− その1 3連続玉砕編 −

(2008年1月25日)

週末になって突然日曜日の出勤を言い渡されたTakemaでありました。で、その代わりに翌週のどこかで休んでいいとおっしゃる。ならばその翌日に休めば仕事の流れが滞るわけでもないしというわけで月曜日に代休を取ることに。

さーてどこに行くかと考えるに、やっぱり雪道は不安なので(苦笑)暖かい方がいいなぁ‥となると!

という結論を出すまでにはたぶん5秒くらいしかかかりませんでした(笑)。以前2月に行ったときに沼津から市川まで5時間くらいかかったという経験があり(まぁその時はバス旅行だったので抜け道も通らず正々堂々と渋滞路線まっしぐらだったんですけれどね)、その後はどうもトラウマエリアになってしまっている伊豆半島だったわけです。でも平日ならさすがに観光客も少ないだろうし、しかも河津桜にはまだちょっと早い穴場的な時期だし、そうは混んでないでしょ。

そして月曜日、家を出たのは5:00ころ。せっかくなら早めに現地に着いた方が楽しめるだろうし、6:00を回ると通勤の車が増えるだろうしね。おかげさまで首都高はまだガラガラ、すいのすいのスイっと都心部を通過して東名へ、厚木を越えたあたりで来たところで眠くなった気がしたので中井PAに入るも、結局半端な睡魔だったらしくトイレに行ったら一気に目が覚めちゃいました。というわけで一気に沼津ICまで。

国道1号は朝の通勤時間帯でしたがきちんと流れているので問題なし、そこからは県道を南下してまずは長岡温泉へ。伊豆でこれまでに入った温泉はまだ数えるほどなので(伊東・修善寺・北川・赤沢・沢田公園・戸田・土肥だけ)、とりあえずネットで見た感じ良さそうなところをいくつかピックアップしてきたんですが、長岡温泉にもちょっと気になる湯があったからなんですね。

もっとも、今回調べていて初めてわかったことなんですが、伊豆半島内の共同湯って営業開始が午後からというところがとっても多いんですね。14:00〜とかのところが多くて、早出してもまだやっていないし、時間的にもそう多くは入れないわけで何だかガックシ。別に青森の温湯温泉鶴の湯のように「朝は4:00から!」やってくれなくてもいいから、せめて9:00とか10:00とかから営業してくれないものですかね?

んでもってここで失敗。今回は日帰りだからということでなめていて、詳細な地図を持ってこなかったのであります。縮尺の粗い地図に手書きでちょこちょこコメントしてきただけなので、肝心の長岡市内で完全に目的地「あやめ湯」を見失いました(笑)。今見ると何だあそこかと思えるような場所なんですが。駅の観光案内所はまだ開いていないし、駅構内にはたいした地図もないし、あー、もういいや長岡温泉と思いつつ市内を走っていると偶然‥



「南大衆浴場」についてはよく調べていなかったのでこの時間に入れるのかどうかはよくわかりませんが、とりあえず外観を見てみるだけでもいいでしょというわけで、近くに車を止めてさっそく探索です。しかし、看板下部に示された矢印の先には‥

ありゃまー取り壊されちゃったのね。ちなみに空き地とはいっても草が生えているわけではありませんでしたから、取り壊しはそんなに昔ではなかったはず。あとからネットで調べ直してみたら、建物が老朽化していたということ、さらには立て替え費用の問題云々と書かれていましたから、復活はもうないのかもしれません。うーん残念。

「南がダメなら北があるぞ」という気にも一瞬なりましたが、このあとは時間制限付きの湯を目指すことになっていたのでパス。というわけで、伊豆長岡温泉は結局未湯のまま終わってしまったのでありました(無念)。

続いて目指したのは湯ヶ島温泉の「世古の大湯」。ここは朝から夜21:00までやっているというのですが、どうやら9:00から昼近くまで清掃のため入浴不可らしいという情報を得ていましたので、清掃前に何とか!というつもりでわっせわっせ移動したわけであります。

湯ヶ島温泉から県道を少し行ったところにあり、場所はすぐにわかりました。し、しかぁし!



うっそぉ、まだ余裕で9:00前なんですが‥。

何ということ、早くも清掃タイム突入でございました。うわー、これで入湯に連続で失敗してしまいました。伊豆半島の湯煙は、なぜだかわかりませんがTakemaに妙に冷たいのであります。

続いて、湯ヶ島犬猫温泉。その名の通り犬猫のお湯浴び用に作られた場所の脇に、なぜだかステンレスバスが設置されているとのことで、「隙あらば入っちゃえ」というやる気満々だったのですが?



立派な看板付きの犬猫温泉。湯は使われぬまま川に流されていましたが‥。

か、肝心のステンレスバスがない!近くにスノコなどが片付けられていましたから、どうやら「人間用」?入浴はもはやまかり成らぬということになってしまったようです。アビルマンは私の趣味ではないので、とりあえず飲泉だけしてこれまた終了。うわー、「二度あることは三度ある」を地でいくようなこの日の温泉行脚、わが敬愛する湯の神よ(どんな神なんだ)、Takemaは果たして本日お湯に入れていただけるのでしょうか?(笑)。



こちらは湯ヶ島の共同浴場「河鹿の湯」。ここが14:00営業開始なのは知ってましたからロストにあらず。

というわけで、しみじみと悲しく中伊豆を南に下るTakema&おしんこどんだったのであります。あ、おしんこどんはこの日仕事をお休みしました(笑)。ただし彼女の場合、出勤日に融通が利く職場なものですから、決してずる休みじゃありません。ええ決して(笑)。

まっすぐ下るのもナニなので、せっかくの天城峠は旧道を通っていくことにいたしました。先日このあたりで降った雪のため旧道はまだ雪が残っていましたが、一応フルタイム四駆のフォレスター+スタッドレス装着ですからまあいいっしょとどんどん進んでいきます。何だよ、雪道は恐いんじゃなかったの?(笑)。



路面は凍ってましたが特にあやしい挙動もなくトンネルへ。

さーてどんどん下っていくと、河津七滝のループ橋へとさしかかりぐるーりぐるり。と、ここで「ははぁ読めたぞ、さては次に目指しているのは大滝温泉の天城荘露天風呂群だろう!」と察したあなた、あなたは人としてとっても素直な性格ですが、まだまだTakemaの性格を読み切れていないようですね!(余計なお世話だっつーにm(_ _)m)。というわけで、車はなおもどんどんと南に向かって下っていくのでありました(笑)。わたしゃ基本的に有名どころはパスする性格、ましてや行列までしてメシを食うなんてのはよっぽどでない限りやりませんのだ。でも今になって考えてみれば滅多に来ない伊豆半島、当然すいていただろうにせっかくなら入っておけばヨカッタかも(後悔先不立)。

で、この地域の地理をちょっと勘違いしていたこともあり(何しろ滅多に来ませんからね)、最初に目指したのは剱持温泉「昭吉の湯」でありました。長くなってきたのでこの続きは次のページで。あれま、ただの日帰り湯めぐりなのに1湯も入らないまま最初のページが終わっちゃったぞ(苦笑)。あ、最後にムダな動画をお一つどうぞ(笑)。

「とりあえず車で走ってるだけです」

ホントにネタもオチも何もないんで、道路走行動画を見るのが好きな人以外はパスしちゃってください。

WMV形式、3.21MB、1分24秒


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