− たまにはこういう移動日もあります −
さて、(゚(エ)゚)さんにさんざんお世話になった下湯タヌキの湯を出発したのは11:00を回っていました。今日は日本海側の千畳敷まで移動する予定なのですが、できれば白神ライン(旧称弘西林道)=40kmを越えるダート&三つの峠越え経由で行きたいと思っていたので、それにしてはちょっとゆっくりめの出発だったかも知れません。まぁ何とかなるっしょ。
さて、弘前のあたりはTakemaとしてもほとんど訪れたことがなかったのですが、実は周辺は結構温泉天国らしいので今後(来年以降)の課題に回すことにして、今回はそのまま通過します。ただ、せっかくここまで来たなら岩木山は欠かせません。この日も天気は見事にバッチリだったんで出来れば上まで上がってみたかったんですが、そうなるとやはり時間的にキビシイだろうと判断し、とにかく嶽温泉だけは入っていこうと決めました。かつては共同湯があったらしいが今はなし、という情報しか持ち合わせておらず、まぁあまり深く考えずということで「小島旅館」さんのお風呂へ。写真はありませんが白濁湯で、ちゃんとあつ湯とぬる湯があるのがいいなぁ。
嶽温泉に来る道路沿いには「嶽きみ」(「きみ」とは「黄身」だっけ「黄実」だっけ?)を売る露天がたくさん軒を連ねています。ちょうどシーズンだし、ここらでは嶽きみは有名だよ、とは(゚(エ)゚)さんから聞いていましたから、お風呂上がりに近くのお店でふかしたてを買い、白神ライン入口の暗門の滝レストハウス近くのベンチにてがぶりとほおばります。
何というか、トウモロコシの常識を覆すような甘みが口いっぱいに広がります。手に付いた汁も何だか「うわぁ、メロンじゃないんだから!」という感じ。もちろん美味しかったけれど、何だか不思議な感じでした(批判してるわけじゃないので念のため)。
さてここからはいよいよダート走行が始まります。40kmオーバーのダートはやっぱり長いです。それと、途中路面が荒れ気味の場所が結構あって、まぁ今の車(フォレスター)なら気にならない程度ですが、オンロードバイクだとやっぱり疲れそうだなぁ‥と思っていたら、何とV-MAXで果敢に荒れ道に挑むライダー発見!かなり手前(入口から15kmくらい)のあたりで追い抜いたんですが、結構慎重に走っていた(というかゆっくりとしか走れません)彼が日本海にたどり着いたのは一体何時頃だったんだろう。すっかり暗くなった頃だったんじゃないかなぁと今さらながらに同情の念を禁じ得ません、はい。
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しばらく走ると、道端にこんなの発見。
まぁ林道を走ればどこにでもあるような水場なんですが、「白神」というブランド名が付けられているとついつい有り難がっちゃうのが我々観光客です。というわけで手持ちのミニペットボトルにしっかり汲んでと(右写真にマウスオンしてください)。
長いダート(ところどころ舗装はされていましたが)を何とか通り抜け、片側1車線の広い道路まで来ました。本当はこのあたりにあるという野湯を探索したいところですが、時間的に暗くなり始めてしまう&今日は民宿泊=夕食の時間が遅くなる、ということで、明日出直すことにしてそのまま通過。日本海側に出て、千畳敷までしばし海沿いドライブ。はぁ何とか日没前に着いたぁ。
今日の宿は千畳敷のすぐ前にあるのですが、名物の夕日は‥うーん、雲が邪魔をして残念。というか、実はこの時点で大型で非常に強い勢力を誇る台風18号が九州地方を直撃しており、明日以降はそやつがこちらに向けて突進してくる予報になっていましたから(実際来た)、この時点で少しでも青空が見えているというのは非常にラッキーなことだったのです。考えてみればこの3日間、ド快晴続きだったもんなぁ。
というわけで、いつものように無意味なジャーンプッ!
ところで、我々の泊まる民宿は五能線の千畳敷駅のすぐ横、駅のホームから民宿までは徒歩約20秒くらいでした。せっかくなので駅に行ってみると‥お、もうすぐ列車が来るはずです。というわけでしばし見物ということに。鉄の血がここでも湧き叫び肉を踊らせた次第です(何のこっちゃ)。
ホームの向こうに見えるのが宿なんです。激近っ!
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実は五能線はTakemaの旅行歴の中でも一番最初の記憶として残っているのですが(中1の夏に一人旅で乗った。詳しくは後のページで)、やっぱりいい感じだなぁ、今度は冬に来て乗ってみたいなぁと思いますわ。昨冬の只見線に続く鉄道旅行第二弾、やってみようかな。
さて、この日は当然のことながら自炊ではなく宿のご飯を食べたのですが、お腹一杯+初日からの疲れがたまったのか、食べ(飲み)終わるやいなやTakemaもおしんこどんもそのまま「牛になるぞぉ」状態。ちょっと仮眠のつもりが?そのまま朝までバタンキュー(古い表現だな)。20:00過ぎにはすでに二人とも布団の国の王様になってしまったのでした。何と健康な&やっぱり年かな(笑)。
さて、翌日は元気もりもり状態で、一挙に3つの野湯をめざします!でもその前に、ちょっとノスタルジックなTakemaに?(笑)。