少し奥に入ってみると‥

あったあったありました♪少し分け入ってみたら、全然手つかずのエリア発見!しかも例年に比べて大きくて立派です。左上画像で細く縦に伸びてるのがワラビ、少しの手間で片手で持ちきれないくらいになったので、もうわれわれの分としては十分です。

そこから今度は往路とは別のルートを下っていくと、今度は「コゴミーランド」「タラノメワールド」などもあったりして、これまた結構楽しめました。



本日の夕食のおかずをたっぷり手に入れてご機嫌のTakemaでありました。

しかし考えてみればお昼ご飯を食べるのを忘れていたのね。というわけで、のらさんの提案によりここからほど近い場所にあるお蕎麦屋さんへと向かい、盛りそばと山菜盛り合わせを注文したのでありました。



しかしお蕎麦はともかくとして、夕食は山菜の天ぷらなのにここでも食べちゃっていいの?(笑)。

さてそんなわけで、ここでのらさんとはお別れです。ホントにいろいろとお世話になりっぱなしで申し訳なく思うと同時に、ホントにありがとうございましたぁ!かくして、再び木地山キャンプ場へと戻るわれわれでありました。

戻ったあとは、当然山菜料理の準備に取りかかったわれわれです。



本日の収穫はこんな感じでありました。ワラビはさっそく重曹でアク抜き開始!

さてところが、あきばさんたちのテントから生体反応がありません。車は駐車場に停まっているし、どこかにお出かけしているわけでもなさそう‥と思っていたら、そのうちにeikoさんが現れたのですが、何と、あきばさんは一気に風邪を引いてしまわれたらしく、それこそ療養として今日は一日中伏せっていたそうなのです。

もちろん自分用の薬はしっかりお持ちだったのですが、やはり一番大切なのはゆっくり休むこと。でもなぁ、せっかくここまで来たのに現地で沈殿とはあまりにも残念な話ですよね。ホントに大変でございました。

というわけで、この日は元気なeikoさんと3人での宴会となりました。それにしても、昨日は焼き肉今日は天ぷらという「濃い料理」なのに、いずれもテントの中で調理しながら、さらにその場で宴会ができちゃうこのテントってやっぱりすごいもんだなぁと、われながら感心することしきり。ま、もともと「木地山専用」で買ったようなもんですけれどね。



ただいまおしんこどんがタラノメ調理中の図。うまかったーっ!

さぁて翌日はどうするどうするどうしよう?予定はなかなか決まらずに、でも決まってからは早かったーっ!
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