− 妙高&蓮華温泉その他の湯めぐり(5) 笹倉温泉に寄り道後、日本海の幸をほおばるの巻 −



あー、山上エリアは涼しいですねぇ、もちろん窓満開で走ります。

さて蓮華温泉湯めぐりをタンノーしたわけですが、そろそろ帰り道を考えなければなりません。再び乙見山峠を越えて帰るというのは論外としても、このままR148を豊科まで南下して高速に乗るのもあまりに芸のないルートでしょう。というわけでとりあえず糸魚川まで北上して「日本海を眺めてから帰ろう」ということにいたしました。

しかし朝がパン1枚とコーヒーとゼリーだけというのでちょいとお腹が減ってきました。そんなわけで前から気になっていた途中の「栃の木」にてお蕎麦をいただくことに。「そばうどん」ののれんが掛かっていたのでちょっと警戒して盛り蕎麦にしたのですが、もちろん手打ちでそこそこ美味しかったです(昨日の赤倉温泉笑和の方が上でしたが)。

ただし味よりも楽しかったのが、従業員のご夫婦+お1人の会話。「サルにトウモロコシを30本やられちゃったのさ、今年はもうダメだねー」「イノシシはどうだい、このあたりじゃジャガイモもさんざんやられとるが」「うちは今んところ大丈夫だね、やっぱりそれよりもサルだね、30匹くらいの群れで来られたら為す術ないもん」とか何とか(笑)。いや笑っている場合じゃないんですが、このような地域の皆さんにより山村の維持がなされているわけです。皆さんいつまでもお元気で!

さてこのあとは糸魚川まで出て8号線を東進します。が!ツーリングマップルの該当ページには内陸エリアに「ヌル、土日800円」とのランボーな書き込みが。一体いつメモったのかもわかりませんが(どうせヨッパラー状態で書き込んだに違いない)、たぶんそういう時の勘こそすごいんじゃないかと思って訪問してみましたよ笹倉温泉。

何とこの笹倉温泉は「秘湯を守る会」の加盟宿だったんですね。道理で本館が巨大だったわけだ(笑)。しかし日帰りは800円、もちろん全部の湯に入れるわけですが、南館の受付裏にある小さな浴室だけがかけ流しらしいので、受付から5mほどのこの浴室へ。だーれもいないのが不思議(笑)。



源泉の受け口にはなぜかネットが。と思ったら浴槽内にも茶色の湯花が舞っておりました。



実際はもっともっと舞っていたんですが、今回は防水デジカメ不持参だったので‥。



休憩室でしばしまったり(普段は休まないんですが)。ん、奥にあるポスターは?いやぁ何だかイイですね(左上画像マウスオン)

何だかそれほどヌル感も感じませんでしたがアブラ系なんでしょうかね。そんなわけで日本海を眺めつつ走り始めます。みごとに快晴でクソ暑いんですが、海岸沿いでは地元の皆さんがめいめいくつろいでおられました。しかしそれでも暑いと思うんだけれどなぁ(笑)。



このあたりにはだーれもいないなと思っていたら、親子とおぼしきお2人が!(右上画像マウスオン)。

このまま帰るのもナニだなぁと思っていたあたりで道の駅があったので寄ってみると、あれまここは以前日帰りツーリングの途中でカニを食った場所だわな。確かTakema最長不倒記録の1日840km走行の時じゃなかったかな。何だか懐かしい。

しかし今日はカニはいらんなぁと思いながらぼちぼち店先を眺めていると、岩ガキの単品売りがあるじゃないですか!しかも殻開けサービス付きで!400円と600円の2本立てでしたので、迷うことなく600円の品を所望。こういうところでケチってはいけません(笑)。

出てきたモノは確かに大物でありましたが撮影に失敗。どうして縦位置から撮っちゃったんだろう(苦笑)。しかし肝心の本体は確かにプリプリで美味しかったので満足しました。さーて帰るか、いや本当に帰るのか?(笑)。
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