あちゃー、続いての温泉行脚はダブルで残念な結果に終わりました。どちらも集落の共同湯だったんですが、そのいずれもあまりに地域密着型すぎて「この時期は雪だから閉鎖しているんですよ」ということになっちゃったわけです。でもそんなこんなでうろうろしているうちに11:00になったので、いつものように早めの昼食といたしました。

というわけでお昼ご飯場所に選んだのがここ「かじか荘」。開店時間の朝10:00から手打ち蕎麦が食べられるというのはこの場所にしてこのやる気!を感じさせてくれます。お蕎麦も久々に美味しいのを食べられたぞ!(左上画像にマウスオンで蕎麦画像に変わります。真上近くから撮っているのでお蕎麦は少ないようにも見えますが実際は結構な量があります)。

おっと、右上画像のコメントを忘れてました。このかじか荘から川を挟んで反対側で3/17に大規模な土砂崩れが起きたそうで、ご覧のようにまだ川にたまった木石を浚渫している段階でした。スノーシェッドおよびそこからつながるトンネルには問題はないようですが(スノーシェッドって結構強いんですね)、いかんせんその上の斜面が樹木も含めてごっそりやられていますから、このルートの復旧にはしばらくかかるのかなと思います。幸い集落のバイパス部分ですから旧道を通れば問題ないし、崩落が夜間だったので犠牲者もないようだしという不幸中の幸いがあったようです。

さておいしい蕎麦を食べたあと、ちょっとTakemaが目を離している隙に‥



おしんこどんが踊り始めました(笑)。

いや彼女も最近は仕事のあとでいろいろ習っているみたいなんですが‥ここで披露というか練習をしなくても(笑)。でもまぁ楽しそうなのでよしとしましょうか。ところで、この時点で今日のうちに千葉に帰ることにしようと決めていました。というわけで残りの湯はあと2つ、さっき挫折した某2湯に入れなかったとなれば‥



ほとんど駐車場がないというのは驚くばかり。しかも温泉街の多くの道はすれ違い困難ロードの連続だし「スキー客はどうやって各宿に泊まっているんだろうか?」とついつい不思議に思ってしまいました。でも絶対何とかなっているんでしょうね。

Takemaにとっては初めての場所ゆえ皆目見当が付きません。よって案内所で地図をもらいましたが「湯の近くまで行けばPがない、Pの近くには湯がない」という両雄並び立たずというか、あちらを立てればこちらが立たぬというか、とにかく駐車スペースの問題には悩みました。でも多分常連さんには「あそこに止めればチチンプイプイ」というような裏技があるんでしょうね。

結局某所に駐車して向かった、Takemaにとって野沢初の共同湯はこちら!



うわー熱々の青白濁り湯、たまりませんです!

そう、こちらは真湯の共同湯。真湯(=真の湯=まっさらの沸かし湯を連想)という名前に一瞬の不安を感じずにはいられませんでしたが(笑)、ここは野沢ですからまず間違いはないはずと思ってきてみたら本当の極上湯でしたからねぇ。

先客さんが上がってからは見事に貸し切りで、それこそゆっくりとお湯をタンノーいたしました。下調べの中で野沢共同湯の中でもここは良さそうだと思っていたのですが、想像以上のすばらしさでした。

「あー気持ちいいです」

それ以外に申し上げるべき片言隻句すらございません。

Wmv形式、541KB、14秒
でもここでのはしご湯はなしとしました。おしんこどんは今後野沢の共同湯めぐりに結構やる気満々だったですが、だったらせめて2泊はしないとね。スキー場がオープンする直前の11月中下旬あたりが狙い目かもしれません。ほほー勤労感謝絡み?ほほぉ2008年は土曜日を含めて三連休だし??(謎笑)。

さて続いては本日最後のお湯に向かいます。



到着したのは百合居温泉。JA裏側の農道ということで多少回り道をしましたが、なるほど知っていればごく簡単な行き方ができますね。ここは無人の湯ですが、なんと燃料高騰云々につき2008年の4月1日から入浴料が倍額になる旨の表示がなされておりました。なんと1人100円→200円への倍額値上げです!(笑)。

とりあえず現在料金の100円*2を料金箱に投入して中に入ります。先客のおじさん@身体洗い中から撮影の許可をいただいて撮ったのがこちら。

微アブラ臭のするお湯は、何だかさっきの野沢硫黄臭との壮絶なる戦いのようにも思えてきます。でも野沢の勝ちかなと思ったのは、このあと車に乗り込んで手の臭いを嗅いだら硫黄臭がきちんと残っていたこと。これはおしんこどんも同じ感想を述べていましたから多分間違いないかなと思います。濃厚が微に負けることはないんですね(笑)。で、入浴後にのどが渇いたのでJA前の自販機に行ってみたら‥

ごく普通の自販機なのですがなぜだか「ミステリーゾーン」なるボタンが設定されていて、しかも350ml缶でも100円!となればいってみるしかないでしょう!‥そして数秒後に出てきたのはごくあたりまえの緑茶PBだったのにはだいぶ凹んだような気がします(笑)。右上画像マウスオンで別画像に変わります。

さてこのあとはゆっくりと千葉の自宅まで。あふぅ楽しかったなぁと思いきや、実は翌日の4日目=最終日は一番元気いっぱい夢いっぱいだったっけ‥。
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