続いては「網走監獄(博物館)」と天都山の「オホーツク流氷館」を続いて回ります。前にも書きましたが、個人で来たらまず立ち寄らない施設なので(現にこれまで網走市内は何度もバイクで通ったのに寄り道なし)、こういう機会はまぁいいのかもしれません。
まずは網走監獄へ。ひろーい駐車場に観光バスは2台だけ(われわれが出発するときは自分たちのバスだけでした)。いくら流氷シーズンとはいえさすがに今日は平日(月曜日)ですから、観光目玉のおーろら号を除いては空いてるのね‥と思っていたら、次の天都山は10数台のバスで満車御礼モードだったっけ。なぜこっちだけ空いていたのかは謎です。
ここは旧監獄の施設を移築したそうですが、確かに建物は大きいです。でもどの通路も途中までしか行かれないようになっているのはどうしてなんだろう?奥の方は内部の造作ができていないとか?たぶん広すぎると管理の目が行き届かない場合のことを考えているんでしょうけれど(バカが落書きとかやるかもしれないし)、その点だけはちょっとイマイチ。
一応館内ガイドさんについて進んでいくことになりますが、香港からとおぼしき4名グループさんほかは、聞いてもわからないということか結構自分たちのペースで歩いてましたね。でも、これだけ外国からのお客さんもいるのだから、要所要所の説明は日本語ガイドだけでなく各国語による案内掲示を付けるべき時期にきているんじゃないかと思うんですがどうでしょう?
一通り(早足で)回ってきたあと甘酒をいただいて見学オシマイ。後はバスに戻るだけ?いやいや!
というわけで、さっき歩いていった資料館方面へ駆け足で移動。そこには、まさに季節限定モノのこんな大規模施設が!
そう、氷の滑り台です!頂上部には「Abashiri Prison Museum」と記されたアーチが飾られており、ちゃんと尻敷き用の布も完備されていて自由に遊ぶことができます。しかしこれだけ立派な滑り台なのにあまり利用者はいないようで、若者を中心に数名が遊んでいるだけでした。しかしわれわれはやるのであります!若者じゃないかもしれないけれどやる時はやるのであります!
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というわけで出発までの僅かな時間を有効に利用したわれわれでありました。同乗のお客さんは誰もやっていなかったみたいですが(笑)。
続いては結構すぐの場所にある天都山へ。やっぱり展望台があるというのは観光集客上の大きなメリットなのか、博物館を兼ねた建物内は大入り状態でした。高校生の団体も中国系の団体も大挙してワイワイしてたぞ。そして誰もがまず目指すのが屋上の展望台であることに間違いはありません!
網走湖側は当然結氷して真っ白になっているんですが、オホーツク海側に目を移すとはるか彼方に白い帯が見えています。あれが流氷本体であることに間違いはありません。ちなみに海岸の近くにも1筋の細い流氷の帯が見えています。どうやら先ほどおーろら号で巡ったのはあの帯ではないかと思われます(笑)。ま、あっただけいいか。
ちなみに斜里側に目を移すと、海岸沿いに流氷がかなり着岸したままになっていました。このあとはそちらの方に向かうので少しは期待できるかもしれませんな。そう思いつつ下に降りて、今度はここに来た誰もがあることをやりたがるであろう寒い部屋へ。
「-18℃」に設定されているという流氷体験室に入る前に、お姉さんから濡れタオルを手渡されます。くるくる回すとタオルがかちかちに凍りますからやってみて下さいということのようです。というわけで室内に入りましたが、「-18℃」ってこんなもんだったっけ?確かに外より寒いのはわかるけれどなぁという感じ。でも暖かい格好をしちゃってるからそう感じるのも当然かも。やっぱりこの部屋には夏に入るべきなのかもしれません。でもせっかくですし、もちろんタオルくるくるしましたよ。
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こんな感じになりましたの図。そろそろかなと思ってももう10回くらい回すのがコツかも。
おしんこどんはこのような海洋生物にもご執心のようでありました。
Takemaはここから少しずつ先を行くようになり、さらにビデオ上映(最後まで見ると時間オーバー。さすが定観バスは盛りだくさんだけに駆け足行程ですね)をパスしたことから、少々時間が余っちゃいました。というわけで建物を出ると‥
という感じのアトラクションがオープンしておりました。タイヤチューブ滑りではないですか!そういえばガイドさんが、「時間があればこの滑り台を楽しんでいただくこともできます。入場券と引き替えに無料でできます」とおっしゃっていたっけ。
おしんこどんが建物から出てくるのをしばらく待ちましたが、一向にその気配はありません。これ以上待っていると時間切れになりそうなので(何たって下ったあとはチューブを引きずって登って来なきゃなりませんので)、よしこれは自分1人で行くしかない!という決意を固めたのでありました。
先客さんの滑りを見ていると、この坂を結構な勢いで滑り降りていくようでした。ちなみにチューブ滑りは初めての体験なので結構ドキドキしてきます(笑)。滑り出しは係員さんが押し出すシステムなのですが、当然「滑り動画」を撮りたいと思っていたTakemaは、スタンバイ状態になってからデジカメの電源を入れたわけです(すでに動画モードにはしてあった)。と、ここで思いもよらぬハプニングが!というのは、
ぐわ、片手でチューブをホールドする紐を持ちながら、もう片手でシャッターボタンを押さなきゃ!もちろんカメラ自体は首から提げていますから吹っ飛んでいってしまうことはなかったんですが、それにしてもどんどん加速&コントロール不能に陥るチューブの上でシャッターボタンを押すっていうのはかなりの至難の業です!(苦笑)。
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このあとはこいつを引きずって登り返しましたのだ。
登り切ったところでおしんこどんに遭遇。しかしもう時間がないということで、このトライはTakemaだけのものとなりました。あー残念。というわけで次いってみよー!
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