いやぁ、夏の終わりの恒例ともなった東北温泉行脚ですが、毎度のことながら深夜の数百km大移動はつらーい!でも仕事から帰ったあとちょっと仮眠したとはいえ、浦和(浦和IC進入は午前0時過ぎ)から休憩2回で盛岡の北まで一気に来たのはわれながらエライと勝手に自分をほめながら西根IC下車。それにしてもここ1年で大型貨物のリミッター装備車(90km/hで走行)が非常に増えたようで、無謀トラックがほとんどおらず、運転的には楽でした、ハイ(わたしゃ車線変更の労はいといませんので)。
今日は八幡平頂上を越えた大深温泉泊まりの予定。ということは八幡平方面に向かう前に今晩&明朝の食事を買い出さなきゃというわけで、9:00A.M.のマックスバリュ西根店開店前に、ちょっとした暇つぶしで焼走り溶岩流の末端へドライブ@わ〜い。
(店に着いてから気づいたことですが、恐ろしいことにここのマックスバリュはいつの間にか24h営業になっていたようでした。でもなぁその方向性、絶対間違ってるぞいまのニッポン!)
おおー!ほぼ快晴なのにTakemaの顔が笑ってない!(苦笑)。
ありがたきかな、ヒジョーにいい天気です。この日から関東はしばらく曇天が続いたようですが、さすが東北の北部まで来ちゃえば問題ないですね。実は今回の温泉行脚。のべ3泊6日という長期間&学生並みの強行軍ながら、雨に降られたのはほんの2時間くらい、しかも自分たちが帰った直後に台風の直撃!というおまけも付いた、天気ばりばり幸せもりもり系の旅行だったのでありました。
さて、買い出しを済ませた後は松川温泉から通称樹海ラインを登っていきます。さすがにまだ新車のフォレスター、軽快に坂を上がっていきますな(実はこの数日後幅の狭い某所にて早くもボディに無数の擦り傷が。どうしようかなぁ、ほっぽっとこうかなぁ(笑))。というわけで、藤七温泉手前にある「太古の息吹温泉」へ。
おおっ、湯気がもうもうと出てますねぇ。
ここは90℃以上ある源泉がゴボゴボとあふれ出ている場所(入浴施設なし)なんですが、こうしてあふれ出すがままにしているのは何とももったいない!しかし国立公園内ということもあっていろんな規制が絡んでいるのでしょうね。考えてみれば、ここまで車で上がってきた樹海ラインやその先輩格のアスピーテラインも、今現在新たに計画を立てようものなら自然保護の名の下に絶対計画却下となることでしょう(乗鞍も一般車通行止めになったことだし)。となれば、ここまで何の苦労もなしに上がってこられたのも高度成長期の賜物なのかもしれません(そうかな?)。
ちなみに、このお湯がそのまま無為に流れ下ってしまうのを惜しむ人たちは私に限らずいらっしゃるようで、八九郎さんもそのお一人でしょう。しかし今回野湯お浸かりはやめておきました。照れくさいわけでもなし(Takemaはね)、んでもってスコップも携帯プールも持参していたのですが、やめた理由は「この日の午後に大物野湯がある!」ということだったんです。というわけで、身代わり地蔵として?ここでは先ほど買いこんだ卵を茹でてみることにいたしました。
動画もお楽しみ下さいませ(1) |
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もうもうと噴出する源泉の温度は確か92℃?
というわけで、おしんこどんのアドバイスに従いつつちょっと早めに卵を引き上げます。まずはすぐ下の流水で卵をかっきり冷やして(殻離れがよくなりますしね)、持参ゴミ袋を置いてある駐車場へ。ここ(源泉周辺)はほとんどゴミがなかったのですが、たぶんここは道路管理者(=県の職員さん)が徹底的に掃除をしているのでしょう。でも、ヤブの中にはいくつかゴミが散らかっていました(残念)。ここで煮るのはいいとしても、ちゃんと始末しろぉ!せめて持ち帰れぇ!
「ちょっと早め」が功を奏して、黄身の部分は半熟。美味しかったぁ♪
さて、ここからはちょっと上がった藤七温泉へ。実はかつて(自分が20代前半の頃)、焼走り〜岩手山〜大深岳〜八幡平、トータル2泊3日の縦走をしたことがあったんですが、その時藤七温泉の源泉エリアを下ってきた記憶があって‥そうだぁ行くぞぉ、15年以上前にむざむざ通過したあの道、あの若さ、そしてあの源泉っ!