さて次に目指すは高野鉱泉「入の元湯 神泉亭」です。しかし直線距離ではさして遠くないにしろ直行する道路がありません。普通ならいわき市街経由で向かうのでしょうが、混んでいるところはきらいという天の邪鬼Takemaですからそんなルート取りをするわけは絶対になく、県道133号線という峠越えの道を選んだわけです。そういえば前もこの道を通ってたよなー。

で、峠付近で「水石山公園」への分岐があったので行ってみることにしました。山頂が公園ということなのでしょう、ここは初めてなのでどんなところなのかと期待に胸をふくらませるほどではなくともそこそこわくわくしながら進んでいくと‥え?ええっ?



こ、ここってサファリパークだったんですか!(うそです)。



薮の中にもいるぞ。こらこら、前の馬の背中の上にウマズラを出すんじゃない!



こちらにも興味津々?しかし「なぜキミたちはここにいるのか」の問いかけには答えてくれませんでした。

とっても不思議な光景を目にしつつ、とりあえず終点へ。実は頂上付近で道は二方面に分かれており、最初に行ったのは「裏側」みたいなところでありました。ひろーいススキが原が広がっていますが他に何があるでもありません。というか、アンテナがいっぱい立っているのでその保守関係で道が付いているという感じでもあります。しかしこのあと、表というか「一応観光用に整備された表側」(だいぶくたびれてましたが)に行ってみると、ここ水石山についての説明看板が設置されていました。それによると‥

「山頂一帯約八十ヘクタールの天然芝生は馬の放牧に適し、往時は二百頭ほどの馬が放牧されていた。近年馬の飼育農家が減り、わずか十数頭の馬が放されている。」(平成八年九月):「水石山の由来」看板より抜粋
なーるほど、この頂上付近は放牧場だったんですね。ということはあのススキが原にもかつては馬がたくさんいたのでしょう。しかし平成8年段階で十数頭に減っていたということですが、それから増えることはあまり考えにくいですから、もしかして今回見かけた4頭はかなり貴重な存在なのではないかと思えてきました。見られてヨカッタ(嬉)。

さてそんなわけで峠を下って国道に出て、国道の峠下トンネルをくぐった先で県道に入り、いよいよ入の元湯へ到着です。

宿泊棟の新館は4階建てで立派な建物。さらに、この画像には映っていませんがこの宿名物の「狩り場料理」を食べられる建物は合掌造りふうに建てられていて、いわき界隈の「鉱泉宿」の中ではかなり大規模な宿かと思われます。

でも、やはり湯元界隈の「温泉街の宿」とはひとあじ違います。宿の玄関に入って「薬湯」の文字に何だかほっとするTakemaです。そうそう、こういう雰囲気を楽しみにして来てますからね。休憩所の雰囲気がまたホテルとは違って大好きです(右上画像マウスオンで別画像に変わります)。

さて、それではお風呂に参りましょう!



おおーっ、鉱泉宿のお風呂とは思えない本格的な造りです!

湯気が上がっていませんがお湯は結構熱め。加温かけ流しかもしれません(女湯はそんな感じの湯使いだとのことでしたし)。こちらの岩風呂も源泉は自由に投入可能です。ちなみにかつては混浴だったのか(または今でも時間によってはそうなのか)、入口が2ヶ所ありました。竹の壁も混浴を前提として設置されていると思われますが、混浴の場合女性に撮ってはなかなか入りにくそうです。

で、このあつ湯仕様はデフォルトのことらしく、以下のような掲示&湯もみ板が設置されておりました。ここが鉱泉だとは全く思えません(笑)。



Takemaもこのあとで使ってみました。

ちなみに「加温かけ流しかも」と上に書いたのは、「循環による加温であれば湯の対流を考えて吸湯口を設置するだろうから浴槽底がぬるくなることはないだろう」と思ったからなのですね。かつてここを訪れたゆささんが、「吸い込み口を必死で探しましたが、見当たりませんでした」というコメントを残していたことも大きな判断基準でしたが。

ではでは入浴いたしまショー!これがまたたまりません!

いやー、いわき界隈の鉱泉はかなり素晴らしい!というわけでしっかりタンノーすっかり湯ったり大満足でありました。ちなみに右上画像で竹から注がれている源泉は未加温の「源泉そのまま」でありまして、「入湯の折に呑んで下さい」と書かれています(右上画像マウスオン)。さっぱりした味でにおいもありませんが、これを飲み続けるといい感じになりそうだなぁ。ちなみに「飲泉後は源泉蛇口を締めて下さい」とありました。あんまりドバドバ源泉を入れ続けちゃうとぬるくなっちゃうのでお忘れなく。



うーん、やはりここは鉱泉宿、歓楽は湯本にお任せしますということですね。

ところで実はTakema、湯本の温泉にはまだ一度も入ったことがありません。「平日休みの日にでも行ってみよう」と思いつつすでに10数年‥。もうそろそろ行かねばいかんと思いつつ、今回も「さはこの湯」の目の前をあっさり通過して次の湯に行っちゃったんだっけ。そんなに混んでいるようには見えなかったのでちょっと失敗?(笑)。いやまだ入の元湯のお話は終わってなかったぞ(笑)。

「濃くて美味し〜い」という地元の木村牛乳(リンク先ページでは音が出るので注意)を飲んでいたらおしんこどんも上がってきました。女性湯は最近増設されたらしく新しい浴室だったとのこと。しかしシャワーは水道水だったそうで、ふっふっふ、男湯はシャワーも源泉水だったのだよと伝えると悔しがっていました。いや、Takemaもシャワーの水を手にかけて確かめただけなんですが(笑)。ちなみに岩風呂のシャワーカラン付近にはその旨の表示がありますので念のため。

さ、次は「鉱泉」じゃなくて「温泉」であります。行くぞぉ!
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