− その5 今年もバリバリスノーモービルツーリング♪&しっぽり宴会 in 道楽館! −



いやーエンジン快調気分爽快、これ以上何を求めましょう!

さてそんなわけで昨年に引き続き四季彩の丘にやってまいりました。昨年は「10kmツーリング」をお願いしましたが、今年はちょっと根性というか欲を出して「20km」にエントリーしていたのです。ただし天候は回復してきたとはいえこの時点では雲の切れ間から薄日が差す程度でしたし、今回の嵐のあと最初のお客ですから吹きだまりにはまったら脱出できずに大格闘ということも容易に予想され、やはり一定の不安材料がないわけではありません。でもまぁ、インストラクターが「行ける」と判断したのですから大丈夫でしょ!

なお、今回も「かみふらの 道楽館」のSottoooさんに諸手配をお願いしておりました。四季彩の丘からごく至近だし(歩いて行くには少々距離ありすぎですが)、宿ご飯は美味しいし、そして何よりもSottoooさん自身がライダーかつスノーモービラーであることから、いろいろな質問に適確に答えてくれるというのが大きいです。夏にバイクツーリングで訪れるときとはまた違う、適度な緊張感というものがそこにはあります(そうかなー?)。もちろん、ヘルメットや防寒具なども事前に送っておけば保管しておいて下さいます。またレンタル料金については、Sottoooさん経由でも四季彩の丘経由でもお値段は変わりません(ただし10km以上のツーリングに参加する場合はいずれにせよ予約の要あり)。
ちなみにSottoooさん、今冬から、「スノモカフェ」というサービスを有料で始めました。モービル後部にコンテナをくくりつけ、アツアツのスープやケーキ等々を積み込んで出発し、雪原のど真ん中等景色のいいところでゆったりくつろいでしまおうという趣向なのであります。

ただし道楽館宿泊者のみのサービスであること(たぶん)、その他にもいくつか条件が整わないと出来ないこともありそうですので、料金も含めSottoooさんに直接お問い合わせ下さいませ。

実は今回このスノモカフェもお願いしていて、かつSottoooさんも大排気量モービルで同行ということになっていたのですが、前述の通り午前ツーリング中止+急遽の午後ツーリングということでSottoooさんの予定と合わなくなり、よってこのスノモカフェのみ今回の旅行の中で「計画通りにいかなかった」事案となってしまいました。うーん残念。ま、次回があるさ?(笑)。というわけでいよいよ乗車です。



というわけで、行ってきまーす!(この時が一番天気が悪かった)。

まずは規定の周回コースを2周して、これで慣らし運転は完了です。すでにSottoooさんから「今日行く客は去年も10kmコースを走ってる」という連絡が入っていたからか、「どうですか?大丈夫行かれそうですか?」等の質問は一切ないまま「では、出発しましょう」と述べるインストラクター氏。いやー実は、この時点では「何だか曲がらなくて」去年よりビビってたんですが(笑)。でも理由は走り終えてしばらくしてわかったような気がしてきました。つまり、

去年はそれこそ20年ぶりくらいのスノモでしたから「慎重&安全第一」で練習したのですが、今年は2年連続ということもあって気がせいていたのか慣らし2周目ではコーナー手前で「いかん、こりゃ曲がれん!」とブレーキ(気休めにしか効かないんですが)を多用したりして、たぶん傍から見たら「やんちゃな走り」になっていたと思われます。というわけでやっぱり慎重に行くことにしました(笑)。すると‥



われわれは「道路整備」を待つだけですが、、右上画像の奥ではインストさんが脱出作業の真っ最中です。

うーむ出発した直後からこの状況ということは、これはさすがにコンディションからしてどうみても20kmツーリングはキビシイのではなかろうかと思っていたところで、何とこんなすごい大御所が登場したのであります!(左上画像マウスオンで出てきます)。

ぬはーキタ来た雪上車!インストさんが携帯で呼んだそうなのですが、それにしても雪上車が登場するってここは南極か!(笑)。ちなみにこの雪上車は今冬から導入された車両らしいんですが‥こういう特殊車両を購入する市場ってどこにあるんでしょうか?スノーモービルよりもさらにローカルな世界だと思われるんですが(笑)。

ま、それはともかく雪上車が無事吹きだまりルートを力ずくで開拓し、このあとはちょっとした吹きだまりはありましたが難所ではインストさんが何度か往復してしっかりした道を造ってくれましたのでわれわれが「どつぼにハマってさぁ大変♪」ということは結局一度もありませんでした。ありがたや。



ただいまインストさんによる道路整備中。神妙に待つおしんこどんとTakemaであります。



と、ここでインストさんが雪の状況を確かめに走っていきました。気持ちよさそうですが「行ったら地獄」なのかも知れません(笑)。




「雪上車到着&インストラクターさん偵察行から帰ってくるの巻」

いやー重量とキャタピラの爪にモノをいわせてどんどん進んできますね雪上車。で、しばし進んだところでインストさんが周辺状況を偵察に行ってきたわけです。

Wmv形式、1.27MB、33秒

しかも、上の画像を見ればおわかりかと思いますが、出発時にはどんより垂れ込めていた雲が、この頃になると徐々に移動し始め、薄日が差してきたと同時にところどころ青空も顔をのぞかせるようになってきたのであります!うわーいお天候回復中♪



何ともヨロシイ傾向ではあーりませんか!

ちなみにこの日の午前中、天気予報では道内どこもかしこも「暴風雪警報」だらけだったにもかかわらず、われわれのいる「上川地方」だけにはこの警報が出ていなかったわけですよ。どうやらこの時われわれは「道内で一番天気がいい場所」にいたとしか思えません。しかもこの絶妙なタイミングを僥倖といわずして何と言う!
ちなみにこの翌日は弟子屈(川湯温泉)に行ったのですが、宿の方いわく「昨日はこっちはもーのすごい大荒れだったんだから、お客さん達はラッキーですよ」ということでした。また、おしんこどんの友人がこの土日にガリンコ号だかおーろら号に乗りに行くツアーで網走界隈に来ていたそうなのですが、あとで聞いた話によると添乗員さんから「危険ですから宿から一歩も出ないでください」ときつく厳命されていたそうです。げにおそるべき爆弾低気圧だったのでありました。
おっと話が天気のことばかりになってしまったのでモービルに戻しましょ。先方偵察に行ったインストさんが戻ってきておっしゃるには、

なるほど、谷あいにはかなり雪が吹きだまっているらしいのですね。われわれとしても「雪掘り大作戦」はあまり望むところでもないので「はーい結構でーす!」とすぐに提案を受けいれました。というわけで、実は去年と同じところなんですけれど、ひろーい雪原までやってまいりましたでございます!



まずは缶ココアでも飲んで一服です。そして‥

そう、ここでは基本的にフリー走行OKなのであります。しかも去年とは違って先人のトレースはなく、あまり端っこまで行かなければそれこそコース取りも自由自在のよよいがよい、はんにゃはらみたレッツらゴーなのですから!というわけでまずはTakemaからすたーと!



直線ではエンジン全開!のつもりだったんですがまだまだ?右上画像では無理矢理ターンをかましてます。



続いておしんこどん。さすがに2回目ともなると安定感が違いますね。実は1回あさっての方向に向かいかけたというのは公然のヒミツです。



おしんこどん、向こうから走ってくるの図。実は中央画像では「思いっきりコースアウトして新雪の登り坂という最悪状況で格闘大ピンチ」だったようです(笑)。



結局、この雪原を荒らしに荒らしまくり(笑)、いやー十分に堪能いたしましたです。




「Takema&おしんこどんのスノモライディング2009」

体重移動も甘く高速ターンも出来てませんが、これでも十分に楽しかったのだからいいのです。

Wmv形式、3.08MB、1分22秒



というわけですっかりタンノーして戻ってまいりました。

帰り道は去年と違ってもう少し長い距離のルートを使って戻ったため、到着後インストさんから「では今日は15kmということにしてください」と言われました。実際にはフリー走行の分も合わせてメーター読みで19kmくらい走ってましたっけ。ちなみにフリー走行時にはこれまたメーター読みとはいえ80km/hを越えていましたからまぁまぁスピードも出せたかも(去年は70km/hを越えたか越えないかくらい)。ちなみにこれより大排気量車を借りることも出来るようなんですが、「一度乗ると(小排気量車に)戻れなくなる」らしいんで、まだ今のところはこの赤車(500cc)で十分です。とにかく1年に1度の楽しみ、あー面白かった♪



ふと気がつけば午後もそこそこの時間になりつつありました。観光客の姿もなくなり、すっかり静かになっちゃいましたね。

そーんなわけで、道楽館へと戻ることにいたしましょ。今宵は3人で宴会モード♪というわけでまずはお風呂を頂戴し、調理中のSottoooさんには申し訳ないですがもう待ちきれませんのでとにかくいただいてしまいましょうナマなま生ビール!



サッポロクラシックとハートランドのダブル主人公、でもメインはやっぱりこっち(Classic)なのでありました。

と、しばしまったりしているうちにふと気づいたこと。それは「北海道限定の(はずの)Sapporo Classicが時々内地で売られていたりするよなぁ。ではこの樽生を内地で飲むことは出来ないのか?」。というわけで、2009/4開催のTakemaオフキャンプではこの樽生を振る舞おうと決めた次第です。あー、何だかどんどん手を広げすぎているような気が?(笑)。

さてそうこうしているうちに今宵のご飯も出来上がってきたようです!Sottoooさん、料理の説明がなくてごめんなさいm(_ _)m。




「そーれぞーれおーいしいウマごはんーっ♪」
(大阪は道頓堀「かに道楽」のメロディーで口ずさんでください)

ちなみにこの日のコンセプトは「宴会料理」。もちろんご飯も出たんですが、最初のホワイトコーンスープ(初めてではないんですがこれがまた絶品なんですよね)を除いては、基本的に居酒屋系メニューなんですよね。しかし「インカのめざめ」なる対煮くずれ最強ジャガイモを使った角煮(酒のつまみに最高!)や柔らか手羽先(これまた絶品!)で、もうこりゃ酒が進む進むご飯は進まない(笑)となれば、



調理を終えたSottoooさんと3人で、いつの間にか全員焼酎で乾杯です!(笑)。

ところで、本日は幻に終わった「カフェ 大雪原」の中身を拝見することにいたしました。

うはー、真ん中写真のコピー文句が何ともいいですね。このシールとともに、Sottoooさんの「大雪原カフェ」にかける意気込みが伝わってきます。で、右上画像には3つのポットが並んでいて、たぶん一番大きいのが「熱いスープ用」なのかなと。そして当然ここには入っていないおつまみというかスナックというかケーキというか‥あー、今回このカフェでまったり出来なかったのはやっぱり残念!(最初にスノモカフェの様子をアップできるかなと思っていたんですが‥)。

このあとは、会話もご飯(というかおつまみ)も、そしてお酒もどんどん進み‥気がつけばSottoooさんは管理人室へ(なぜか部屋開けっ放しなのはまだしも、ベッドでなく椅子に座ったまま即身成仏なさっていたのは「復活の時」を考えておられたと思うんですが、そんなんいいからゆっくり寝てください!)、そして冷静なおしんこどん(一番飲んでない)はきっちり「じゃぁ寝るね」、そしてTakemaは寝ようと思っていたにもかかわらず気がつけばコモンルーム内のPCにてネット方面にご挨拶申し上げていたのでありました(ただのヨッパーだったとも言います)。

しかし!明日は早いゾー!無意味なくらいに早出なのであります!しかも‥朝ごはん前にどこへ行く?ふふふのふ。
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