− 妙高&蓮華温泉その他の湯めぐり(1) 称明滝の湯訪問 −



ほーらほら涼しげでしょ。ちなみにこの場所は標高1500m、なかなか快適であります。

(2010年7月23.24日)

梅雨明けとともに、やってきましたとことん暑い夏!連日30度を軽々と超える猛暑が続いております。大汗かきのTakemaにとっては試練の夏というわけで、それではちょっと高原でのんびり避暑しましょといきたいところですが、言うは易し行うは難し横山やすしはかたせ梨乃を兼ねないのであります(古いな)。

さてしかし、どこかの誰かさんの手違いでふっと湧き出た7/23(金)の平日有休!撤回して出勤してもいいのですが、せっかく出てきた平日休み+土曜休みを有効に使っちゃえ、ならばお宿もたまにはテントにするとして‥どこ行こう?そんなわけで前日になってようやく主だった行程を決めた次第であります。おしんこどんは金土とも先約があって参加せず、また途中経路につい1週間前まで通行止めだった長めの林道があるのでバイクもお留守番でありました。

さてそんなわけで家を出たのは5:30。休憩1回のみで一気に車を走らせ外環−関越−上信越道を駆け抜けて妙高高原ICへ、さらにわっせわっせと山の方に上がり、標高1150mの燕温泉駐車場に着いたのは9:15くらいでありました。ここで軽く朝ごはんを食べ(サンドイッチ)、軽登山靴に履き替えていざ向かう先は北地獄谷の中流にある称明滝!とはいえ妙高山への登山道沿いにあることから、標高差が350mあることを除けば特段の危険はありません。

この日の最高気温予想は長野市で34度だとラジオから聞こえていましたが、幸いこの燕温泉エリアは山あいの雲の下で直射日光がさえぎられており、いわば絶好の登山日和というべきでしょうか。出発時の気温23度、これまたよしよしです。



燕温泉には無料の足湯もありましたが、もっと新鮮な湯に浸かりに行ってきますのだ。



出発は9:44。片道50分ということです。いざスタート!


黄金の湯の脇を通ってコンクリ舗装の林道を上っていきます。途中から登山道に入るわけですが、実は目的地近くには赤倉温泉の源泉地があり、そこまでは全て舗装林道ならぬ「舗装登山道」になっています。そうと知っていればこんなにゴツい靴を履いてこなかったんだけれどなぁ(苦笑)。傾斜は前半の方が急で大汗をかきましたが、途中からはトラバースの緩やかな傾斜に変わり、ちょうど30分で赤倉温泉の源泉地に到着です。

管理小屋の前には水が引かれており、ここでたっぷり補給というかゴクゴク。下から持ってくる水は500mlで十分かも知れません。ただしここの水が涸れていたら知らないよっと(無責任)。ずっと以前のGWに火打山−妙高山とテント縦走してここに下りてきた時は管理小屋なんてなかったよなー。これも時代の流れなのか、それとも豪雪地帯ゆえ冬期は解体されていたのかな?



この施設にもあるヒミツがあるのですが、今回は探索し忘れて下りて来ちゃいました(苦笑)。

ここからはいきなり傾斜がきつくなるコンクリ登山道をさらに登っていきますが、徐々に滝が見えてくるので嬉しくなってきます。脇から流れ込む小沢の水も微妙にぬるかったり、また温度は低いが成分のびっしりこびりついた水流があったりして楽しいです。

下段の滝の上で対岸に渡ると、もうすぐに称明滝へと到着です(休憩込み45分かかりました)。ただーしただし!わたしは別にこの滝を見にわざわざ登ってきたわけではありません(笑)。そう、この滝の下にはこんな温泉がしつらえられているのです!



というわけでこれはもう入浴するしか選択肢がないのでありますが(そのために来たんだし)、いやその前に、もうちょっと本家の滝周辺を探索しに行きましょう。実はこの滝の脇にもそこそこの湯温の温泉が湧き出ているらしいのです。が、しかし!



たぶんこのあたり‥でも温度も低く湧出量もぐっと少なかったので諦めました(潔いでしょ)。

そんなわけで湯をタンノーすることにいたしましょう。と、ここで2世代家族連れの「正真正銘の滝見学ご一行」が到着です。皆さん滝の直下に行ったのですが、最初に戻ってきた若奥さんに御願いして写真を撮ってもらうことに(笑)。しかし‥



確認しなかったTakemaが悪いのですが、モードが「動画」になっていたらしく静止画質が悪くてゴメンナサイ。



湯口では49.1度、湯船では44.3度ありました。皆さんいわく「こんな熱いのによく入れるねー」。へへへ(ちょっと優越)。



滝の全景と湯船を一緒に写し込むのにはちょっと苦労しました(笑)。

【称明滝下の湯】


さてそんなわけでそろそろ帰ることにいたしましょう。やっぱ下りは楽ですが、しばらく山歩きをしていないから筋肉痛にならないかちょっと心配でした(苦笑)。結局赤倉源湯で顔を洗ったりしながらも30分ちょいで到着です。ここからS滝に向かったところにも魅惑的な場所があるそうなのですが、「S滝には行かれません」との表示があったのであえなく断念した次第です(危険防止の観点から通行止めにしているように思われました)。

さてそれでは山歩きの汗をどこかに流しに行きますか(笑)。
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