はぁるの小川は‥こ、こんなに黄土色だったっけ(笑)?



さて台湾から数えて4日目なのであります。この日はTakema1人で久々に「バイク de 野湯」を目指さんと、愛車ブラックバードに「とあるもの」をくくりつけての出発と相成りました。なおこの湯の場所についての詳細は、Takemaオフキャンプなどで直接お会いしたときなどを除きオンラインでは一切お教えできませんのでお許し下さい。長野県北部ではないのは確かですが(笑)。

さて、その「とあるもの」ですが‥



本当はスコップも持っていきたかったんですが、どうも邪魔になりそうだったんで割愛しました。あー折りたためるスコップが欲しいなぁ、そうすれば‥(悶々とした欲望)。

というわけで高速を降り下道を延々と走り、あっちを左折にこっちも左折、そこを右折して細道をぐんぐんという感じで進んでいきます。最後のあたりはブラックバードではキビシイだろうか歩くしかないかな?と思っていたら、何とちょうど春先の道路整備が終わったばかりで(まだ作業員の方々がいた)、ピカピカになった道を行くことができました。感謝感激火事親父でございます。



この画像は道路整備区間とは別の場所で撮ったものです。

さて行けるところまで行ったところで、ここからは山に分け入らなければなりません。さいわいこの時期はブッシュなどもありませんし虫もいないのでその点では安心です。ただしバリバリの熊出没注意エリアなので、時に奇声を上げながら杉林の中を歩いていきます。道は‥ないようであるような気もしますが、奥に何があるかを知らなければまず分け入ることはないでしょう。それくらいの奥深いエリアです。

山中を歩くこと**分で目的地に到着です。いくつかの源泉が出ているのですが、一番の「白眉」はこれでしょう!



というわけで、ここで野湯アイテムが登場というわけです。誰も来るような場所ではありませんからマッパーになって浴びる or 適所に湯船を作るのもいいんですが、どう見ても身体中が黄土色に染まってしまいそうなんで、それならば近くに携帯湯船を設置しバケツでお湯を汲み入れれば透明湯での湯浴みができるじゃないかという算段というわけです。この算段があったからこそ無理にスコップは持参しなかったんですね。



というわけで携帯湯船設置完了!支えの3本足も固定完了です。



さーて、バケツくんの登場ですね。



湯量はご覧の通り恐ろしく豊富ですんですぐにたまります。



汲んだお湯を携帯湯船に注ぎ入れます。うふふのふ。



20杯注ぎ入れたら2/3ほどたまりました。もうこれで十分です!



というわけで「入浴」(笑)。このあとちゃんと肩まで浸かりました。

なお今回は「入浴中の湯船転倒」などというお笑いアクシデントはありませんでしたので、その方面の期待をなさっておられた各位には残念でございました。Takemaもちゃんと学習してるんです(笑)。

さて携帯湯船を撤収したあとは今度は某所にて別入浴といたしました。こちらにはちゃんと「浴槽」があるので、あとは湯を注ぎ込むだけです。ところでしつこいようですが情報をいただいた方との約束により場所についての問い合わせには応じられませんのでゴメンナサイ。



いやー適温いやー快適いやー至福いやー悦楽!


「適温快適至福悦楽っ!」

それ以外に申し上げるべき片言隻句すらございません。

Wmv形式、482KB、10秒
小一時間ほど湯っくりした上でこちらも撤収です。すっかり温まった身体からは湯気がむんむんです。薄着で歩きたかったんですが手荷物の関係もありフルに着込んで歩かざるを得ず、おかげでバイクまで戻ったときにはすっかり汗をかきまくってました。

今回は最小限の装備にて最大の効果を上げることができ満足至極です。タオルを乾かしがてら「湯」の文字を見せびらかすようにくくりつけてパッキング終了!さーて続いてはツーリングだーい!

とはいえまだ3月下旬ですから山岳ワインディング路には凍結の不安もあります。あまり高いところまで走っていくのもどうかと思ったんですが「駄目だったら戻ればいいさ」くらいのつもりでのんびりと、でも「ここは大丈夫だろ」と思われるところではバビュンとアクセルを開けたりもして、久々にコーナーリング感覚を楽しみました。でもあとでタイヤを見たら全然倒しこめていないことが判明したんですが(笑)。ま、これは「冬の間なまりになまったライテク」の所以というわけでしょうがないかな(元々ライテクがないという説も濃厚ではありますが)



実はこの画像よりもっと雪深い所もありました。ザラメ雪をよけながらそーっと進んだところも(笑)。

最後にどこか「正規の温泉」に立ち寄って温まってから帰ろうと思い立ち、ならばあそこにしてみるかということで某温泉まで足を延ばしました。入浴料500円也。

さすが平日ということもあり露天も内風呂も貸し切りでしたが、内風呂は湯気がもうもうだったんで早々に立ち去り露天で20分くらい入っていたっけかな。ここからは約100kmほど下道を走り、あとは高速でバビューンと帰ってきました。本日の走行距離480km、久々に長距離を走ったなとこれまた満足でございました。

というわけで連続4日にわたる温泉行脚、これにて終了です。あまりにバラエティに富んでいて、さすがのTakemaもちょいと疲れましたね。さ、当然ですが翌日からはきっちり仕事‥できたんだろうか?(笑)。
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