− これで3年連続だぁ −
この光景も、我々にはすっかりおなじみになっちゃいました。
おしんこどん、右手前で早くもオンドル湯治モードに入ってます。
2002年のこの時期に初めて訪問して以来、なぜかツボにはまって毎年泊まり続けている大深温泉、当然のように今年も来ちゃいました。朝方にマックスバリュで早々に買い出しを済ませておいたのも、ここが自炊専門宿(&周辺に商店が全くない)であるための対策だったのです。
到着すると、Takema&おしんこどんがまず最初にしたこと、それは「毎年お世話になっているあのご夫婦をさがせ!」でした。実は過去2年続けてお会いしていた青森のご夫婦には毎度のようにごちそうをいただいていたのですが、お返しするものが何もないままだったのです。というわけで、今年は「よぉし今年はお返しじゃ!」としっかり準備してきたのです。しかし‥
2棟あるどちらの建物にもご夫婦の姿はなし。毎年この時期に1週間ほど湯治に来るということでしたが、今年は自分たちがちょっと早すぎたのかなぁ。う〜む残念でした。
ついでに、何やら今年はずいぶん混んでいます。あとで「日帰り休憩の方が多かったため」と判明したのですが、それにしても何だか今年はちょっと雰囲気が違いました。夜も、去年までは7時には皆さんご就寝になっていたのが、結局夜10時近くまでもそもそなさっていたグループもあったようだし、何だかなぁ。やはり先日某国営放送でこの温泉の特集をしていたのが大きいのかなと考えたりしました。でもまぁ、それでも普通の温泉旅館とはひと味もふた味も違う風情ではあるのですが‥
源泉地帯やお風呂の風情はなーんも変わっていないんですけれど‥
さて、去年までと比べて変わったのは雰囲気だけではありません。宿の施設にもしっかり手が加えられておりました。何とトイレ棟が建て替えられていたのです。
以前のページで「トイレは古いながらなかなか手の込んだ造りになっている」ということを書きましたが、今や洋式水洗トイレに進化してしまいました。まぁ風情という点では前の方が◎でしたが、やはりこれも時代の流れなんでしょうか。この宿の経営は鹿角市内の病院のはずですが、とにかく徐々に手を入れていこうということなんでしょうね。
さて朝です(相変わらず皆さんの起床は早いっ!)。この日もすばらしき快晴で、いやがおうにも「よぉし今日も新たな湯を目指すぞ、ご飯を食べて早く出発しなくちゃ!」という気にさせられます。でも純粋な当時目的の方々はそんなふうに焦ってあたふたすることもなく、ゆったりと持参の尺八の練習などにいそしんでおられるようです。こういうふうな贅沢な時間の使い方、まだまだできないなぁ。
動画もお楽しみ下さいませ(5) |
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というわけで、ここの水を20リットルポリタンクに詰めさせてもらい(自家消費用)、いよいよ出発です。まずは山越えの県道経由で大館市に向かいます!