− 前半その1 まずは南会津方面から3湯 −

さて前半は4連休だと書きましたが、なぜだか初日にあたる26日は家におりました。だって「前半も後半も深夜の行軍(真夜中に高速を一気に北上)」というのではさすがに疲れちゃいますからね(根性ないなー)。というわけで出発は日曜日の朝6時過ぎといたしました。

今日の目的地は西山温泉なので、那須塩原ICから峠を越えて会津入りすることとしました。甘湯方面にも立ち寄りたかったのですが、そこで時間をかけてしまうと本来の奥会津エリアでの活動に支障をきたしそうなので(大した活動をするつもりはないんですが)今回はパス。で、最初に立ち寄ったのは‥



中三依温泉「まるみの湯」でございました。

以前国道に面した併設のお蕎麦屋さんに立ち寄ったことがあったのですが、その時はなぜかお風呂に入ろうという発想がなかったんですね。それ以来一応気にしていた「宿題」でした。しかし、あらためて下調べをしたわけではなかったので‥

うーん、湯小屋の風情や展望はかなり高ポイントなのですが、加熱はともかくしっかり循環とはちょっとねぇ(残念)。ただし塩素臭は僅かにありますが温泉臭もないわけではなく、それほどきつい循環ではないのかもしれません。まぁとにかく宿題が一つ片付いたんだからよしということにしておきましょう。

続いては山王峠を越えていよいよ会津に入ったところに位置する滝ノ原温泉。この道はTakemaウェブサイト開設前後を含めそれこそ何十回と通っているんはずなんですが、ここの温泉は完全に意識の外にありました。

見る人が見ればすぐにどこなのかはわかりますね(何と無責任なレポート!)。ま、国道沿いなので見過ごすことはないでしょう。かけ流しを標榜する温泉なのはともかくとして、なぜか「15分入っていると血液がさらさらになる」というのを売りにしているようですね。でもどうなんだろう、入浴による発汗で体内の血液濃度は濃くなり、一時的にはかえってドロドロになってしまうような気がするんですが‥いやまあこれは所詮素人の憶測なのでお忘れ下さい(玉汗笑)。

ちなみにこのエリアではまさにこの時期が桜の満開と重なり、窓からはこの時期ならではの花見酒、いや違った「花見湯」を楽しむことが出来ました。左上画像は女湯からのものですが(男湯は先客複数によりおしんこどんに撮影を頼みました)、きれいだったなぁ。

窓から見えていた桜を外から撮ったのが左上の画像です。‥と、すぐそばには何やら源泉絡みと思われる垂れ流しが!(右上画像)。しかし、この正体を確かめに行こうとすれば女湯の真ん前に立たなければならなくなるので、「出歯亀」(死語ですな)になるのを恐れ上からの撮影にとどめた次第です(苦笑)。

さてこのあとはお気に入りのお店でトチ餅ほかを購入し(あんこと餅のバランスが結構好み=餅が少ないのはどうも駄目なTakemaなんです)、ふと気づけば「ここはあの樽風呂のすぐ近くぢゃないですか!」。

数年前から保健所の通達だか何だかで入れなくなったというたかつえの樽風呂、それより以前に入っていたからよかったとはいえ(その時のページはこちら)、ここ最近の情報によると「入れた」とか「やっぱりだめでした」等、とにかく情報が錯綜しています。というわけで行ってみると‥



あっちゃまー、あえなく玉砕でございます(悲)。

しかしこの「湯が溜められていない現状」をそのまま肯定するには難があります!本格的に閉鎖されてしまったのであれば一体なぜスノコや洗面器がそのまま放置されているのか?特に洗面器なんてものは風が吹けばすぐどこかに飛んでいってしまうはずだし、しかもその洗面器(湯桶といいたいところですがやっぱりプラだと‥でもケロリン桶はプラでも「桶」ですね)を見れば、「昨日までは使われていたような」現役バリバリモードのようです。さらにはちゃんと湯も少量とはいえ注がれているということは??

という「疑い(笑)」がフツフツとわき上がってくるのであります。右上の画像では確かにちょろちょろとしか出ていない源泉も、すぐ脇にある管理棟内のバルブをちょちょいとひねり、同時に漏湯部分の穴を布でふさげばもしかして??(ただし管理棟に一般人は入れませんので念のため)。

実はごく最近の某レポに「この樽風呂に入浴できた」というコメントがあるのです(どこのサイトであるかは書けません)。というわけで上記のような推理となったわけですが、多分当たらずとも遠からじかなという気がします。ただし源泉施設には手出し無用なので、われわれ部外者としては「運を天に任せる」というこれまで通りの流れになるわけですけれどね。

さて続いては「会津みなみ温泉 里の湯」へ。これまで何度も前を通りながら完全に見落としていた温泉で、まさかこんな所にあるとはとぶったまげた次第です。ま、ほとんどバイクで通っていた道だからしょうがないかなと思いつつ。ちなみに北上してくると、建物がセットバックしている関係もあってちょっと目立たないんですよね。別の電器店(三菱系で、なぜかすぐ目の前にあるのが不思議)の看板が先に目に入ってくるので、そうなったら徐行で進行右側を注意していくとわかると思います。

この日は本業?の電器屋さんが休みでしたが温泉はしっかり営業中。でもそれぞれの施設の接続部分?にはシャッターが下ろされていました。電器店の営業日には多分入口付近の雰囲気も違った感じなんでしょうね。ちなみに料金入れに気をとられ、ついつい休憩所まで靴で入りこんでしまったTakemaでしたが、皆さん、靴は入口を入ってすぐの靴箱にね♪

休憩所には何ともゴージャスなソファーが置かれ、もちろんテレビも大きめのもので何だか湯上がりには「入浴王」気分に浸れそうな感じです(大笑)。この日は多分男女とも先客なし、しかも管理人さん不在でしたから「こ、こんなにゆったり寛げるスペースを貸し切りで使っていいんだろうか?」と、とっても小市民的なおどおど&嬉しいぞ感でいっぱいになったというわけです(笑)。

お湯はといえばやや笹濁りの加熱かけ流し。案外「上に熱く下はぬるい」系なので、しばらく先客の形跡がない場合はかき混ぜ必定。でも直接の加水投入蛇口はないので必要以上にぬるくしてしまう必要はないでしょう。

ちなみに他サイトでも紹介されていますが、さすが電器店併設というわけで洗い場のシャワー設備は思い切り立派です。万が一故障しても「状況的にそのままにはしておけない」でしょうから、きっちり身体を洗えるこの共同湯はすばらしいです。ちなみにもちろんドライヤー完備、さらには素泊まりもできるということですからバイクツアラーには絶好な宿なのではないでしょうかね。でもその場合も、場所柄暖気アイドリングはやめましょうね@一般の○ーレー乗りさん。
ちなみにTakema家のはす向かいにあたるお宅にもハーレー乗りの方がおられます。そのエンジン始動直後のアイドリングは確かにうるさいんですが(結構爆音です)、「エンジン始動&GO!」という早業が出来るバイクではない以上(だからこそハーレー?)、最初は「しょうがないなぁ」と思ってました。でも、しばらくして彼の「とにかく発進できそうになったらすぐに大通りに出たい」という出発準備を見ていたらそうもいえなくなりました。自分のブラックバードだってやっぱりバイクに乗らない人にはうるさい雑音だしねぇ。

その一方で、夏のキャンプ場界隈で「自分は今日あそこまで行くんだから!」という意気込みがあるんだかないんだかは知りませんが、朝6:00前からキャンプ場内または駐車場にて10分以上暖機をする阿呆もいますよね。ウトロの国設キャンプ場(たかがキャンプ場に何で今さら国が関わるのかは不思議ですが)あたりには、最盛期になるとそんな輩がいて辟易しました。最近は行ってないけれどどうなのかな?
さて次は‥「いつもの場所はパス」してどこへ?くわー冷鉱泉!
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