深山峠で昼食後旭川駅行きのふらのバスに乗り込みます。日曜の昼過ぎですが乗車率は3割ほど、というわけで荷物を脇に置いてゆったり。車窓からは旭川行きの列車が。あれー、この時間に列車があるなんて全然知りませんでした。でもまぁ見た限りは結構混んでるようだったし、どうせこのあとは数時間列車に乗ることになるんだからまぁいいかというところ。
バスは結局約10分遅れで旭川駅に到着。15:05発の「特別快速きたみ」の発車までは約20分弱、女満別駅までの乗車券は窓口販売のみ(列に並ぶ必要あり)だし、道中に車販などは期待できませんから何としても駅で「お飲み物」を購入しておきたいところ。というわけで、何とかホームへ着いたのは発車の6-7分前。しかし、ホームに停まっていた列車を見て大きく焦りました!
(せめて2両、もしかしたら3両編成かもしれんと思っていたのに‥)
となると長丁場なのにすでに満席っ?という恐ろしい思いとともに車内に乗り込んでみると‥うわーほとんど満席、でも多少離れた場所とはいえ何とか「ほぼ最後の空席」をゲットしました。ふぅー危ないアブナイ。
1日1本の「特別快速」ですが何が「特別」なんでしょ?ただの「快速」でいいような気がするんですが?
さーてこの列車で北見まで約3時間20分、さらには北見で普通列車に乗り換えて45分、合わせて4時間ちょいの汽車旅のスタートです。50km近く離れた上川までの途中停車駅は当麻だけだし、特急と比べても遜色ない所要時間であります。
その当麻駅では数名が下車し、立ち客はいなくなりました。となれば席を空けてうろうろしても特に誰にも迷惑はかかりません(立ち客がいるのに席を立ってうろうろしていたら、立ち客もいい気持ちはしないでしょう)。うろうろというか、運転席付近で前方を見ているだけなんですけれどね。そういえば小学生の頃は今よりもずっと「鉄系」だったんですが、列車の運転士になりたいと思っていたわけではなかったなぁ。見ているのは好きだったけれど、それよりも時刻表を見ながら「架空の旅プラン」を立てる方が好きだった気がするぞ。ということは要するに根っからの旅行好きだったということでしょうか。だとすれば現在の行動パターンそのものが説明できてしまうところが恐ろしいやら嬉しいやら(笑)。
ちなみに道中の解説をくどくど書いても鉄道ファンの方々以外には退屈以外の何ものでもないと思われますので、画像を何枚か貼るだけでオシマイにしておきます。でもあえていうならば「少なくとも1時間くらいは運転席周辺で立ったままうろうろしていた」と思います(笑)。
上川(ここで並び席ゲット)を過ぎるとどんどん山深くなっていきます。
常紋トンネルを越えた白滝駅で列車交換。となれば喫煙タイムですね(笑)。「お飲み物」は宿でも飲むので控えめに‥。
夕闇せまる遠軽駅に到着。ここで方向転換となるわけですが、ここまで来ると車内の方にも空席が増えてきました。それにしてもきっちりと定時運行なのはさすが「北の鉄道」というべきでしょう、首都圏の列車が上画像のように真っ白なフロントマスクを見せながら運行できるはずがないですよね。
さてそんなわけで終着北見駅に到着。向かいのホームに停まっていた緑行きの普通列車(またもや1両編成)は見たところガラガラでしたし、乗り換え客を含めても満席になるとは思えませんでしたが、旭川駅でのトラウマか、「いの一番」(ふ、ふるっ!)で乗り換え列車に飛び込んだTakemaでありました(笑)。
こちらは学校帰りの高校生などもいたりして、先ほどまでの長距離客ばかりの車内とはまた違った趣です。ん?でもこの日は日曜日、ということは部活か何かの帰りだったのかな?(塾帰りという雰囲気ではなかったようでした)。
というわけで、ここまでの「鉄の旅路」をダイジェスト的に動画で編集してみました。というかやらないはずがないでしょ(力ずくの展開)。
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さて、この列車の下車駅は「女満別」。駅からこの日の宿までは「徒歩」で移動する予定なんですが?
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