− 新蕎麦でお腹いっぱい、会津地鶏焼き鳥まで手が回らずの巻 −
実は前夜のうちに宿にて「ヒジョーに気になるイベント情報」を仕入れていたのであります。ここ宮下温泉からほど近い山上にある美坂高原なるところで「会津地鶏&新蕎麦祭り」なるイベントが10/12に開催されるというのですね。それって‥明日だ!
でも、イベント内容を知らせるチラシを見ているとちょっと気になる案内文が。それは「新蕎麦祭りの蕎麦食べ放題&会津地鶏BBQ用のお肉は予約制(限定○○人)」というものでした。当日券も若干はあるということですがさすがに今日の明日となるともう無理かなという気がします。そもそもBBQは3-4人前だというし、提供されるのはお肉のセットだけだというし(つまり焼く道具は自分で持ってきてねということみたい)、完全に観光用というよりは地元の秋祭りといった位置づけですね。
でもそれとは別に屋台も出るとかいうようなことも書いてあったので、まぁこれも話の種にということで足をのばしてみることにした次第です。
駐車場に着いてみると‥うわ、すごい車の数!幸いまだ満車ではなかったので大丈夫でしたが、たぶん午後には一杯になったんだろうな。というわけで受付まで歩いていくと、入場料が200円かかるとのこと。うーんそうかぁ、でもちょっと入場料徴収はセコい気もするなぁなどと思いつつお話を伺っていると、
というわけで一瞬悩んで(1人2000円ですから)、でもすぐに購入決定。なおわれわれが購入を完了したと同時に周辺の係員さんたちに「業務連絡」が!
うわぁお、なんたる偶然何たる僥倖!やっぱり神は見て下さっていた!(だから何を見ていたっていうのさ!と自己ツッコミするしかない)。いやまあとにかくそんなわけで、チケットを握りしめていざ新蕎麦振る舞いの会場へ。
会場はすでに混雑していたので、建物を出たところにあるあずまやのテーブルでいただきまーす!味はまぁまぁ、でもツユ(市販品そのまま)がイマイチ、でも「大根おろし取り放題」がとっても嬉しくて3種類のお蕎麦(地鶏そば、キノコそば、盛りそば)をタンノー。おっと食べ放題ですからお代わり自由なんですよね。というわけでおしんこどんは5.5人前、Takemaは3.5人前を完食。さっき200円の入場料を取るのがメタセコイアだとか何だかつぶやいていたTakemaですが、
ま、ま、まあこんなもんなのかなと納得した次第です。しかしこういう時のおしんこどんはやっぱりやるなー(というかTakemaはもう少し食べなさいって)。
さてこのあとは「会津地鶏エリア」へと移動します。と、何ですとシャトルバスが?先の方には地鶏会場が見えているのに?
足腰の弱いお年寄りおよび「酔って立てなくなった青年団用」なのかも知れません(笑)。
ちなみにこのバスは只見線の発着に合わせて無料送迎を行っていましたから、ここの会場には鉄ちゃんも来ることが出来るんですね(たぶん無料)。来年のご参考までに申し上げます。というわけで運営者の方々の「荷物(というかプラ椅子や机など)」をホールドしつつ、約2分のバス旅行完了です。
さすがに10月中旬では山の紅葉もまだまだですね。おっとこの翌週だったか「紅葉祭り」をやるんだとか何だとか?
上記画像のようにこちらはお店も出ていてお蕎麦エリアよりもはるかに活気があるんです。やっぱり焼き鳥屋台とかも出てましたしね。でもバスを降りた瞬間から、何やら「心に響く音楽の調べ」が妙に気になる?
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ただーし!ここ会津地鶏祭りの「真の主賓」はどう考えてもこちらの皆さんでショーよ!この皆さんがいなければそもそもこのお祭りが成り立たないわけなんですから!
はいはーい、本日の「主賓」の皆さまでございます。
しかし「主賓」のご父母は右画像のようにぐるんぐるんされたり(この丸焼き機欲しいぞ)、
長大焼き鳥のネタになったりするんですからちょっと考えものです(笑)。ところで「焼鳥世界一」はもっと長大だったはずなんですが?
というわけで地鶏祭り会場をうろうろとしたわれわれだったのでありますが、とにかくこの時点で大きな問題があったのでありました。それは、
マエダンゴ師になろうともなれない全世界大多数の皆さまと同じように、いやその大多数の皆さまにもなれないわたくしTakemaは「これ以上食べたら寝る、どんな状況でも劇的睡魔王には勝てなくなる、それが仮に高速道路の運転中であろうとも!」という諸般の事情(全然「諸般」じゃないですが)により、Takema&おしんこどんは「ここは見るだけという大人の対応」を選択したのでありました。いやそれ以外の選択肢はなかったんです(苦笑)。
というわけで腹ごなしに会津牛の親子をじっと眺めるおしんこどん。
さてそんなわけで宮下温泉界隈を出発し、続いての温泉はといえば柳津温泉。この周辺では超メジャーな温泉地でありますが、これまで未湯だったのは「循環湯の宿が多い?」「町民センターも何だかイマイチ感?」とかいう情報を得ていたため。でも平成19年に新源泉の掘削に成功しすでに配湯が始まったとか何とかで、それならば行ってみましょと相成ったわけです。
しかしメジャーな温泉地ゆえ、この三連休の中日に立ち寄り入浴を受けいれてくれる宿はあるのかしらん?案の定1軒目では「今日はちょっと‥」と断られてしまいましたが、2軒目の「あづまや」さんでは「どうぞどうぞ大丈夫ですよ」と大変丁寧な応対をいただきました!
うむうむ、よろしい湯使いが期待されます!
まずは内湯から。薄濁りの湯、湯の投入量は少なめですが源泉温度を考えれば仕方ない?
それにしても温泉街の細道や公共駐車場には車がひしめいているのに、そしてここあづまやさんは虚空蔵さんの目の前に位置しているというのに、お湯が完全貸切とは驚きです(期待すらしてませんでした)。というわけで続いては混浴の露天風呂へいそいそと(おしんこどんは最初から露天風呂へ行ってました)。
宿の立地上仕方ないのですが、露天はすんごい場所の通路を進んだ先にあります。景色は滅法いいですが。
只見川に面した露天風呂とはいえ、周囲の建物から丸見えの場所ゆえ目隠しバリバリで展望はイマイチです。
内湯と露天とで色合いが全然違うのは源泉が別なのか、それとも浴槽内の色合いを反映したものなのかは不明です(というかこの時は全然気にしていませんでした)。味は塩味やや強めで、宮下温泉とはまた違った感じ。でも湯上がりの汗の引きは比較的早くてさっぱりした感じでした。この湯はこの湯でなかなかいい感じ、初訪ながら柳津温泉をかなり見直しちゃいました。
さてお風呂上がりには、まさに宿の目の前にある福満虚空蔵尊へのご挨拶を欠かしては不謹慎というべきでしょう!いや、以前も目の前まで来ながらパスしていたってことは言いっこなしということで(笑)。
パプアニューギニアの4500m峰を踏破したおしんこどんは「にゅ、乳酸がぁ!」とうめいておりました。
本堂から眺めるとなかなかの箱庭的景色。本格的な紅葉の時期には混むんだろうなぁ。
さて、続いては某所野湯のご紹介です!おお、ありそうでないのかと思っていたらやっぱりあったかこんな場所に?
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