Go, Go!Straight On!

− 2009北海道ツーリング本編その11 ぬるめ快適野湯経由、芽登温泉でビックリ! −

そんなわけで広域農道を進みます。十勝川温泉手前から上士幌町市街地まで「止まれ」サインは多々あれど信号ゼロでのほぼ一本道(途中一箇所だけ平行する別の筋に移動しますが)というのは何より嬉しいですね。しかもこの道は前にも通ったことがありますが交通量が激少なので、ぶっ飛ばすには絶好北海道らしさを味わうには絶好なのであります。ただしこの時も「道内事故多発警報」が発令されていたこともあり、とーっても安全運転していたTakemaでありました(ホントよ)。

で、すっかり睡魔大王の呪縛から解き放たれたおしんこどんは、基本的に「することのないリアシート」で大撮影作業にいそしんでいたのでありました。それは、

ということだったのか、デジカメには次のような静止画&動画が残されていたのでありました(笑)。

うわーあまりにもわかりやすいコンセプトの画像ではありませんか!え?右上画像は何だって?おしんこどんいわく「わたしはこうやってリアシートで寝ております」を実演体現したものなんですと(大笑)。そういえば時々、背中の真ん中に違和感を時々感じていたたような?

「おしんこどん影絵ショー」

どうやらあんな風にこっくりコックリやっていたようです。頻繁な発進&停止、そしてRのきついワインディングの少ない北海道ならではというべきでしょうか?

Wmv形式、1.26MB、32秒


上士幌航空公園キャンプ場にやってくると、ひろーい駐車スペースに「どこかで見たバイク、そしてそのすぐそばからこちらを見上げる人影が?」あーこりゃ間違いなくおとうです!聞けばおとう、「これから味乃やさんに行って夕食にしようかと思ってたんだ」。まー見事な入れ替わりに驚くばかりです(笑)。

さてそんなこんなのうちに某所に到着いたしました。ほほーこんなところに湯が湧き出ているんですね。でもこれは確かに場所を知らなければ絶対スルーですわ。



だってこんな場所ですし(メインロードからは全く見えないしもちろん看板もあるはずがない)、ヒントは左画像にマウスオン?



地中から延びるパイプの湯温を計測してみると「31.2℃」(右上画像マウスオン)。この時期であれば何らの問題もないですね♪

某野湯をしっかりタンノーしたあとは、いよいよ芽登温泉へと向かいます。基本的には手入れの行き届いた林道なのであまり苦労はありませんが、やはりブラックバードタンデム+小積載でのダート路は多少気を遣います。特に芽登への分岐私道からはほんのちょっと‥。やっぱり重量系二輪での上り下りはドキドキします

そんなこんなで無事にチェックインと相成りました。と、ここでいきなりのオドロキが起ころうとは!
Takema (宿帳に氏名住所を記入)
女将さん 「はいありがとうございます‥え、お客さん、市川の方なんですか?しかも○八幡!実は私たち夫婦も以前市川に住んでいたことがあるんですよ!」
Takema 「えーそうなんですか!どちらの方にお住まいだったんですか?」
女将さん 「市川ICの近くの○○木で理容店を営んでいたんですよ、夫がもともとここの出身なのでこっちに戻ってきたんですけれどね。」
Takema 「へぇーそうなんですかぁ。○○木にはわたしの親族も住んでます、○合さんって‥ご存じないですか?
女将さん (少し考えたあと)「○合さんっていったら、○○病院の院長の妹さんの○合さんしか思いつきませんが‥違いますよねぇ?」
Takema 「いえいえ違いません、その○合さんが私の母の姉なんです!」
女将さん 「えー、そうなの?Nさんにはタッパーを(以下略)。あと、Hくんを知ってますか?あの子は子供のころずーっとうちに髪を切りに来てたのよ!」
Takema 「あーもちろん!Hくんとは学年も1つしか違わなかったこともあり、子供の頃ずっと一緒に遊んでましたよー!(以下略)。
というわけでのっけからいきなり超ローカルな話題になっちゃいました。まさか芽登温泉のオーナーご夫妻がTakemaの親族をご存じとは‥これこそまさに「世間は狭い」の好例ですよね。いやー驚いた!

というわけで無色透明の硫黄泉を楽しんじゃいましょう!



内風呂はちょっと湯気モウモウでしたが、先客なしをいいことに露天への扉をしばし満開!露天は‥あーたぶん昔と同じだぁ。



露天風呂には何箇所からも源泉が投入されています。さっぱり系の硫黄泉は「毎日のお湯」にしたいですねー。

ちなみにTakemaはここに90年代半ばにも来たことがありました。露天は今のままでしたが(混浴でドキっ=ウブでしたねー)、内風呂部分は思い切りリニューアルしていてオドロキでした。そしてさらに確かほんの数年前に北海道を襲った豪雨‥このあたりをご主人に聞いてみると‥

そ、そんなことになっていたのでしたか!さらに聞けば、旅館の前の駐車場も泥沼化(大石ゴロゴロ系)していたらしく自衛隊も出動!、この平穏に見える温泉宿にも「嵐の時」があったのですね。お疲れさまでした。



そんなわけで夕飯乾杯&朝風呂を有り難くいただきました。

 

というわけで出発時にはご夫妻といっしょに記念写真。○○おばさんや○ろしくんにはアップの画像を送りますからね。


さてそんなこんなでふたたび北の大地を走り始めます!あ、でもやっぱり「太陽ぴかぴかの昨日の野湯」もいいかなぁということで再度寄り道訪問。



メインホース以外にも、この池の各所からぬるいお湯が湧き出ています。



名水湧水のごとく湧き出ているぬる湯はやがて本流へ。うわー釣りしたいなー。


「こちらの野湯全景動画」

湯温は低いですがいい湯です。硫黄臭が嬉しい。ただし羆注意であるのは言うまでもありません。

Wmv形式、1.37MB、35秒


そんなわけで、次は鹿の子温泉へ行ってみましょ。実はずっと前から立ち寄ってみたかった湯なのであります!
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