− 見当違いの林道でもがいた末、やっと見つけた二庄内温泉 −



完全に道を間違えた末、やっとみつけたぁ!

さて、陽も徐々に傾き始めたかという頃、いよいよ十和田湖に抜ける国道に出ました。実はこの日の夜は、(゜(エ)゜)青森熊さんとタヌキの湯で待ち合わせをしているのです。待ち合わせ時間は現地に16:00。このまま直行すれば余裕で間に合う時間ではありました。しかし‥この付近にはもう一つ気になる場所、二庄内温泉なる温泉がひそかに湯けむりを上げているはずなのです。人と人との関係をとるか、それともまだ見ぬ湯を取るか、これは難しいところではあります。そして熟考の末(そんなに考えていたとも思えませんが)Takemaが出した結論、それは‥。

というものでした。ふーむ、自分が出世しないわけがわかったような気がするぞ(大笑)。

というわけで(そうそうあの時は携帯も圏外だったのよ、と一応言い訳)、いざ「たぶんここだろう!」と地図上で目星をつけていた林道に入っていきます。かなり奥だろうと考えていたので、ぐんぐんブイブイと奥のほうに入りこんでいきます。しかし‥「この道って何だか違う気がする‥」というところまで来てしまいました。林道はさらに荒れの度合いを増しながら奥に続いています。両サイドは笹が覆いかぶさってかなり狭く、ここから先がどうなっているのかは行ってみなければわかりません。ついでにここからは路面もMuddyで、いくら四駆とはいえ、先行きがわからないこの道をそのまま進むのはちょいとためらわれます。

そこで「こりゃ違うだろ」とあっさり観念し、Uターンして来た道を戻ることに。横で寝ていたおしんこどん(確か林道に入る前から寝ていたような?)も、何ごとかという感じで起きてくれました(笑)。

再び国道に出た上で、ここに来るまでに一瞬気になっていた別の道に入ってみることにしました。こちらははるかに状態もいい道路なのですが、某有名秘湯(この表現、やっぱり無理があるなぁ)へ行く道でもあるのでまさかなぁと思って通過してしまっていたのです。

道はどんどん山を登っていきます。そして某温泉への分岐を過ぎ、さらに奥に続く道をどんどん進み、国道から10数km奥に入ったところでふと目に入ってきたのはコンクリートで固められた側壁(上の写真参照)。写真を参考にして「この側壁がランドマークになるよなぁ」と思って走ってきましたからもう間違いはありません。どうだ、その直下に湯船はあるのか?

いやぁ、ちゃんとありましたありました。道の一段下の広場にぽつねんと設置されたコンクリート製の湯船を発見です。この道に観光客が入りこんでくることはまずないと思いますが、もしここまで来たとしても、うっかりしていたらただの小広い園地だと思って通過してしまうかもしれない、そんな何気ない場所でした。

というわけで、どうせ誰も来るはずはないと勝手に心得て湯船の脇でスッポンポンに。



Takemaはもちろんですが、おしんこどんも開き直りました(笑)。

動画もお楽しみ下さいませ(6)

「つつしまやかに喜ぶTakema」

やる気のなさげな声ですが実は嬉しい♪

ASF形式、255KB、たった4秒
湯は看板の通り多少ぬるめですが、暑かったこの日は何の問題もなし。予想外に深い湯船(130cmくらい?)も何だか心地いいです。藻は周りにこそ付いてはいましたが、入るには問題なしです。

お湯は誰かが来ようが来まいがお構いなしという感じでひたすらとうとうと流れ出ています。お湯そのものにさしたる特徴はありませんが(近くの某温泉と似た感じ)、まぁここはゆっくりと楽しめばいいかな。というわけで「もうひとっ風呂@二庄内温泉!」完浴です!うわ、時間が!(汗)。

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