− その2 菅野温泉立ち寄り、さすが諏訪大社秋宮、お清めの水も温泉! −

そのまま国道20号線を進んでいくと、「諏訪大社下社秋宮」という看板が目につくようになりました。実はTakemaにとってこの下諏訪あたりは初訪問エリアでして、温泉はもちろんのこと観光スポットにも来たことがないのであります。「じゃ、せっかくだし行ってみようか」と、国道20号線から右に分岐し、ハンドルを元に戻したあたりで「下調べ時にどこかで聞いた名前」の看板が目に入ってきました。



ま、まさかこんなにわかりやすい場所にこんなにシブイ共同湯があるとは!

調べていたところによると下諏訪温泉のメイン源泉は旦過の湯で、ここはそこからの引き湯だということですが、逆にその分「激熱ではなく適温」ということですからまあいいでしょう(ただし加水もありだとか)。それにこの立地、アーケードを進んだ奥にあるというのも何とも言えずしぶいではありませんか。というわけで即座に入浴決定です。

先客さんがおられたので浴室の画像はありませんが、楕円形の湯船の真ん中に突き出た塔から湯が注がれる仕組みになっています。完全な透明湯でお湯そのものに強い特徴はありませんが、毎日入る湯としてはこういう方がかえっていいような気もしますね

続いては、そこから目と鼻の先にある下社秋宮へ。ちょうど七五三参りの家族連れが多く見られる中われわれもお参りをすることにしたわけですが‥。お清めの手洗い場に行ってビックリ。

さすが下諏訪という土地柄です。かなり熱めの湯が注がれています。うーん、この湯を携帯湯船にためて‥いや、やめておきましょう。あくまで境内なのですからそんなことをしたら神罰が下りそうです(笑)。

きっちりお参りを済ませたあとはしばらくあたりを散策することにしました。御柱もありましたが、近年は諏訪地方に「御柱に適した大木」がなくなってしまい、確か八ヶ岳の東側から運んできた木を使っているのだとかいう話を聞いたことがあります。この木はいったいどこから来たんだろうと、ふと気になっちゃいました。

坂の途中には「おんばしら Grand Park」というものすごく雄大な名前の割にかなりこぢんまりとした三角公園がありました。で、なぜかそこに撮影用の看板が置かれていたのはご愛敬。もちろんおしんこどんがそこから顔を出したことはいうまでもありません。お昼ご飯もこのあたりで済ませて、さ、奈良に向けて一直線‥とはいかず、なぜか微妙に北上し始めたわれわれでありました(笑)。
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